2018年8月31日のM&Aニュース一覧

ヒューリック(3003)は、株式会社モス（石川県金沢市）の株式88％を取得し、連結子会社とすることを決定した。併せてヒューリックは、「ホテル日航金沢」が入居する「ポルテ金沢」の区分所有権及び共有持分を取得する売買契約を締結するとともに、「ポルテ金沢」の建物管理を行う株式会社ポルテ金沢の株式53％を取得する契約も締結した。株式会社モスは、「ホテル日航金沢」を経営している。本件M&Aにより、ヒューリッ

富士紡ホールディングス(3104)は、株式会社東京金型（埼玉県越谷市）の全株式を取得し、子会社化することを決定した。富士紡HDグループは、研磨材事業、化学工業品事業、繊維事業の3事業の成長に注力するとともに、第4の柱となる事業の育成のため化成品事業の拡大に向けた事業基盤整備を進めている。東京金型は、主にプラスチック用金型の設計・製作を行っている。本件M&Aにより、富士紡HDグループは、化成品事業に

メタップス(6172)は、アズアンドコー株式会社（東京都品川区）の株式取得、及び完全子会社化を行った。アズアンドコーは、スマートフォン広告運用とアドテクノロジーに強みを持つ。本件M&Aにより、メタップスは、自社が強みとする膨大なデータの管理・処理・解析を実現するAI技術や、スマートフォンアプリ領域におけるデータ解析やコンサルティングノウハウと、アズアンドコーの広告運用体制とアドテクノロジー技術を組

共和コーポレーション(6570)は、株式会社キャロム・プランニング（埼玉県久喜市）からの事業譲受について基本合意の締結を決定した。共和コーポレーションは、信越、関東、北陸、東海、近畿、北海道などでアミューズメント施設を運営している。キャロム・プランニングもまたアミューズメント施設の運営を手掛けており、本件では運営するうちの1店舗「キャロム大宮店」（埼玉県さいたま市）を譲渡する。本件M&Aにより、共

NTTデータ(9613)と株式会社BeeX（東京都中央区）は、SAP基盤技術やシステム移行を中心としたクラウド事業分野において資本業務提携を締結した。NTTデータグループは、主に製造業向けに、SAPを中心としたERPを含む基幹系システム導入支援や運用管理等のサービスを提供している。BeeXは、SAP稼働基盤のクラウド移行・構築サービスの提供やクラウド上でのSAPシステム運用を中心にビジネスを展開し

神戸物産(3038)の連結子会社であるジー・テイスト(2694)は、株式会社壁の穴（東京都渋谷区）の株式を取得し、子会社化することを決定した。ジー・テイストによる議決権所有割合は92.51％となる。ジー・テイストは、「平禄寿司」、「焼肉屋さかい」等の外食ブランド55業態を持ち、FC含め約680店舗超の外食店舗を全国で展開している。壁の穴は、高いブランド力、知名度を持つスパゲティ専門店「壁の穴」をは

楽天(4755)は、連結子会社である楽天カード株式会社を通じて、トレイダーズホールディングス(8704)グループ傘下のみんなのビットコイン株式会社（東京都港区）の全株式を取得することを決定した。取得価額は265百万円。楽天グループは、仮想通貨交換業への参入を検討していた。みんなのビットコインは、2017年3月30日に仮想通貨交換所のサービスを開始し、現在「みなし仮想通貨交換業者」として営業している

株式会社神明（兵庫県神戸市）は、日東富士製粉(2003)子会社である株式会社増田製粉所および兼三株式会社が保有する、カネス製麺株式会社（兵庫県たつの市）の株式を譲受けることについて増田製粉所および兼三が神明と株式譲渡契約を締結した。議決権所有割合は50.1％となる。神明グループは、基幹事業である加工米飯事業のほか、砂糖、乾麺等の食品卸売事業、国内外での外食事業を展開している。直近では青果物や水産品

日東紡(3110)は、リムコ株式会社（沖縄県うるま市）が第三者割当増資により発行する株式の引き受けを行った。株式所有割合は33.4％となる。日東紡グループは、メディカル事業の強化のため、国内外での対外診断用医薬品事業の拡充に注力している。リムコは、HIVや組換え梅毒抗原などの診断薬抗体・抗原などを開発・販売している。また、遺伝子組換えカイコによる「バイオ医薬品や診断薬の原料となる有用タンパク質の大

ヤマハ発動機(7272)は、株式会社イーベック（札幌市）の出資を決定した。本出資によりイーベックはヤマハ発動機の持分法適用関連会社となる。イーベックは、ヒト末梢血由来の完全ヒト抗体を製造・販売する事業を行うバイオベンチャー企業。創薬・検査診断・研究に不可欠なシーズ抗体の製造・販売に強みを持つ。本件により、ヤマハ発動機は、バイオメディカル研究分野における、より一層の知見を獲得するとともに、製品開発力

ディップ(2379)は、株式会社TBM（東京都中央区）の第三者割当増資引受及び株式取得を決定した。TBM社は、石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックの代替となる新素材「LIMEX（ライメックス）」を開発・製造・販売している。両社は、昨年よりLIMEX製品の販売パートナーシップを締結している。本件により、ディップ及びTBM社は、さらに強固

新日本科学(2395)は、100％子会社である株式会社新日本科学SMO（鹿児島市）の全株式をエムスリー(2413)に譲渡することを決定した。譲渡価額は10億円。新日本科学は、主な事業領域として、前臨床事業とトランスレーショナルリサーチ事業への集中化を進めている。エムスリーは、SMO業界で国内トップクラス。本件M&Aにより、新日本科学は、臨床事業の再編成を加速するとともに、エムスリーの強みとするIT

アウトソーシング(2427)は、子会社のOUTSOURCINGOCEANIAHOLDINGSPTYLIMITED（オーストラリア・メルボルン、OUTSOURCINGOCEANIAHOLDINGS）が、PROJECTMANAGEMENTPARTNERSPTYLIMITED（オーストラリア・シドニー、PROJECTMANAGEMENTPARTNERS）及びその子会社1社の全株式を取得することを決定した

WDBホールディングス(2475)は、米国子会社であるWDBMedicalData,Inc.（ニュージャージー州、WDBMD社）を通じて、同国DZSSoftwareSolutions,Inc.（同州、DZS社）の発行済全株式を取得することを決定した。WDBHDグループは、理学系研究職・工学系技術職人材サービスを中核とした人材サービス事業、医薬品等の臨床試験以降の開発業務を代行、支援するCRO事業、

アウトソーシング(2427)は、ALLENLANETOPCOLIMITED（英国・ロンドン、ALTL社）の株式82.5％を取得し子会社化することを決定した。取得価額は概算2,997百万円。議決権所有割合は82.5％となる。なお本件に伴い、ALTLの完全子会社であるALLENLANELIMITED（ALL社）はアウトソーシングの孫会社となる。アウトソーシンググループは、景気変動の影響を受けにくい公共