富士通の持分法適用会社である富士通コンポーネント、コネクタ事業の一部をオータックスに譲渡
富士通(6702)の持分法適用会社である富士通コンポーネント株式会社(東京都品川区)は、コネクタ事業の一部をオータックス株式会社(神奈川県横浜市)に譲渡することを決定した。
富士通は、テクノロジーソリューション、ユビキタスソリューション、デバイスソリューションを展開している。
富士通コンポーネントは、富士通の持分法適用会社。リレー、コネクタ、直流給電システム用コンセントユニット等のスイッチング・デバイス関連製品、ならびにタッチパネル、サーマルプリンタ、キーボード、無線モジュール、KVMソリューション等のヒューマン・インターフェース・デバイス関連製品の製造販売を行っている。製造会社として国内4社、海外3社、および販売子会社として国内1社、海外6社で富士通コンポーネントグループを形成し、グローバルに事業展開している。
オータックスは、5000種類の電源スイッチ、1500種類を超えるDIPスイッチを商品として持つ産業用スイッチのメーカー。また、端子台、コネクター、ヘルスケア、金属加工製品、DMMS製品の開発・製造および販売を行っている。
本件では、富士通コンポーネントのコネクタ事業の一部の生産設備、成形金型、知的所有権を含むプレス金型及び技術資産の一式を譲渡する。