感動の調印・成約式はM&A成功へのスタートライン
⽬次
- 1. 調印・成約式は結婚式
- 2. 調印・成約式にはサプライズも
- 3. 人を動かす、調印・成約式ムービー
- 4. 最後に
- 4-1. 著者
調印・成約式は結婚式
日本M&Aセンターでは株式譲渡契約を締結する「調印・成約式」を、極めて重要視しています。M&Aを人間の恋愛に例えるのであれば、調印式は結婚式と同じですから、当然ですね。 本日3/30は今年度最後の大安吉日、社内が非常におめでたい雰囲気に包まれています。
当社は日本全国に拠点がありますが、すべての拠点で調印・成約式にふさわしい会場をご用意しています。
(会場のほかにも、お客様にとってゆかりのある場所などご希望に応じて行っています。)
調印・成約式の企画や準備、や当日の運営は、ブライダルやホテルなどで研鑽を積んだ専任のセレモニストがフルサポートを行います。
専任のセレモニストが式の企画から当日のサポートを行います
調印・成約式にはサプライズも
調印・成約式の流れは一般的には以下の通りです。
- 株式譲渡契約書の最終確認と捺印
- 譲渡企業のご挨拶
- 譲受け企業のご挨拶
- シャンパンによる乾杯
- 写真撮影
場合によってはサプライズを用意します。奥様からの手紙や、お子様からの手紙には社長様がこれまでで一番感動していただきました。創業から一緒に苦楽を共にしてきた奥様の言葉は、実に深く、温かみがあり、社長によっては涙を流したり、涙を流すまいとずっと右上を見てこらえていたりと、一緒にいる我々も、涙なくしてはその場にいられない状況がよくあります。またこのほか、社長が創業されてから今日に至るまでのムービーを制作し、放映することもあります。
人を動かす、調印・成約式ムービー
当社では、当事者様のご希望により調印式の様子を撮影し10分位の映像にまとめてプレゼントしています。人の結婚式では、必ずムービーや写真などを記念に撮りますが、それと同じです。しかしM&Aの世界では、このムービーは後で懐かしむためだけに撮影している訳ではありません。これは後のディスクロージャーの時にも活用してもらっています。特に譲受け企業の社員に見てもらい、今回のM&Aについて、理解し、少しでも早くシナジーが創出できるようにという目的です。 なぜなら、M&Aは極めて限られた関係者で進めることが通常です。買い手も、社長と意思決定にかかわる取締役のみしか知りませんので、買い手の一般社員からすれば、M&Aは知らない間に会社が意思決定したことと、どこか他人事に映るでしょう。そういう社員が、このムービーを見たらどうでしょうか?
- 売り手社長がどのような想いでその会社を創業し、育て、譲る決断をしたのか?
- 買い手社長がどのような戦略、シナジーを想定して、その会社を譲り受ける決断をしたのか?
これらのことが、映像なので直接、見ている人の感情に訴えかけます。セレモニーの厳かな雰囲気と、人生で大きな決断をした経営者たちの涙は、人の心を動かします。これが「調印式ムービー」の威力です。これを見ることで、買い手社員の当該M&Aに対する理解が一気に深まり、その後の「PMI」へとつながっていくのです。
よい調印・成約式はよいPMIへとつながる
最後に
当然ですが、中小企業のM&Aは成約することがゴールではありません。成約し、その後シナジーが創出され、Win-Winの関係が作られ、「成功する」ことがゴールです。その成功が一日でも早く訪れるようなM&Aにするため、このような門出を祝うサービスにも注力しています。
<関連ページ>
日本M&Aセンターが考える成約式とは