米国エクイニクス・インクの子会社が、ビットアイル(3811)株式を公開買付け
株式会社ビットアイル(3811)取締役会は、QAON合同会社(東京都港区)による普通株式及び新株予約権の公開買付けに対し賛同の意見を表明することを決定した。取得価額は33,795百万円。
本件は、QAON合同会社が本公開買付け及びその後の一連の手続きを経て、ビットアイル株式及び本新株予約権の全てを取得することを企図しており、ビットアイル株式は上場廃止となる予定。
QAON合同会社は、買付予定数の下限を所有割合66.67%としており、応募株券等の数の合計が買付予定数の下限に満たない場合には、応募株券等の全部の買付け等を行わない。
QAON合同会社は、エクイニクス・インク(EQUINIX, INC.、米国カリフォルニア州))の完全子会社であるエクイニクス・ジャパンがその発行済株式を全て所有するエクイニクス・ジャパン・エンタープライズ株式会社が、株式保有によりビットアイルの事業活動を支配及び管理することを目的として設立した会社。
エクイニクスグループは、北米・南米、ヨーロッパ、中東、アジア太平洋地域の15ヶ国、33の市場において100拠点を超えるデータセンターにてコロケーション(利用者の通信機器等を、回線設備の整った施設に設置する)及びインターコネクション(利用者の通信機器等をデータセンター間で相互に接続する)サービスを提供している。
ビットアイルは、インターネットデータセンターの運営を中核として事業を展開し、顧客のITシステムのアウトソーシングの需要に対応している。
エクイニクスグループは本件により、国内データセンター市場において延床面積ベースで増加を図り、さらにコロケーション分野でも売上の増加を図る。
●今後のスケジュール
届出当初の買付け等の期間
平成27年9月9日から平成27年10月26日まで