株価算定シミュレーション

加賀電子(8154)とUKCホールディングス(3156)、経営統合へ

更新日:

加賀電子株式会社(8154)と株式会社UKCホールディングス(3156)は、経営統合を目指すことに関し、基本合意書を締結した。UKCホールディングスを株式交換完全親会社、加賀電子を株式交換完全子会社とする株式交換を行い、加賀電子の普通株式は上場廃止となる予定。
また本株式交換の完了後、UKCホールディングスを分割会社とし、UKCホールディングスの一切の事業を新設分割設立会社又はUKCホールディングスが100%出資する受皿会社に承継させ、UKCホールディングスを持株会社化する。

加賀電子はエレクトロニクス商社であり、主に電子部品、半導体の調達サポートサービスを国内外に提供している。
UKCホールディングスは、平成21年に株式会社ユーエスシーと共信テクノソニック株式会社の共同株式移転により設立。半導体や電子部品、システム機器を取り扱っている。

両社は経営統合により拡充された事業、商品ラインナップを更に強化し、既存・新規ユーザーの多様なニーズに対してソリューション提供可能なビジネスプラットフォームの構築や両社の海外拠点を活用し、グローバル戦略を加速する。

●今後のスケジュール
本経営統合に係る最終契約締結 平成28年5月まで
本株式交換及び本会社分割の効力発生日 平成28年10月1日

電気・機械専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電気・機械専門卸業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電気・機械専門卸業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

加賀電子に関連するM&Aニュース

この記事に関連するタグ

「株式交換・経営統合」に関連するコラム

株式交付とは?株式交換との違いやM&Aで活用するメリット・注意点を詳しく解説

M&A全般
株式交付とは?株式交換との違いやM&Aで活用するメリット・注意点を詳しく解説

株式交付とは?株式交付は、M&Aなどにおいて買い手(譲受け企業)が他社を子会社化するために支払う対価として、自社の株式の交付を認める制度です。株式交付制度は、令和3年3月1日に施行された「会社法の一部を改正する法律案」で、企業買収の手続きを合理化することを目的として新たに創設されました。会社法では以下のように定義されています。株式交付(会社法第2条32号の2)株式会社が他の株式会社をその子会社(法

株式交換とは?実施するメリット・デメリットや手続き、企業事例を解説

M&A全般
株式交換とは?実施するメリット・デメリットや手続き、企業事例を解説

企業間で行われる組織再編の方法の一つに株式交換があります。本記事では、株式交換の基礎からメリット・デメリットを整理した上で、株式交換を行う場合の具体的な流れや税務処理・著名企業の実例などについて解説していきます。株式交換とは?株式交換とは、売り手側である譲渡企業の全株式を、買い手側である譲受企業の株式と交換することにより100%の親子関係を生じさせる手法です。対価が譲受企業の株式であることが、大き

経営統合とは?合併との違いやメリットについて徹底解説!

M&A全般
経営統合とは?合併との違いやメリットについて徹底解説!

経営統合は、企業が競争力を高めたり、効率を改善したりするための戦略的な手段の1つです。本記事では経営統合の概要についてご紹介します。この記事のポイント経営統合では、企業グループの管理が効率化され、各子会社の法人格が維持される。一方、合併では存続企業以外の法人格は消滅する。経営統合のメリットには、子会社の自主性を保ちながら経営を安定させること、企業間の結束強化、従業員の混乱を抑えることが挙げられる。

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。この記事のポイント買収は他企業の株式を取得し経営権を獲得する手法であり、迅速な事業展開が可能である。合併や子会社化と異なり、買収は株式の過半数以上を取得することで行われ、敵対的買収と友好的買収の2種類が存在する。買収の目的は売上拡大や事業多角

日本M&Aセンター成約事例にみる株式交換スキーム成功のポイント

M&A全般
日本M&Aセンター成約事例にみる株式交換スキーム成功のポイント

中堅中小企業M&Aにおける株式交換スキームの活用状況日本M&Aセンターでは、上場企業が買い手となるM&A案件の成約を数多く支援している。そのうち株式交換スキームを用いたのは、2013年度で4件、その以前3年間で1件であったことを考えれば、株式交換スキームがここにきて注目を浴びてきていることがわかる。成約には至らなかったが、交渉過程で株式交換スキームを検討するケースは数多い。この背景には、やはり金庫

企業買収における金庫株の戦略的活用

M&A全般
企業買収における金庫株の戦略的活用

2001年に本格的に金庫株が解禁されて以来およそ13年が経過。積極的な事業投資の方向性が定まらない企業では、持ち合い解消の受け皿、自社株の買い支え、株主還元施策の一環といった、“余剰”キャッシュの消極的な活用方法の一つとしてこの制度が利用されてきた。一方で、アベノミクスの効果等による株式市場の活性化もあって、いまや様々な経緯で積みあがった金庫株は全体で16兆円と、上場株式の時価総額430兆円と比較

「株式交換・経営統合」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2015年11月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード