ポイズンピル
ポイズンピルとは、敵対的買収に対する防衛策のひとつで、既存株主に対して新株予約権を事前に発行しておき、ある特定の条件が満たされた場合に、安価もしくは無料でその権利を行使できるようにする方法。
付与された新株予約権が行使された場合、新株が発行されて市場に出回る株式数が増加するため、敵対的な買収者の持ち株比率が低下し、支配権の獲得が難しくなる。
![](https://cms-resources.nihon-ma.co.jp/small_poisonpill_0cfb58225b.jpg)
ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説
上場企業の株主が経営陣と経営方針などを巡って対立した結果、会社の支配力を強める目的で株式を買い進める場合があります。これが、「敵対的買収」です。しかし、敵対的買収に対して経営陣も何もしないわけではありません。経営陣と敵対する株主の動きを防ぐため、敵対的買収に対する様々な防衛策を発動して対抗します。その買収防衛策のひとつがポイズンピルです。本記事では、ポイズンピルの概要、メリットやデメリット、実際に