NHKおはよう日本で日本M&Aセンターが特集

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2021年12月10日放送のNHK「NEWS おはよう日本」で、日本M&Aセンター代表取締役社長の三宅卓のインタビューが放映されました。「中小企業 後継者どう探す」をテーマに日本M&Aセンターの事業内容も紹介され、黒字ながら休廃業する中小企業の事業承継がフォーカスされました。

NHKのインタビューに応える三宅社長

日本の少子高齢化を背景に、国の試算では2025年までに127万社の中小企業・小規模事業者が後継者不在となり、黒字ながら休廃業・解散する企業数が60万社にも上ると予想されています。コロナ禍で2020年は約5万社が休廃業し、2019年に比べて15%増加しました。

中小企業の事業承継成功の秘訣を語る

同番組でビジネストレンドを紹介するコーナー「おはBiz」で、NHKの神子田章博解説主幹が中小企業の事業承継の現状をレポートしました。放送では、岩手県盛岡市の精肉店の事業譲渡が紹介された後、事業承継を仲介する民間のビジネスが拡大しているとして、7,000件超の成約実績を持つ国内最大手の日本M&Aセンターが特集されました。神子田解説主幹のインタビューで、中小企業の事業承継成功の秘訣を問われた日本M&Aセンター代表取締役社長の三宅は「(譲受企業が)譲渡企業が作ってきた歴史、技術、ブランド、のれんを引き継ぐ敬意を払うことが大事」と強調し、引き継ぐ社長が新しい従業員に対して、自ら顔を出して自分の言葉で説明する姿勢も求めます。

必要なことは義理と人情と浪花節

大企業同士のM&Aで、片方の企業だけを支援するFA(ファイナンシャル・アドバイザー)とは異なり、中小企業のM&Aは仲介が一般的で、譲渡企業と譲受企業の双方を支援します。三宅は「中小企業のM&Aは本当に人間臭くて、泥臭い。義理と人情と浪花節が必要で、そこをきちっとやらないと成功しない」と話しました。

働く人の約7割は中小企業で働き、このまま廃業が続けば日本経済の損失も大きくなります。神子田解説主幹は「後継者をどう見つけてくるか。喫緊の課題となっています」と報告しました。日本M&Aセンターは今後も経営理念の「M&A業務を通じて企業の存続と発展に貢献する」ことで、日本社会と日本経済に貢献してまいります。

著者

M&A マガジン編集部

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