武田薬品工業<4502>、米LigoCyte社の買収を通じワクチン事業を強化
武田薬品工業株式会社<4502>は、LigoCyte Pharmaceuticals, Inc.(米国)と、武田アメリカ・ホールディングス Inc.(武田薬品工業100%子会社)がLigoCyte社を買収することについて合意した。武田アメリカHDは契約一時金として60百万米ドルを支払うとともに開発の進捗に応じてマイルストンを支払う可能性もある。
LigoCyte社は、独自のウイルス様粒子(Virus-Like Particle: VLP)技術に基づく新規ワクチンの開発に特化しているバイオ医薬品企業で、同社のVLP技術は様々な遺伝子型のノロウイルスに対してワクチン作製を可能にする。
武田薬品は、グローバルなワクチン市場でのプレゼンスを向上させてワクチンパイプラインを強化し、武田薬品の開発、販売基盤を活用してそのパイプラインの着実な上市、販売を実現する。
今後のスケジュール
取得完了予定日:2012年11月末まで