M&Aニュース

成長戦略セミナー

三菱製紙、プレスボードの生産を統合し、王子エフテックスに事業譲渡へ

更新日:

三菱製紙株式会社(3864)は、王子エフテックス株式会社(東京都中央区)に未晒クラフトパルプを原料とする電気絶縁紙プレスボードの生産を統合し、王子エフテックスに事業を譲渡することを決定した。
プレスボード(Aボード事業を除く)における営業権を譲渡する。尚、同じ白河事業所で生産する全芳香族ポリアミドを原料とする「Aボード」については、同事業所での生産を継続する。

三菱製紙は、紙・パルプ・写真感光材料の製造、加工および販売を行っている。

王子エフテックスは、紙類、パルプ類およびその副産物の製造、加工ならびに売買を行っている。また、合成樹脂加工品、包装資材、化学薬品および不織布の製造、加工ならびに売買を行っている。

本件により、三菱製紙は、各事業分野においてシナジー効果創出を目指す。電気絶縁紙事業においては、生産能力に勝る王子エフテックス中津工場に生産を統合することで、事業基盤の強化と収益向上を目指す。

・今後のスケジュール
事業譲渡日 2021年10月1日

紙・パルプ・紙加工品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

紙・パルプ・紙加工品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、紙・パルプ・紙加工品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

三菱製紙に関連するM&Aニュース

三菱製紙、グループ組織再編により子会社4社を吸収合併へ

三菱製紙株式会社(3864)は、グループ組織再編を行うことを決定した。三菱製紙を吸収合併存続会社、新北菱林産株式会社(青森県八戸市)、京菱ケミカル株式会社(京都府長岡京市)、高砂紙業株式会社(兵庫県高砂市)、KJ特殊紙株式会社(静岡県富士市)を吸収合併消滅会社とする吸収合併方式。三菱製紙は、紙・パルプ・写真感光材料の製造・加工・販売を行っている。中期経営計画(2023年3月期-2025年3月期)に

ルネサンス、菱紙よりスポーツクラブを譲受へ

株式会社ルネサンス(2378)は、菱紙株式会社(東京都墨田区)より、同社のスポーツクラブ事業である「KSCwellnessフィットネスクラブ金町・金町スイミングクラブ(以下KSCwellness)」を譲り受けると発表した。関連する固定資産(不動産)の信託受益権は、ルネサンスの指定先が取得する。【譲受事業・譲受資産の概要】(1)名称KSCwellnessフィットネスクラブ金町・金町スイミングクラブ(

三井松島ホールディングス傘下のMOS、カツマタの感熱紙の加工販売事業を譲受へ

三井松島ホールディングス株式会社(1518)は、連結子会社のMOS株式会社(東京都港区)が三菱製紙株式会社(3864)の連結子会社(孫会社)である株式会社カツマタ(埼玉県朝霞市)の感熱紙の加工販売事業を譲り受けることを決定した。MOSは、感熱紙の加工販売、記録紙製造販売、ポリ硬貨巻加工販売、オフィス生活用品の販売を行う。カツマタは、感熱紙の加工・販売等を行う。三井松島ホールディングスは、本事業譲受

三菱製紙、グループ組織再編による子会社の統合へ

紙・パルプ・写真感光材料の製造・加工・販売を行う三菱製紙株式会社(3864)は、グループ組織再編を行うことを決定した。【組織再編の概要】①三菱製紙及び北上サイト子会社の統合:三菱製紙を存続会社、北上ハイテクペーパー株式会社(岩手県北上市)および北菱興業株式会社(岩手県北上市)を消滅会社とする吸収合併方式。②販売子会社の統合:三菱王子紙販売株式会社(東京都墨田区)を存続会社、ダイヤミック株式会社(東

王子HD(3861)及び三菱製紙(3864)、資本業務提携

王子ホールディングス(3861)と三菱製紙(3864)は、資本提携契約の締結及び第三者割当による王子HDに対する三菱製紙の新株式の発行を決定した。王子HDは、三菱製紙の総議決権数の33.00%にあたる株式を取得する予定。王子HDは、海外において、製造販売拠点の獲得を積極的に進めている。国内においては、印刷情報用紙の生産設備の削減を進める一方、家庭用紙や段ボールなど需要が安定推移している分野での収益

この記事に関連するタグ

「事業譲渡・選択と集中」に関連するコラム

事業売却とは?会社売却との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
事業売却とは?会社売却との違い、メリット・デメリットを解説

企業が不採算部門を整理し、主力事業へ経営資源を集中するなど、事業戦略の見直しを行う場面で活用されるのが、事業売却です。本記事では、事業売却の概要、メリット・デメリットなどをご紹介します。日本M&Aセンターでは、事業売却をはじめ、様々な手法のM&A・経営戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちら事業売却とは?事業売却は、企業が所有している

スピンアウトとは?スピンオフとの違いやメリット・注意点・事例まで詳しく解説

経営・ビジネス
スピンアウトとは?スピンオフとの違いやメリット・注意点・事例まで詳しく解説

スピンアウトは、新たな事業価値を創出する手段として注目されています。そこで本記事では、スピンアウトとスピンオフの違い、スピンアウトのメリットや注意点等について詳しく解説します。スピンアウトとは?スピンアウトとは、企業が特定の子会社や事業を切り離し、新たな会社として独立させる言葉として、ビジネスの場面で用いられます。親会社との資本関係を解消するため、新会社は完全な独立企業になる点が特徴です。親会社の

「選択と集中」とは?手法やメリット・デメリット、企業事例を解説

M&A全般
「選択と集中」とは?手法やメリット・デメリット、企業事例を解説

どの企業にも強みと弱みがあります。すべての強みを伸ばしながら弱みを小さくして事業成長を図るのが理想的ですが、活用できる経営資源は限られているため、実現は難しいでしょう。そこで考えられたのが、「選択と集中」という経営戦略です。本記事では、「選択と集中」とはどのような経営戦略で、メリットとデメリットにはどういったものがあるのかを解説し、実行する際のポイントなども説明します。日本M&Aセンターは場企業の

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。事業承継を断念する前に、会社を売却し事業を存続させる方法について話を聞いてみませんか?数々の事業承継をご支援してきたコンサルタントが、M&Aによる取引価額、売却先候補についてご案内致します。ご相談は

事業譲渡とは?メリットやデメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
事業譲渡とは?メリットやデメリット、手続きをわかりやすく解説

M&Aで多く用いられるスキームとして挙がるのが株式譲渡と事業譲渡です。本記事ではどのような場合に事業譲渡がふさわしいのか、株式譲渡との違いやメリット・デメリット、手続きや税金などをわかりやすくご紹介します。日本M&Aセンターでは、事業譲渡をはじめ、様々な手法のM&A・経営戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちら事業譲渡とは事業譲渡とは

カーブアウトとは?メリットや課題、進め方、企業事例を紹介

M&A全般
カーブアウトとは?メリットや課題、進め方、企業事例を紹介

~ある上場企業の経営企画部長の悩み~社長から「事業ポートフォリオ見直しに着手せよ」という指示を受けました。選択と集中は不可欠で、子会社や事業の切離し(カーブアウト)も視野に入れたいと社長は力説します。しかし、当社は買収実績があっても売却はほとんどしたことがない。さて、どうしたものか・・・。近年、事業ポートフォリオの見直しに伴う、グループ会社や事業の切り離し、つまりカーブアウトの動きが加速しています

「事業譲渡・選択と集中」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2020年8月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード