三菱製紙、プレスボードの生産を統合し、王子エフテックスに事業譲渡へ
三菱製紙株式会社(3864)は、王子エフテックス株式会社(東京都中央区)に未晒クラフトパルプを原料とする電気絶縁紙プレスボードの生産を統合し、王子エフテックスに事業を譲渡することを決定した。
プレスボード(Aボード事業を除く)における営業権を譲渡する。尚、同じ白河事業所で生産する全芳香族ポリアミドを原料とする「Aボード」については、同事業所での生産を継続する。
三菱製紙は、紙・パルプ・写真感光材料の製造、加工および販売を行っている。
王子エフテックスは、紙類、パルプ類およびその副産物の製造、加工ならびに売買を行っている。また、合成樹脂加工品、包装資材、化学薬品および不織布の製造、加工ならびに売買を行っている。
本件により、三菱製紙は、各事業分野においてシナジー効果創出を目指す。電気絶縁紙事業においては、生産能力に勝る王子エフテックス中津工場に生産を統合することで、事業基盤の強化と収益向上を目指す。
・今後のスケジュール
事業譲渡日 2021年10月1日