パナソニック<6752>、システムコミュニケーションズ社の組織再編
パナソニック株式会社は、100%出資の連結子会社であるパナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(以下「PSSJ」)を存続会社とし、同じく連結子会社であるパナソニック システムネットワークス株式会社(以下「PSN」)及びPSNの子会社であるパナソニックSSインフラシステム株式会社(以下「PSSIS」)の2社をそれぞれ消滅会社とする吸収合併を行うことを決定した。
併せて、100%出資の連結子会社であるパナソニック モバイルコミュニケージョンズ株式会社(以下「PMC」)の携帯電話基地局事業を吸収分割により、合併実施後の新統合会社へ承継させ、PMCの携帯電話端末事業をPMCが新設分割により設立する新携帯端末事業会社に承継させ、その後、パナソニックを存続会社として、PMC法人(資産の保有・管理機能)を吸収合併する。
パナソニックは、システムの開発・製造会社であるPSN・PSSISと販売・ソリューション会社であるPSSJを合併により統合することで、開・製・販一体で市場と顧客に密着した経営へ転換し、ソリューション推進機能の一元化による拡大を目指す。さらにPMCの携帯電話基地局事業を統合し、開発力向上と経営体質強化を図る。PMCの携帯電話事業については事業の専門会社を設立し、経営体質の強化を目指す。併せてPMCの資産管理機能を残した法人を吸収合併することで資産の有効活用を図る。