電通(4324)、デジタル広告マーケティングサービスを提供するマレーシアのコンシダー・デジタル社の株式取得
株式会社電通(4324)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、マレーシアの総合デジタルエージェンシー「Consider Digital Sdn Bhd」(マレーシア)の株式51%の取得と、今後段階的にシェアを拡大して完全子会社化するオプションを電通グループが有することについて合意した。
コンシダー・デジタル社は、SEM、ソーシャルメディア、コンテンツマーケティング、データ分析、Eコマースなど、デジタル広告マーケティング全般を扱っており、マレーシアのマルチメディア開発公社が優れたICT(Information and Communication Technology)技術を持つ企業に与えるMSC-status認証を取得している。
電通は、同社を電通グループの9つのグローバルネットワーク・ブランドの1つでデジタル・パフォーマンス領域に強みを持つiProspect(アイプロスペクト)の現地法人「アイプロスペクト・マレーシア」と合併させ、社名をConsider iProspect(コンシダー・アイプロスペクト)に改称する予定。
今後はマレーシアのグループ各社との連携により、同国での成長戦略を加速させる。