国際女性デーに合わせて企業評価総合研究所・スピアでSDGsイベントを実施
⽬次
- 1. 勉強会は想像以上の反響!自分ごととして考えるきっかけに
- 1-1. 感想の一部をご紹介
- 2. 経営者として“世界一の働きやすさ”で“世界一の品質”を目指す
- 2-1. プロフィール
3月8日は国際女性デー。今年のテーマには「持続可能な明日に向けて、ジェンダー平等をいま Break the Bias」が掲げられ、世界各地で女性の活躍をたたえるイベントなどが開催されました。日本においても年々注目度が高まり、企業での取り組みも増えています。
日本M&Aセンターグループで企業評価等を専門に担う企業評価総合研究所とその子会社のスピアは、それぞれ70名ほどの正社員・契約社員が在籍し、女性が9割近くを占めています。今回、国際女性デーに合わせてジェンダーや平等をテーマに勉強会を実施しました。その狙いや当日の模様について、企業評価総合研究所 代表取締役社長 米澤恭子(写真右)と、勉強会の運営を担当した同社 加賀谷幸(写真左)に聞きました。
勉強会は想像以上の反響!自分ごととして考えるきっかけに
米澤 企業評価総合研究所では、企業に対する新たな評価軸も検討しており、サステナビリティ、SDGs、ESG等の基本的な理解を深める機会が必要だと考えていました。
今回、国際女性デーに合わせて企業評価総合研究所全員とスピアのリーダークラスの社員を対象に勉強会を企画し、講師は企業評価総合研究所の中でも特にサステナビリティに精通している当社の加賀谷に依頼しました。
加賀谷 企業評価総合研究所やスピアとして目指す姿を踏まえ、 まずは全員のスタートラインをそろえること、また国際女性デーが契機ではありつつも、自分と異なる存在に気付き、他者の価値観を受け止めることについての考えをめぐらす機会になること を念頭にプログラムを構成しました。
前半ではサステナビリティ、SDGs、ESGについての“勉強パート”を設け、後半ではジェンダーや平等について考えるためのヒントを提供しました。
その中では、平等の考え方、性別や先入観での無意識の決めつけをしていないかを問いかけてみたりすることで、身近な観点から一人一人に気づきを促すことを心がけました 。勉強会後のアンケートには中身の濃い感想を書いていただけて、関心の高さが伺えました!
感想の一部をご紹介
―ジェンダーや平等をキーワードに気づいたこと、これから自分がしていきたいことなどを教えてください。
「仕事でもプライベートでも無意識に決めつけがなかったか、想像力が欠けていなかったか、ハッと気づかされた」
「自分から見た少数意見について配慮できているか、フラットに判断したり俯瞰したりしたいと思った」
「相手を一人の人として敬うことが大切だと感じた」
―企業評価総合研究所の業務を通じて、SDGs(17の目標)達成に向けてどのような取り組みが出来そうだと思いますか。
「多様な働き方や男女問わない人事制度を模索する」「企業評価等へのより一層真摯な取り組み」
「ペーパーレス化」「お互い意見を言いやすい環境をつくる」
経営者として“世界一の働きやすさ”で“世界一の品質”を目指す
米澤 企業評価総合研究所では、在宅勤務や時短制度の導入など、ライフステージが変化しても誰もが働きやすく、長期的なキャリアを築きやすい制度設計を進めています。
その根底にあるのは 「自分が会社からしてもらってうれしかったことを皆にもしてあげたい」 という思い。私自身、日本M&Aセンターの経理として働いていた時代に会社初の産休育休を取得し、子育てや資格取得などを会社がサポートをしてくれたことをとても感謝しています。
企業評価総合研究所の社員にも同じように 安心して働ける環境を提供していきたいですし、長く働くためにも学び直しやキャリアの積みなおしができる会社にしていきたい と思っています。それを体現すべく、先日「ITパスポート」の資格取得にチャレンジしました!社長である私が率先して学ぶ姿勢をみせることでプレッシャーを感じる社員もいるかもしれませんが(笑)成長しながら仕事をしていく風土をつくりあげていければうれしいですね。