パイオニア(6773)、CATV関連機器事業を会社分割によりTechnicolor S.A.子会社に譲渡
パイオニア(6773)は、CATV関連機器事業を、会社分割のうえ、Technicolor S.A.の子会社であるTechnicolor Delivery Technologies S.A.S.(テクニカラー)に譲渡することについて、テクニカラーとの間で株式譲渡契約を締結することを決定した。
パイオニアは、CATV関連機器事業を吸収分割の方法により、100%子会社パイ オニアケーブルネットワーク株式会社(東京都大田区、PCN)に承継させ、同日付でPCNの発行済株式の51%をテクニカラーに譲渡する予定。PCNはパイオニアの持分法適用関連会社となる。
パイオニアは、カーエレクトロニクス事業を成長戦略の主軸に据え、同事業との親和性や成長性等を基準に、経営資源の選択と集中を行っている。
Technicolor S.A.は、フランスの上場企業で、CATV関連機器事業を含むコネクテッドホーム事業において世界第2位の事業規模を誇る。
本件M&Aにより、パイオニアは、Technicolor S.A.およびテクニカラーと相互にWin-Winの協力体制を構築し、経営資源やノウハウを共有し合うことで、CATV関連機器事業の更なる成長とパイオニアブランドの価値向上を目指す。
●今後のスケジュール
吸収分割の予定日(効力発生日) 平成29年3月31日