事業承継セミナー

三重銀行(8374)と第三銀行(8529)、経営統合へ基本合意

更新日:

三重銀行(8374)と第三銀行(8529)は、持株会社設立による経営統合に向け協議・検討を進めていくことについて基本合意することを決定した。

設立する持株会社は、その普通株式を東証一部及び名証一部に上場する予定であり、両行は、株式移転により持株会社の完全子会社となることから、株式移転の効力発生日に先立ち、東京証券取引所及び名古屋証券取引所を上場廃止となる見込み。

三重銀行は、三重県北部を主要な営業基盤としている。第三銀行は、三重県中南部を主要な営業基盤としている。

本件経営統合により、両行は、経営資源やノウハウを相互活用し、営業基盤や金融仲介機能の拡充、経営の効率化などのシナジーを創出することで強固な経営基盤を確立し、三重県、愛知県及び近接地域におけるプレゼンスの更なる向上を目指す。

●今後のスケジュール
経営統合に関する最終契約締結日 平成29年9月
持株会社設立(効力発生日)及び持株会社上場日 平成30年4月2日

銀行等業界のM&A・事業承継の動向はこちら

この記事に関連するタグ

「持株会社・経営統合」に関連するコラム

ホールディングス化とは?メリット・デメリットをわかりやすく解説

経営・ビジネス
ホールディングス化とは?メリット・デメリットをわかりやすく解説

近年、企業規模に関わらずホールディングス化を行う動きが活発に見られます。本記事では、ホールディングス化の概要、メリットやデメリットについてご紹介します。ホールディングス化とは?ホールディングス化は、持株会社(ホールディングス)が傘下の事業会社の株式を保有してグループ全体の戦略策定・管理に専念し、中核事業等の運営は各事業会社が行う企業形態を指します。企業同士の資本関係には、お互いに資本を持ち合う「資

経営統合とは?合併との違いやメリット・注意点について徹底解説!

M&A全般
経営統合とは?合併との違いやメリット・注意点について徹底解説!

企業の「経営統合」とM&Aの手法の1つである「合併」は、どのように違いがあるのでしょうか。本記事では経営統合の概要とメリット・デメリットに加えて、合併のほか資本提携・業務提携などとの違いも詳しく解説します。経営統合とは経営統合とは、複数の企業が親会社となる持株会社を新規に設立して、出資した会社は子会社として持株会社の傘下に入ることを指します。持株会社は子会社の株式を保有してグループ会社の管理を実施

持株会社とは?種類やメリット・デメリット、設立方法について解説

経営・ビジネス
持株会社とは?種類やメリット・デメリット、設立方法について解説

複数の会社が企業グループを形成しようとする場合、お互いに株式を持ち合う資本提携や、親会社が子会社の株式を100%取得して完全子会社化していくなどさまざまな形があります。その中でも、上場・非上場を問わず、近年多くの企業が導入しているのが持株会社制度です。本記事では持株会社の特徴や種類、メリット・デメリットなどについて解説していきます。日本M&Aセンターでは、M&Aをはじめ様々な経営課題の解決に向けて

「持株会社・経営統合」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2017年2月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728

月別M&Aニュース

注目ニュースワード