事業承継セミナー

ミネベア(6479)およびミツミ電機(6767)、経営統合へ

更新日:

ミネベア株式会社(6479)とミツミ電機株式会社(6767)は、対等の精神に基づく経営統合の実現に向けて協議・検討を進めていくことに関する基本合意書を締結した。
本経営統合を行うにあたり、ミツミ株主に対してミネベア株式を割り当て交付する株式交換を行い、ミネベアの商号は、ミネベア ミツミ株式会社に変更する予定。また会社分割等の手法を用いてグループ内の事業の再編も行う構想。

ミネベアは、日本初のミニチュアベアリング専門メーカーとして設立以来、ベアリングをはじめとする高品質な精密部品の製造を行ってきた。近年では、スマートフォンなどに使われる液晶バックライトや照明器具などの製品も製造・販売している。
ミツミは、カメラ用高性能アクチュエータや二次電池関連半導体、充電アダプターを世界で初めて量産化する等、高い技術力を有している。

両社は、ミツミの開発技術とその製品を、ミネベアの設計・製造力、海外工場における量産力と融合することにより、顧客基盤・販売の拡大、製造コストの低減・新製品の提供等のシナジー創出を目指す。

●今後のスケジュール
最終契約及び本株式交換に係る株式交換契約の締結(両社) 2016年3月下旬
本株式交換の効力発生日 2017年4月1日

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

業務用・産業用機械製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、業務用・産業用機械製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

ミツミ電機・ミネベアミツミに関連するM&Aニュース

ミネベアミツミ子会社のエイブリック、ソシオネクストからメディカル関連事業を譲受け

ミネベアミツミ株式会社(6479)の連結子会社であるエイブリック株式会社(東京都港区)は、株式会社ソシオネクスト(6526)から、ソシオネクストが運営するメディカル関連事業(以下:本対象事業)を譲受することを決定し事業譲渡契約を締結した。エイブリックは、アナログ半導体製品の設計、開発、製造および販売を行っている。ソシオネクストは、SoC及びこれを核とするソリューション/サービスの設計、開発、及び販

ミネベアミツミ子会社、オーストリアRO-RA Aviation Systems GmbHを買収

ミネベアミツミ株式会社(6479)の子会社であるNMB-MinebeaUKLtd.(イングランド、以下「NMBUK」)は、2023年12月19日(オーストリア現地時間)、RO-RAAviationSystemsGmbH(オーストリア、以下「RORA」)の株式取得に係る株式譲渡契約を締結することを決定し、同契約を締結した。NMBUKは、ロッドエンド&スフェリカル・ベアリング製品の設計・製造・販売を行

ミネベアミツミ、日立パワーデバイスを買収へ

ミネベアミツミ株式会社(6479)は、株式会社日立製作所(6501)から株式会社日立パワーデバイス(茨城県日立市)の全株式を取得し子会社化すること、および日立製作所グループのパワーデバイス事業に関する海外販売事業を譲り受けることを決定し、日立製作所と株式譲渡契約を締結した。ミネベアミツミは、ベアリングなどの機械加工品事業、電子デバイス、半導体、小型モーターなどの電子機器事業、自動車部品・産業機械・

ミネベアミツミの子会社エイブリック、SSCを子会社化へ

ミネベアミツミ株式会社(6479)の子会社であるエイブリック株式会社(東京都港区)は、株式会社SSC(神奈川県横浜市)の全株式取得・子会社化を決定し、株式譲渡契約を締結した。ミネベアミツミは、ベアリングなどの機械加工品事業、電子デバイス、半導体、小型モーターなどの電子機器事業、自動車部品・産業機械・住宅機器事業を行っている。エイブリックは、民生機器や産業機器をはじめ、携帯機器、車載用機器、医療機器

ミネベアミツミ、自動車用部品を開発製造するホンダロックの株式取得、子会社化へ

ミネベアミツミ株式会社(6479)は、株式会社ホンダロック(宮崎県宮崎市)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。ミネベアミツミは、総合精密部品メーカー。自動車・産業・住宅向けのアクセス製品(キーセット、ドアハンドル、キーレスエントリーシステム、ドアロック、カード錠等)は、コア事業の一つ。2019年に株式会社ユーシンと経営統合し、自動車の開閉機構やスマートロック製品の開発を進めてきた。ホンダ

この記事に関連するタグ

「株式交換」に関連するコラム

株式交付とは?株式交換との違いやM&Aで活用するメリット・注意点を詳しく解説

M&A全般
株式交付とは?株式交換との違いやM&Aで活用するメリット・注意点を詳しく解説

株式交付制度は、令和3年3月1日に施行された「会社法の一部を改正する法律案」で、企業買収の手続きを合理化することを目的として新たに創設されました。本記事では、株式交付の仕組みや基本的内容を整理し、既存の株式交換との違いや、M&Aで活用する場合のメリット、注意すべき点について詳しくご紹介します。株式交付とは?株式交付は、M&Aなどにおいて買い手(譲受け企業)が他社を子会社化するために支払う対価として

株式交換とは?実施するメリット・デメリットや手続き、企業事例を解説

M&A全般
株式交換とは?実施するメリット・デメリットや手続き、企業事例を解説

企業間で行われる組織再編の方法の一つに株式交換があります。株式交換とは、100%の親子関係を生じさせる方法であり、企業グループ内の組織再編や上場企業のM&Aなどで用いられることがあります。本記事では、株式交換の基礎からメリット・デメリットを整理した上で、株式交換を行う場合の具体的な流れや税務処理・著名企業の実例などについて解説していきます。株式交換とは?株式交換とは、売り手側である譲渡企業の全株式

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。買収とは「買収」とは、他の企業の株式取得を通じて、経営権を獲得することを指します。新たに自社で事業を立ち上げる場合に比べて、既にその事業分野で実績のある企業を取得するため、スピーディーに展開できる点が特徴です。買収をご検討の方は、希望条件(地

日本M&Aセンター成約事例にみる株式交換スキーム成功のポイント

M&A全般
日本M&Aセンター成約事例にみる株式交換スキーム成功のポイント

中堅中小企業M&Aにおける株式交換スキームの活用状況日本M&Aセンターでは、上場企業が買い手となるM&A案件の成約を数多く支援している。そのうち株式交換スキームを用いたのは、2013年度で4件、その以前3年間で1件であったことを考えれば、株式交換スキームがここにきて注目を浴びてきていることがわかる。成約には至らなかったが、交渉過程で株式交換スキームを検討するケースは数多い。この背景には、やはり金庫

企業買収における金庫株の戦略的活用

M&A全般
企業買収における金庫株の戦略的活用

2001年に本格的に金庫株が解禁されて以来およそ13年が経過。積極的な事業投資の方向性が定まらない企業では、持ち合い解消の受け皿、自社株の買い支え、株主還元施策の一環といった、“余剰”キャッシュの消極的な活用方法の一つとしてこの制度が利用されてきた。一方で、アベノミクスの効果等による株式市場の活性化もあって、いまや様々な経緯で積みあがった金庫株は全体で16兆円と、上場株式の時価総額430兆円と比較

M&Aにおける株式交換活用のメリットと法的規制のポイント

M&A法務
M&Aにおける株式交換活用のメリットと法的規制のポイント

株式交換の仕組み株式交換とは、既存の会社間において100%親子関係を構築する組織再編手法であり、100%子会社(完全子会社)となる会社の発行済株式の全部を100%親会社(完全親会社)となる会社に取得させる行為をいう。すなわち、株式交換により、完全子会社となる会社の株主が有する全ての株式が完全親会社となる会社に移転し、それと引換えに、当該株主には完全親会社となる会社の株式等の財産が交付されることにな

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2015年12月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード