タイでビジネスをする際、知っておきたいこと4選
⽬次
- 1. ビジネスでの呼び名は〇〇〇〇〇⁉
- 2. 色が持つ意味を知っておく
- 3. 会食では禁酒日に用心
- 4. 移動は余裕を持って
- 4-1. 監修
ビジネスでの呼び名は〇〇〇〇〇⁉
井: 今回のテーマ、細かいことを含めると4選どころではなくたくさんあるのですが・・(笑) まずお伝えしておきたいのは名前問題ですね。 タイの人は、名前が長くて複雑な場合が多いため、日常生活はもちろんビジネスでもニックネームが使われます。たとえば名刺やメールアドレスにもニックネームが見られることが多いです。 何度もやりとりをしている人でも、本名を知らない人はたくさんいます(笑)。
ニックネームは、本名と関連するのか?いいえ、まったくそうでもありません。 短くて、言いやすい名前が多い印象です。 たとえばタイ語で雨は「フォン」と言うのですが、その人が生まれた日に雨が降ってたから「フォン」さん、とか。言いやすく覚えやすい、という点で、特定のニックネームが多く選ばれるので、ビジネスの現場でも同じ名前の人が多いこともしばしばあります。最初は戸惑われると思いますが、間違えないように覚えるには、慣れとコツがいるかもしれませんね。
色が持つ意味を知っておく
会食では禁酒日に用心
井: 人口の約9割が仏教を信仰しているといわれています。 なので、日常生活の中に仏教の影響が非常によくみられます。 たとえば街のいたるところに参拝場所である祠があり、道行く人は伝統的な「ワイ」という挨拶を行っています。 また、仏教関係の休日や選挙など政治的イベントの際は「禁酒日」が設けられているのもタイの特徴の一つでもあります。アルコールの販売や提供が禁止になるため、タイの飲食店で会食をするときは前もって調べておくことをおすすめします。一部、常時提供している場所もあるようですが、ルールを守ることがトラブルを未然に防ぐことにつながります。
移動は余裕を持って
井: 特に首都バンコクは基本的に車社会で、人口の過密化により世界的にも交通渋滞が激しいことで有名です。信号の数自体が少なかったり、道路の整備など交通インフラが万全ではないことも渋滞を引き起こす要因と考えられています。あと雨季はスコールが続き、道路状況が悪くなるので、私も何度か洪水でアポイントメントがキャンセルになったことがあります(笑)。電車など他の交通手段も増えてきてはいるので、使い分けることも解決策の一つではないでしょうか。タイの歩道はタイル貼りが多いので、あわてて走って転倒する人や、タイルの間から水がピュッと飛び出してきて汚れてしまった人を何人も見てきました。とにかく日本にいる時よりも余裕をもって、移動することが大切ですね。
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