成長戦略セミナー

オートバックスセブン、車検・整備、板金事業等を行う近藤自動車工業を買収

更新日:

株式会社オートバックスセブン(9832)は、近藤自動車工業株式会社(京都府久世郡久御山町)の全株式を取得し、完全子会社化することについて2024年4月9日決定した。

オートバックスセブンは、オートバックスグループ店舗のフランチャイズ本部としてカー用品の卸売および小売、車検・整備、車買取・販売、板金・塗装等を行う。

近藤自動車工業は、自動車の修理・整備に関する業務、自動車の販売およびリース業務、自動車用品および付属品の販売を行う。

株式取得の理由

オートバックスグループは「5ヵ年ローリングプラン」において、「次世代技術に対応する整備ネットワーク」構築の一環として、さまざまな施策を展開している。このたび、新たな整備事業者とのネットワークを構築し、より多くのお客様と接する機会を獲得するとともに、さらなる収益力の向上を目的に、近藤自動車工業を完全子会社化することとした。

株式取得の内容

オートバックスセブンは、2024年5月1日付にて、近藤自動車工業の全株式を取得し、近藤自動車工業はオートバックスセブンの連結子会社となる。

取得株式数および取得前後の所有株式の状況

(1) 異動前の所有株式数  0株(議決権の数:0個)(所有割合:0%)
(2) 取得株式数  20,000 株(議決権の数:20,000 個)(所有割合:100%)
(3) 異動後の所有株式数 20,000 株(議決権の数:20,000 個)(所有割合:100%)

日程(予定)

(1) 決定日:2024年4月9日
(2) 株式譲渡契約締結日:2024年4月9日
(3) 株式譲渡日:2024年5月1日(予定)

機械器具小売業界のM&A・事業承継の動向はこちら

オートバックスセブンに関連するM&Aニュース

オートバックス・ディーラーグループ・ホールディングス、東葛ホールディングスへのTOBが成立

株式会社オートバックスセブン(9832)の完全子会社である株式会社オートバックス・ディーラーグループ・ホールディングス(東京都練馬区)による、株式会社東葛ホールディングス(2754)の公開買付け(TOB)が2024年9月24日をもって終了した。応募株券等の総数(4,532,900株)が買付予定数の下限(3,225,500株)以上となったため成立している。東葛ホールディングスは、2024年10月1日

オートバックスセブン、子会社のオートバックス・ディーラーグループ・ホールディングスがPCTホールディングスを買収へ

株式会社オートバックスセブン(9832)の連結子会社である株式会社オートバックス・ディーラーグループ・ホールディングス(東京都練馬区)は、PCTホールディングス株式会社(東京都港区)の全株式を取得し、完全子会社化(オートバックスセブンの孫会社化)並びに、PCTホールディングスの子会社であるパワーコントロールテクニック株式会社(群馬県桐生市)を連結グループ化することを決定した。オートバックス・ディー

オートバックスセブン、ホンダディーラーの東葛ホールディングスに対しTOBを実施

株式会社オートバックスセブン(9832)の完全子会社である株式会社オートバックス・ディーラーグループ・ホールディングス(東京都練馬区)は、株式会社東葛ホールディングス(2754)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。TOB成立後、東葛ホールディングは上場廃止となる見込み。東葛ホールディングスは、TOBに対して賛同を表明している。オートバックス・ディーラーグループ・ホールディ

オートバックスセブン、自社ローン専門の中古車販売事業のオトロンカーズを買収

株式会社オートバックスセブン(9832)は、オトロンカーズ株式会社(千葉市中央区)の全株式を取得し、完全子会社化することを決定した。当該会社は、オートバックスセブンの連結子会社となる。オートバックスセブンは、オートバックスグループ店舗のフランチャイズ本部としてカー用品の卸売および小売、車検・整備、車買取・販売、板金・塗装等を行っている。オトロンカーズは、独自の審査による自社ローン専門の中古車販売店

オートバックスセブン、関連会社でカー用品小売などのピューマを株式交換により買収

株式会社オートバックスセブン(9832)は、オートバックスセブン関連会社の株式会社ピューマ(富山県射水市)を完全子会社とする株式交換を実施することを決議し、株式交換契約を締結した。オートバックスセブンを株式交換完全親会社、ピューマを株式交換完全子会社とする株式交換方式。オートバックスセブンは、カー用品卸売・小売、車検、車両販売、板金・塗装等を行う。ピューマは、富山県においてオートバックス8店舗、ス

この記事に関連するタグ

「買収」に関連するコラム

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。バイアウトとは?バイアウト(BuyOut)とは、経営再建による事業継続や収益向上を目的に、経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法を指します。一般的には、企業の経営陣や従業員が自身の資金や外部の投資

TOB(株式公開買付け)とは?目的など概要をおさらい

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的など概要をおさらい

TOB(株式公開買付け)とは?TOBとは、株式公開買付け(TakeoverBid)の略で、対象企業の経営権取得を目的に、株式の買付価格や期間、株式数などを公告し、取引所外で多くの株主から大量に買付ける手法を指します。一般的にTOBを仕掛ける買収側を「公開買付者」、実施される側を「対象者」と呼びます。東京証券取引所の市場再編やPBR(株価純資産倍率)改善要請を背景に、成長を意識した買収、上場企業への

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。同意なき買収(敵対的買収)の事例直近、国内で行われた同意なき買収に

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。日本M&Aセンターでは、M&Aをはじめ様々な経営課題の解決に向けて専門チームを組成し、ご支援を行っています。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちらコングロマリットとはコングロマリット(co

新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

M&A全般
新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

業界経験豊富なM&Aのスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動きについて、プレスリリースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回はNTTドコモとマネックスグループ・マネックス証券のニュースを解説します。※本記事はYouTube動画の内容を抜粋・編集してご紹介します。日本M&Aセンターは上場企業、中堅・中小企業のM&A・企業戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。ご相談は無料、秘密厳

「後継者のいない会社」を買うメリットとは?

M&A全般
「後継者のいない会社」を買うメリットとは?

近年、後継者不在の会社を第三者が譲受けるケースが増加傾向にあります。本記事では、後継者のいない会社を買う場合のメリット、認識しておきたい注意点、会社の探し方や相談先についてご紹介します。買収をご検討の方は、希望条件(地域、業種など)を登録することで、条件に合致した譲渡案件のご提案や新着案件情報を受け取ることができます。まずは登録から始めてみませんか?買収希望条件の登録(無料)はこちら後継者のいない

「買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。買い手が買収先を検討する流れ企業概要書をふまえ、さらに具体的に検討を進めるに一般的には「M&A仲介会社との提携仲介契約の締結」「個別詳細情報についての質疑応答」のステップがあります。買い手候補企業の

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。買収先の探し方①譲渡案件型お相手探しは大きく「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つにわかれます。譲渡案件型は、M&A仲介会社が保有する売り手企業(譲渡を希望する企業)の

買い手がM&Aを行う目的

買い手がM&Aを行う目的

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。【登録無料】買収をご検討の方は、希望条件(地域、業種など)を登録することで、条件に合致した譲渡案件のご提案や新着案件情報を受け取ることができます。まずは登録から始めてみませんか?買収希望条件の登録はこちらM&Aの目的①市場シェアの拡大企業は競合他社を買収することで、自社の市場シェアを拡大

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード