アウトソーシング(2427)、豪州の大手人材会社Beddison Groupの子会社等を買収
アウトソーシング(2427)は、Beddison Group(オーストラリア)の子会社5社の株式及び4つのユニットトラストの持分の約80%を取得し、子会社化することを決定した。
取得価額は3,756百万円。
アウトソーシングは、生産効率向上を目的とした生産アウトソーシング事業をコア事業としている。そのため景気や環境変化の影響を受けやすいことから、その影響を受けにくい豪州の空港運営や刑務所運営に関する民間委託分野への進出を図っていた。
Beddisonグループは同国ノーザンテリトリー州以外の6州に拠点展開する地場資本の大手人材会社であり、同国市場にて中央政府・州政府を含む政府向け人材紹介及び派遣事業に加え、民間委託が進んでいる空港運営や刑務所運営に関する人材サービスまでも手掛けている。
アウトソーシングは、Beddisonグループ子会社と連携し、成長が見込まれるIT系及び金融系分野での事業強化を図るとともに、政府機関の人材ビジネスへ進出し、さらには英語圏の他国へ同ビジネスを展開していくことにより、グループの事業安定化と拡大の両立を目指す。