M&Aニュース

事業承継セミナー

サンゲツ(8130)、米国の壁装材製造販売会社Korosealを買収

更新日:

サンゲツ(8130)は、米国の壁装材製造販売会社Koroseal Interior Products Holdings, Inc.社(オハイオ州、Koroseal)の全株式を、現在の株主であるPEファンドのPeak Rock Capitalの関連会社を含む株主から取得することを決定した。

本件は、サンゲツが本件買収のために米国に子会社Sangetsu USAおよびその子会社Sangetsu Korosealを設立し、Sangetsu KorosealとKorosealとを合併させる逆三角合併方式で行う。
存続会社はKorosealで、合併対価としてKorosealの株主に現金が交付される一方、Sangetsu USAの保有するSangetsu Korosealの株式はKorosealの発行済株式に転換され、KorosealはSangetsu USAの完全子会社となる。

サンゲツは、現在、事業基盤の整備、事業戦略の再構築、ステークホルダーの評価向上の諸施策を実行しており、仕入先との新たな関係作りや新市場への参入に取り組んでいる。

Korosealは、米国において壁紙、壁装材、壁面保護材などをホテル、オフィス、商業施設など非住宅向けに販売しており、米国内最大のシェアを有している。

本件により、サンゲツは、商品の調達、デザインや機能の開発においてKorosealとのシナジーを創出を図るほか、米国市場に新規参入することでグループ全体の企業価値の向上目指す。

木材・木製品・家具装備品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

木材・木製品・家具装備品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、木材・木製品・家具装備品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

サンゲツに関連するM&Aニュース

サンゲツ、シンガポールの内装デザイン・内装工事のD’Perception Pte.Ltd.を買収

株式会社サンゲツ(8130)は、2024年5月10日開催の取締役会において、D’PerceptionPte.Ltd.(シンガポール、以下「D’Perception社」、そのグループ会社を合わせて「D’Perception社グループ」)の過半数の株式を取得する契約をD’Perception社の株主との間で締結することについて決議した。サンゲツは、インテリアの企画・開発・製造・販売・施工、エクステリア

サンゲツ、インテリア関連販売事業のウェーブロックインテリアの株式取得、子会社化へ

株式会社サンゲツ(8130)は、は、株式会社ウェーブロックインテリア(東京都中央区、WIT)の株式をウェーブロックホールディングス株式会社(7940)より取得、子会社とすることを決定し、ウェーブロックホールディングスとの間で本件株式取得に係る株式譲渡契約を締結した。取得価額は、2,397百万円。議決権所有割合は、51.0%となる。サンゲツは、インテリアの専門商社であり、主に壁紙、床材、カーテン、椅

サンゲツ(8130)、シンガポールの内装材料販売会社Goodrich社を連結子会社化

サンゲツ(8130)は、GoodrichGlobalHoldingsPte.Ltd.(シンガポール、Goodrich社)の株式を取得する契約を同社株主との間で締結の上、取得することを決定した。株式所有割合は70%となり、Goodrich社はサンゲツの連結子会社となる。サンゲツグループは、中期経営計画において、内装材販売ビジネスの地理的拡大を重要な成長戦略に位置付けている。具体的には、ローカル市場で

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・合併」に関連するコラム

タイにおける日本食市場の2024年最新動向

海外M&A
タイにおける日本食市場の2024年最新動向

コロナ禍から復活最新のタイの飲食店事情日本M&Aセンターは、2021年11月にタイにて駐在員事務所を開設し、2024年1月に現地法人を設立いたしました。現地法人化を通じて、M&Aを通じたタイへの進出・事業拡大を目指す日系企業様のご支援を強化しております。ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら私自身は、2度目のタイ駐

ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

今回ご紹介するプロジェクトTの調印式の様子(左から、ダイナパック株式会社代表取締役社長齊藤光次氏、VIETNAMTKTPLASTICPACKAGINGJOINTSTOCKCOMPANYCEOTranMinhVu氏)ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら私はベトナムの優良企業が日本の戦略的パートナーとのM&Aを通じて

シンガポールに代わる地域統括拠点 マレーシアという選択肢

海外M&A
シンガポールに代わる地域統括拠点 マレーシアという選択肢

ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら人件費、賃料、ビザ発行要件、すべてが「高い」シンガポールASEANのハブと言えば、皆さんが真っ先に想起するのはシンガポールではないでしょうか。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、シンガポールでは87社の統括機能拠点が確認されています。東南アジアおよび南西アジア地域最大の統括拠

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

海外M&A
インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

本記事では、クロスボーダーM&Aで最も重要であるPMIについて、インドネシアの場合を用いてお話しします。(本記事は、2022年に公開した記事を再構成しています)M&Aのゴールは“成約”ではありません。投資側の日本企業と投資を受ける海外の現地企業両社が、思い描く成長を共に実現できた時がM&Aのゴールです。特にインドネシア企業とのM&Aは、他のASEAN諸国と比較しても難易度は高く、成約に至ってもそれ

海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

海外M&A
海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

近年アジアなど成長著しい市場をターゲットに、海外M&Aを検討する中堅・中小企業は増えております。しかし、海外M&Aでは日本国内で実施するM&A以上にノウハウが不足していることが多く、海外M&Aを実施するハードルが高いと言わざるを得ません。そこで本記事では、日本M&Aセンター海外事業部の今までの経験を踏まえて、海外M&Aの内容や実施される目的、またメリットや注意点・リスクなどさまざまなポイントについ

「クロスボーダーM&A・合併」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2016年11月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード