株価算定シミュレーション

兼松(8020)、三菱電機(6503)子会社ダイヤモンドテレコムを子会社化

更新日:

兼松株式会社(8020)は、三菱電機株式会社(6503)の子会社である株式会社ダイヤモンドテレコム(東京都中央区)を子会社化する。
兼松の子会社である兼松テレコム・インベストメント株式会社(東京都港区)を吸収合併存続会社、三菱電機の子会社であるダイヤモンドテレコムを吸収合併消滅会社とする現金交付型の吸収合併方式による。

兼松は子会社の兼松コミュニケーションズ株式会社(東京都渋谷区)を中心としたモバイル事業において携帯電話販売代理店業界で上位のシェアを占めている。
ダイヤモンドテレコムは三菱電機の完全子会社として携帯電話販売事業を行っており、日本全国に国内有数のキャリア認定ショップを保有している。

本件により、両社を合わせた販売台数は業界トップクラスとなり、携帯電話代理店業界におけるプレゼンスの大幅向上が見込まれる。さらに兼松コミュニケーションズが保有するキャリア認定ショップと補完しあう全国的な優良店舗網の構築、人材・ノウハウの共有によるサービスの高度化、両社の経営効率化を推進することによってシナジーを創出する。

●今後のスケジュール
合併効力発生日 平成28年4月1日

総合・その他専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電子部品・機械器具製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電子部品・機械器具製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

兼松・三菱電機に関連するM&Aニュース

三菱電機、アイルランドの空調工事・保守会社のCrystal Airを買収

三菱電機株式会社(6503)は、100%子会社であるMitsubishiElectricEuropeB.V.(オランダ・アムステルダム市)を通じ、CrystalAir(アイルランド・キルデア市)の全株式を取得した。三菱電機は、発電機などの重電システムや、産業機器・FA機器の開発、製造、販売を行う総合電機メーカー。CrystalAirは、空調冷熱設備工事、運用・保守サービスを行っている。目的本件M&

三菱電機、スウェーデンの子会社を通じてノルウェーALT Heis社を買収

三菱電機株式会社(6503)は、100%子会社であるMotumAB(スウェーデン・ストックホルム市、以下:Motum社)を通じ、ALTHeisAS(ノルウェー・ベルゲン市、以下:ALTHeis社)の全株式を11月29日に取得したことを発表した。三菱電機は、ホームエレクトロニクスから情報システム・通信機器、産業機械、プラント、宇宙開発関連機器に至るまで、幅広い分野をカバーする総合電機メーカー。Mot

ゼロイチ、兼松グループの兼松グランクスと資本業務提携

株式会社ゼロイチ(大阪府淀川区)は、兼松株式会社(8020)のグループ会社である兼松グランクス株式会社(東京都新宿区)と、2024年10月、資本業務提携契約を締結した。ゼロイチは、DXソリューション事業、プロダクト事業を行っている。兼松グランクスは、メディア運営からシステム開発・運営、コンテンツ事業まで幅広く展開するデジタルエージェンシー。SaaS型のWebサイト制作ツール「CrefarCMS」の

三菱電機によるヴィスコ・テクノロジーズへのTOBが成立で連結子会社へ

三菱電機株式会社(6503)による、ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社(6698)の公開買付け(TOB)が2024年10月3日をもって終了した。応募株券等の総数(5,525,002株)が買付予定数の下限(3,974,480株)以上となったため成立している。ヴィスコ・テクノロジーズは、2024年10月10日(本公開買付けの決済の開始日)付で、三菱電機の連結子会社となる予定。また、ヴィスコ・テクノロジー

三菱電機、ヴィスコ・テクノロジーズに対しTOBを実施へ

三菱電機株式会社(6503)は、ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社(6698)の株券等を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。ヴィスコ・テクノロジーズは、TOBに対して賛同を表明している。三菱電機は、ホームエレクトロニクスから情報システム・通信機器、産業機械、プラント、宇宙開発関連機器に至るまで、幅広い分野をカバーする総合電機メーカー。ヴィスコ・テクノロジーズは、画像処理システムの開発・

この記事に関連するタグ

「合併・吸収合併」に関連するコラム

合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

M&A全般
合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

合併は企業の成長を加速させる手段として広く採用されていますが、そのプロセスにはリスクも潜んでいます。戦略的な選択が成功を左右する中、本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。合併は存続会社が権利義務を承継する「吸収合併」と、全ての法人格が消滅し新会社が設立される「新設合併」の2種類

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存続会社に消

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。この記事のポイント買収は他企業の株式を取得し経営権を獲得する手法であり、迅速な事業展開が可能である。合併や子会社化と異なり、買収は株式の過半数以上を取得することで行われ、敵対的買収と友好的買収の2種類が存在する。買収の目的は売上拡大や事業多角

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。コングロマリットとはコングロマリット(conglomerate)とは、異なる業種や産業に属する複数の企業が経営統合を行い、1つの大きな企業グループを形成することを指します。コングロマリットは、さまざまな事業分野

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2016年1月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31

月別M&Aニュース

注目ニュースワード