アジア開発キャピタル(9318)、エンパワーグループより中古ブランド品買取事業を吸収分割により承継
アジア開発キャピタル(9318)は、株式会社エンパワー(東京都新宿区)及びエンパワーの完全子会社であるホームズ株式会社(東京都中野区)(総称して、エンパワーグループ)の中古ブランド品買取事業を吸収分割により、新設する株式会社にて承継することについて、エンパワー及びエンパワーの株主である増井俊介氏と基本合意書を締結することを決定した。吸収分割の対価として金銭を交付する。
アジア開発キャピタルグループは、国内の主力事業として金融業に注力している。2017年4月より、M&Aを通じて質貸付、中古ブランド品買取及び商品の仕入れ販売事業を開始した。2018年4月には、東京・銀座に中古ブランド品買取専門店舗を開店し、事業を拡大している。
エンパワーグループは、「大吉」ブランドにて全国に284店舗(フランチャイズを含む。2019年2月末時点)を運営する中古ブランド品買取事業の大手企業。
本件M&Aにより、アジア開発キャピタルは、エンパワーグループの有する優良な既存直営店舗(80店舗を想定)、運営に関する事業(フランチャイズ加盟店(現時点で203店舗)の管理・開拓等、フランチャイザーとしての事業を承継する。これにより、グループ全体として国内トップクラスの中古ブランド品買取店舗網が構築されることで、中古ブランド品買取事業の拡大とさらなる成長を目指す。
●今後のスケジュール
吸収分割契約書締結日 2019年4月16日
吸収分割効力発生日 2019年5月31日