日本M&Aセンターが甲府市善行章を受章

広報室だより
更新日:

⽬次

[非表示]

天皇杯初制覇の快挙に沸く甲府市の市政発展に貢献したとして、株式会社日本M&Aセンター(代表取締役社長:三宅卓)が表彰されました。甲府市は2022年10月17日、市制施行133周年記念「市政功労章及び三章表彰式」を開催しました。日本M&Aセンターはグループ企業の株式会社サーチファンド・ジャパン(代表取締役社長:伊藤公健)とともに甲府市に企業版ふるさと納税で寄付し、甲府市善行章を受章しましたことをご報告いたします。ふるさと納税は子育て支援など「子ども応援」分野の予算に活用されました。


(左から日本M&Aセンターの大槻昌彦常務取締役、甲府市の樋口雄一市長、サーチファンド・ジャパンの伊藤公健代表取締役社長)

今年の甲府市の市政功労章及び三章には253の個人・団体に贈られ、三章は有功章、優遇章、善行章で構成されます。表彰式前日には、甲府市をホームタウンとするサッカーJ2のヴァンフォーレ甲府が天皇杯で初優勝する快挙を果たし、街中には歓喜する垂れ幕が掲げられました。甲府市総合市民会館で開催された表彰式であいさつした甲府市の樋口雄一市長も開口一番に「皆さまと一緒にお祝いを申し上げないといけません。ヴァンフォーレ甲府の天皇杯優勝、誠におめでとうございます。小さな街の小さなクラブチームが、見事日本一に輝きました。私たちの、甲府市民の、山梨県民の宝でございます」とチームをたたえ、会場は大きな拍手で包まれました。

表彰について樋口雄一市長は「受章者の皆さまは市政の各分野において地域社会の発展と市民福祉の発展にご尽力くださいました。甲府市にとって、皆さまの実績1つ1つが市政発展と未来に向けた街づくりの礎になります。皆さまのご功績に感謝とお祝いを申し上げます」と話しました。

日本M&Aセンターとサーチファンド・ジャパンは2022年1月、甲府市のリフォーム会社「ミスターデイク株式会社」(代表取締役社長:大屋貴史)を地元出身のサーチャー(経営志望者)が後継ぎとなるサーチファンド型のM&Aを成約に導きました。当社グループ初のサーチファンド第1号案件となった成約を記念して、ミスターデイクを含めた3社による社会貢献活動の一環で、甲府市に寄付を行いました。

表彰式に参列したサーチファンド・ジャパンの伊藤公健代表取締役社長は「全国を対象にしたサーチファンド投資事業者による国内初の成約を甲府市で実現できたこと、また日本M&Aセンターが受章できたことを大変嬉しく思います。これからも地域経済を支える金融機関と連携してサーチファンドという新しいビジネスモデルを日本に広めてまいります」と話しました。

日本M&Aセンターの大槻昌彦常務取締役(サーチファンド・ジャパン取締役)は「この度、栄えある善行章を受章できたことは当社にとって名誉なことです。これからも甲府市や山梨県のために、地域金融機関や会計事務所の皆さま方と連携しながら、後継者不在企業をM&Aで支援して、地域経済の活性化に貢献してまいります」と語りました。

サーチファンド・ジャパンの初成約事例(ミスターデイク)はこちらから

著者

M&A マガジン編集部

M&A マガジン編集部

日本M&Aセンター

M&Aマガジンは「M&A・事業承継に関する情報を、正しく・わかりやすく発信するメディア」です。中堅・中小企業経営者の課題に寄り添い、価値あるコンテンツをお届けしていきます。

この記事に関連するタグ

「ファンド・M&A」に関連するコラム

資金調達とは?経営者が知っておくべき方法、メリットやポイントを解説

経営・ビジネス
資金調達とは?経営者が知っておくべき方法、メリットやポイントを解説

資金調達とは?資金調達とは、企業経営に必要な資金を様々な方法で調達することを指します。各調達方法の種類、特長を経営者が把握し、いざという時に判断できるようにしておくことは不可欠です。資金調達は運転資金のほか、事業の立ち上げや拡大、投資、リスク管理など、事業の安定と成長を実現するための重要な手段です。この記事のポイント主な資金調達方法には自己資金、融資、出資、資産の現金化、補助金、クラウドファンディ

サーチファンド・ジャパンが経営者候補の募集説明会を開催

広報室だより
サーチファンド・ジャパンが経営者候補の募集説明会を開催

黎明期を迎えた日本のサーチファンドに新しい人財を求む―。サーチファンド・ジャパンはM&Aを活用して経営者を目指すサーチャー(経営者候補)の募集に向けた説明会を2022年7月26日、日本M&Aセンター東京本社で開催しました。平日夜にも関わらず経営者志望の数十人が出席し、サーチファンドの仕組みやサーチファンド・ジャパンの特徴について耳を傾けました。当日はマスコミの撮影もあり、広がりつつあるサーチファン

【第4回】日本におけるサーチファンドの現状と展望#4 個人が主役のM&A「サーチファンド」という新しい事業承継の形

M&A全般
【第4回】日本におけるサーチファンドの現状と展望#4 個人が主役のM&A「サーチファンド」という新しい事業承継の形

アメリカでは30年以上の歴史と、300件以上の実績のあるサーチファンド。日本でも注目が高まりつつあるが、未だ例が少ない。日本においてサーチファンドは浸透するのだろうか?そのためには何が必要なのだろうか?日本経済への解決策としてのサーチファンドまず、日本経済を取り巻く課題に対してサーチファンドが解決策となりうる余地は大きく、日本とサーチファンドの相性は非常に良いと思う。中小企業庁によると、2025年

【第3回】サーチファンドのM&Aで花開く中小企業#3 個人が主役のM&A「サーチファンド」という新しい事業承継の形

M&A全般
【第3回】サーチファンドのM&Aで花開く中小企業#3 個人が主役のM&A「サーチファンド」という新しい事業承継の形

「自分の会社は優秀なサーチャーに魅力的に映るのだろうか?事業承継を検討してもらえるのだろうか?」(中小企業オーナー視点)「M&Aを目指すとして、どんな企業の経営者を目指せるのだろうか?」(サーチャー視点)ファンドであっても事業会社であっても、M&Aを検討する時には当然、業界・地域・規模などの投資基準やターゲットがある。サーチファンドがM&Aの対象とする/できる投資ターゲットはどのような企業なのだろ

【第2回】サーチャーはどんな人?成功の条件#2 個人が主役のM&A「サーチファンド」という新しい事業承継の形

M&A全般
【第2回】サーチャーはどんな人?成功の条件#2 個人が主役のM&A「サーチファンド」という新しい事業承継の形

「サーチファンドをやるには、どんな経験やスキルが必要ですか?」私への相談でよく聞かれる質問の一つである。アメリカのサーチャーのバックグラウンドアメリカのサーチファンドに関する調査によると、黎明期から現在に至るまで、サーチャーの約8割がビジネススクール卒業生で、年齢的には30歳台が中心である。またサーチャーのバックグランドとしては、2002年以前のサーチファンドでは、コンサルティングファームや投資銀

【第1回】サーチファンドとは#1 個人が主役のM&A「サーチファンド」という新しい事業承継の形

M&A全般
【第1回】サーチファンドとは#1 個人が主役のM&A「サーチファンド」という新しい事業承継の形

サーチファンド(SearchFund)という言葉をご存じだろうか?サーチファンドとは、個人版M&Aファンドとも呼ばれる企業投資の仕組みの一つ。一般的なM&Aファンドでは、実績のある運用会社が投資家からまとまった資金(通常、少なくとも数十億円以上)を預かったのち、複数の企業にM&A投資を行う。一方サーチファンドでは、活動を行う主役は個人だ。経営者を目指す優秀な個人が、有望なM&A候補企業を探す(=サ

「ファンド・M&A」に関連する学ぶコンテンツ

「ファンド・M&A」に関連するM&Aニュース

ADワークスグループ、地域新聞社の保有株式を譲渡

株式会社ADワークスグループ(2982)は、持分法適用関連会社である株式会社地域新聞社(2164)の保有株式(ADワークスグループの連結子会社である株式会社エンジェル・トーチが保有)すべてをREGROWTH1号有限責任事業組合(東京都世田谷区)に譲渡することを決定した。本件譲渡に伴い地域新聞社は、ADワークスグループの持分法適用関連会社から除外される。地域新聞社は、「ちいき新聞」発行事業、「ちいき

CVCキャピタル・パートナーズ、マクロミルへTOBを実施

投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズ(以下、CVC)は、TJ1株式会社(東京都千代田区)を通じ、株式会社マクロミル(3978)の株券等を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。マクロミルは、TOBに対して賛同を表明している。また、TOB完了後、マクロミルは上場廃止となる見通し。TJ1は、会社の株式又は持分を所有することにより、当該会社の事業活動を支配・管理する業務等を行っている。

AIフュージョンキャピタルグループ、ショーケースに対しTOB実施へ

AIフュージョンキャピタルグループ株式会社(254A)は、株式会社ショーケース(3909)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。また、AIフュージョンキャピタルグループは、本公開買付けに関連して、ショーケースとの間で、資本業務提携契約を締結すること、及び第三者割当増資を引受けることを併せて発表した。ショーケースは、TOBに対して賛同を表明している。また、TOB完了後も、シ