豆蔵HD(3756)、子会社によりメガチップス(6875)のシステム事業を会社分割により承継
豆蔵ホールディングス(3756)連結子会社のセンスシングスジャパン株式会社(東京都新宿区)は、メガチップス(6875)よりシステム事業を会社分割により承継する事で合意した。
センスシングスジャパンは、本会社分割にあたって、メガチップス社に対して、承継する資産等の対価として、現金800百万円を交付する。
豆蔵HDグループは、業務及び組み込みシステムにおけるコンサルティング・受託開発、技術者教育、経営コンサルティング、ソフトウエア製品開発・販売を主要事業としている。また最近では、モノづくり自体を手掛け始めておりIoTの技術蓄積を行いつつ、新領域でのサービス提供も進めている。
メガチップス社は、独自のアナログ/デジタル/MEMS技術を駆使したシステムLSI及び当該製品を利用したソリューションを提供するファブレスメーカー。システム事業では、セキュリティ・モニタリング用途向けに、主としてデジタル監視システムを提供している。
本件M&Aにより、豆蔵HDグループは、メガチップス社が培ってきたカメラデバイスの技術と自社ソフトウエア技術の有機的連携を行うことで、サービスの付加価値向上及びビジネスの拡充を図る。
また、メガチップス社のシステム事業が有するハードウェア企画開発や製品の量産管理に関するノウハウ、エッジコンピューティング技術を獲得することで、IoTなどの技術拡充を進め、事業の拡大はもとより、さらなる経営の安定化を図る。
●今後のスケジュール
実施予定日(効力発生日) 2019年1月1日