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ツノダ(7308)株式を、マーキュリア傘下のファンドが公開買付け実施

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ツノダ(7308)は、株株式会社TNDホールディングス(東京都千代田区)によるツノダ普通株式に対する公開買付け(TOB)に関して、賛同の意見を表明するとともに、ツノダ株主に対し本公開買付けへの応募を推奨する旨を決定した。

本件は、マーキュリア傘下のTND HDがツノダ株式を完全子会社化することを企図しており、ツノダ株式はTOB成立後に上場廃止となる予定。
買付価格は1株13,950円。買付予定数は294,486株で、買付予定数の下限は147,244株、上限は設けていない。

ツノダは、事業用地やマンションを対象とした不動産賃貸事業を展開している。安定的な事業運営をする一方で、今後の成長可能性については経営環境の複雑化から課題を抱えていた。

TNDホールディングは、株式会社マーキュリアインベストメント(マーキュリア)が無限責任組合員を務めるマーキュリア日本産業成長支援投資事業有限責任組合(マーキュリアファンド)の100%子会社であり、本TOB成立後に、ツノダの事業活動を支配及び管理することを目的に設立された。
マーキュリアは、株式会社日本政策投資銀行のサポートで設立されたプライベートエクイティファンド。国や地域を超えて、ハンズオン投資を行っている。

本件TOBにより、マーキュリアは、ツノダが保有する賃貸不動産事業を基盤に、土地の再開発事業や祖業である自転車事業、またツノダが独自開発した賃貸マンションの空室問題解消サービス等を通じ、ツノダの企業価値向上を目指す。

●今後のスケジュール
買付け等の期間 平成29年11月13日から平成29年12月25日

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