デジタルハーツHD、子会社の上場準備に伴うグループ内組織再編へ
株式会社デジタルハーツホールディングス(3676)は、完全子会社である株式会社AGEST(東京都文京区)の株式分配型スピンオフおよび上場の準備を開始しており、この一環として、グループ内組織再編の実施を決定した。
また、これに伴い、孫会社の異動が発生する。
【組織再編の概要】
デジタルハーツホールディングスが持つLOGIGEAR CORPORATION(米国 カリフォルニア州、以下LGUS)、株式会社CEGBおよび株式会社GPCの株式管理事業を、AGESTに承継させる吸収分割を実施する。
また、LGUSが持つAGEST Vietnam Co., Ltd.(以下、AGVN)、DEVELOPING WORLD SYSTEMS LIMITED(以下、DWS)およびMK Partners, Inc.(以下、MKP)、計3社の全株式をAGESTに譲渡する。
デジタルハーツホールディングスは、ソフトウェアテスト専門企業。エンターテインメント事業、エンタープライズ事業を行っている。
AGESTは、エンタープライズ事業の中核子会社。ソフトウェアテスト、セキュリティサービスの提供等を行っている。
LGUSは、ソフトウェアテスト、テスト自動化支援等を行っている。
デジタルハーツホールディングスは、エンターテインメント事業、エンタープライズ事業を完全に分離した方が、両事業の成長ポテンシャルの最大化、および企業価値の向上を実現できると判断し、AGESTのスピンオフ上場の準備を開始した。
スピンオフ上場目的の達成とガバナンス体制のさらなる強化を目指し、LGUSをはじめとするグループ会社の株式をAGESTが直接保有する連結企業集団へと移行する本組織再編を実施するとした。
・今後の予定
吸収分割契約締結日 2023年10月31日(デジタルハーツホールディングス・AGEST)
株式譲渡契約締結日 2023年11月30日(AGEST・LGUS)
吸収分割効力発生日 2024年1月1日
株式譲渡日 2024年1月1日