事業承継セミナー

太平洋セメント(5233)、デイ・シイ(5234)を株式交換により完全子会社化

更新日:

太平洋セメント株式会社(5233)と株式会社デイ・シイ(5234)は、太平洋セメントを株式交換完全親会社とし、デイ・シイを株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決定し、両社間で株式交換契約を締結した。
デイ・シイ株式1株に対して、太平洋セメントの普通株式1.375株を割り当て交付する。
なお、本株式交換をもって、デイ・シイの普通株式は上場廃止となる予定。

太平洋セメントとデイ・シイは、太平洋セメントグループとして、セメント事業において販売受委託を通じた事業展開を行っている。
デイ・シイは、セメント事業、資源事業、環境事業、不動産事業等を展開しており、環境配慮型の高炉セメント製造に先駆けて取り組み、首都圏に臨海工場を持つ。

太平洋セメントは、首都圏に臨海工場を持つデイ・シイの強みを活かし、資源事業や環境事業等を含めた受注機会の拡大を図る。デイ・シイとしては、太平洋セメントグループが持つ技術力、ノウハウ、全国展開する太平洋セメントの強みを活かしコスト競争力の強化を図る。

●今後のスケジュール
最終売買日(デイ・シイ) 平成28年7月26日
上場廃止日(デイ・シイ) 平成28年7月27日
本株式交換の実施日(効力発生日) 平成28年8月1日

窯業界のM&A・事業承継の動向はこちら

太平洋セメント・デイ・シイに関連するM&Aニュース

太平洋セメント、株式交換により小野田ケミコを完全子会社化へ

太平洋セメント株式会社(5233)は、太平洋セメントを株式交換完全親会社とし、連結子会社である小野田ケミコ株式会社(東京都千代田区)を完全子会社とする株式交換を実施することを決定し、株式交換契約を締結した。小野田ケミコ普通株式1株に対して、太平洋セメント普通株式64株を割当交付する。太平洋セメントは、日本大手のセメントメーカー。セメント事業、資源・環境事業や、建材・建築土木事業などを行っている。小

太平洋セメント、デンカのセメント販売事業を譲受け

太平洋セメント株式会社(5233)は、デンカ株式会社(4061)のセメント販売事業を承継する子会社を、譲り受ける。太平洋セメントは、日本大手のセメントメーカー。資源・環境事業や、建材・建築土木事業などを行っている。デンカは、総合化学品メーカー。有機系・無機系素材、電子材料、機能・加工製品の製造販売を行っている。新潟県糸魚川市内に青海工場を持ち、合成ゴムや石灰窒素肥料などに加えセメント製造をしている

太平洋セメント、インドネシアでセメント事業を展開する企業と資本業務提携へ

太平洋セメント株式会社(5233)は、PTSemenIndonesia(Persero)Tbk(インドネシア、SI社)のグループ会社であるPTSolusiBangunIndonesiaTbk(インドネシア、SBI社)ならびにSI社のグループ会社でSBI社の株主であるPTSemenIndonesiaIndustriBangunan(インドネシア、SIIB社)との間で資本提携契約書の締結を決定した。取

太平洋セメント、中国河北省の連結子会社の株式全持分を譲渡へ

太平洋セメント株式会社(5233)は、連結子会社である秦皇島浅野水泥有限公司(中国河北省秦皇島市、秦皇島浅野)の株式全持分を秦皇島長陽混凝土有限公司(中国河北省秦皇島市、長陽混凝土)に譲渡することを決定した。太平洋セメントは、セメント事業、資源事業、環境事業、建材・建築土木事業など行っている。秦皇島浅野は、セメント・骨材の製造販売を行っている。長陽混凝土は、コンクリート·原材料·関連製品の製造·販

太平洋セメント(5233)、インドネシア国営セメント企業のPT Semen Indonesia (Persero) Tbkの子会社PT Solusi Bangun Indonesia Tbkの株式取得、持分法適用会社化へ

太平洋セメント株式会社(5233)は、PTSemenIndonesia(Persero)Tbk(インドネシア、SI社)との包括的なパートナー関係の構築、また、SI社とSI社の子会社であるPTSolusiBangunIndonesiaTbk(インドネシア、SBI社)との間でのインドネシア国内外におけるセメント及び関連事業の業務提携、SBI社の株式取得及び取締役と監査役の派遣による持分法適用会社化につ

この記事に関連するタグ

「株式交換」に関連するコラム

株式交付とは?株式交換との違いやM&Aで活用するメリット・注意点を詳しく解説

M&A全般
株式交付とは?株式交換との違いやM&Aで活用するメリット・注意点を詳しく解説

株式交付制度は、令和3年3月1日に施行された「会社法の一部を改正する法律案」で、企業買収の手続きを合理化することを目的として新たに創設されました。本記事では、株式交付の仕組みや基本的内容を整理し、既存の株式交換との違いや、M&Aで活用する場合のメリット、注意すべき点について詳しくご紹介します。株式交付とは?株式交付は、M&Aなどにおいて買い手(譲受け企業)が他社を子会社化するために支払う対価として

株式交換とは?実施するメリット・デメリットや手続き、企業事例を解説

M&A全般
株式交換とは?実施するメリット・デメリットや手続き、企業事例を解説

企業間で行われる組織再編の方法の一つに株式交換があります。株式交換とは、100%の親子関係を生じさせる方法であり、企業グループ内の組織再編や上場企業のM&Aなどで用いられることがあります。本記事では、株式交換の基礎からメリット・デメリットを整理した上で、株式交換を行う場合の具体的な流れや税務処理・著名企業の実例などについて解説していきます。株式交換とは?株式交換とは、売り手側である譲渡企業の全株式

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。買収とは「買収」とは、他の企業の株式取得を通じて、経営権を獲得することを指します。新たに自社で事業を立ち上げる場合に比べて、既にその事業分野で実績のある企業を取得するため、スピーディーに展開できる点が特徴です。買収をご検討の方は、希望条件(地

日本M&Aセンター成約事例にみる株式交換スキーム成功のポイント

M&A全般
日本M&Aセンター成約事例にみる株式交換スキーム成功のポイント

中堅中小企業M&Aにおける株式交換スキームの活用状況日本M&Aセンターでは、上場企業が買い手となるM&A案件の成約を数多く支援している。そのうち株式交換スキームを用いたのは、2013年度で4件、その以前3年間で1件であったことを考えれば、株式交換スキームがここにきて注目を浴びてきていることがわかる。成約には至らなかったが、交渉過程で株式交換スキームを検討するケースは数多い。この背景には、やはり金庫

企業買収における金庫株の戦略的活用

M&A全般
企業買収における金庫株の戦略的活用

2001年に本格的に金庫株が解禁されて以来およそ13年が経過。積極的な事業投資の方向性が定まらない企業では、持ち合い解消の受け皿、自社株の買い支え、株主還元施策の一環といった、“余剰”キャッシュの消極的な活用方法の一つとしてこの制度が利用されてきた。一方で、アベノミクスの効果等による株式市場の活性化もあって、いまや様々な経緯で積みあがった金庫株は全体で16兆円と、上場株式の時価総額430兆円と比較

M&Aにおける株式交換活用のメリットと法的規制のポイント

M&A法務
M&Aにおける株式交換活用のメリットと法的規制のポイント

株式交換の仕組み株式交換とは、既存の会社間において100%親子関係を構築する組織再編手法であり、100%子会社(完全子会社)となる会社の発行済株式の全部を100%親会社(完全親会社)となる会社に取得させる行為をいう。すなわち、株式交換により、完全子会社となる会社の株主が有する全ての株式が完全親会社となる会社に移転し、それと引換えに、当該株主には完全親会社となる会社の株式等の財産が交付されることにな

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2016年5月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード