事業承継セミナー

旭化成子会社のZOLL Medical Corporation、米国の医療機器メーカーRespicardia, Inc.を買収

更新日:

旭化成株式会社(3407)の子会社であるZOLL Medical Corporation(アメリカ マサチューセッツ州、以下ZOLL)は、Respicardia, Inc.(アメリカ ミネソタ州、以下Respicardia)を買収することを決定した。

ZOLLは、医療機関向け除細動器および自動体外式除細動器(AED)、着用型自動除細動器「LifeVest®」等の心肺蘇生を中心とした事業を行っている。

Respicardiaは、医療機器メーカー。 中枢性睡眠時無呼吸症(Central Sleep Apnea)に対する植え込み型神経刺激デバイス「remedē® System」の開発・製造・販売を行う。

本買収により旭化成は、ZOLLとRespicardiaの販売網を活かした営業活動や心臓専門医へのアプローチ等のシナジー効果創出を図り、「remedē® System」の対象患者の睡眠改善や症状の緩和を目指す。

今後は、急性心筋梗塞や心不全、および呼吸機能障害等の疾患に対する製品・サービスをターゲットとした戦略的投資や買収を通して、これらの疾患に対するポートフォリオの拡大・強化を図る。
また、旭化成グループにて持続可能な社会の実現を目指し、患者の命とQOL(Quality of Life)の向上を見込む。

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A・事業承継の動向はこちら

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

旭化成に関連するM&Aニュース

旭化成、旭化成エヌエスエネルギーを吸収合併

旭化成株式会社(3407)は、完全子会社である旭化成エヌエスエネルギー株式会社(宮崎県延岡市)を吸収合併することを決定した。旭化成を存続会社とする吸収合併方式で、旭化成エヌエスエネルギーは解散する。旭化成は、総合化学事業を行っている。旭化成エヌエスエネルギーは、熱電供給事業を行っている。延岡地区への電気・蒸気の供給および電力市場での販売を目的として、新日本製鐡株式会社(当時)との合弁会社として20

旭化成、旭化成メディカルをインテグラルに565億円で売却

旭化成株式会社(3407)は、完全子会社の旭化成メディカル株式会社(東京都千代田区)に、インテグラル株式会社(5842)が設立し、その関連会社が運営するファンド(以下、インテグラル株式会社とあわせて:インテグラル)が保有予定の特別目的会社であるアイエーホールディングス株式会社(東京都千代田区、以下:出資会社)による出資を受けること、および旭化成が保有する旭化成メディカルの株式を譲渡することを決定し

旭化成ホームズ、住宅建築工事の米ODC Constructionを買収

旭化成ホームズ株式会社(東京都千代田区)は、同社の米国子会社を通じて、ODCConstruction,LLC(米国フロリダ州、以下「ODC」)の持分100%を取得する契約を2024年8月6日(米国東部時間)に締結し、2024年8月29日(米国東部時間)に当該持分の取得を完了した。旭化成ホームズは、旭化成グループの住宅事業を担っている。ODCは、フロリダ州の住宅建築における躯体施工、基礎施工等を行っ

旭化成、子会社の旭フアイナンスを吸収合併へ

旭化成株式会社(3407)は、完全子会社である旭フアイナンス株式会社(東京都千代田区)を吸収合併することを決定した。旭化成を存続会社とする吸収合併方式で、旭フアイナンスは解散する。旭化成は、総合化学事業を展開している。旭フアイナンスは、現在事業を行っておらず休眠状態となっている。合併の目的旭化成グループの経営資源の合理化・効率化を図るため。合併の日程取締役会決議日:2024年7月17日契約締結日:

旭化成、スウェーデン製薬企業のCalliditas Therapeutics ABにTOBを実施

旭化成株式会社(3407)は、CalliditasTherapeuticsAB(スウェーデン・ストックホルム、以下「Calliditas社」)に対し、Calliditas社を買収すること(以下「本買収」)を目的に、旭化成による株式公開買付け(TOB)を行うことを、2024年5月28日開催の旭化成の取締役会において決議した。また、本公開買付けは同時にCalliditas社の米国預託証券(ADS)の全

この記事に関連するタグ

「買収・子会社」に関連するコラム

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。バイアウトとは?バイアウト(BuyOut)とは、経営再建による事業継続や収益向上を目的に、経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法を指します。一般的には、企業の経営陣や従業員が自身の資金や外部の投資

TOB(株式公開買付け)とは?目的など概要をおさらい

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的など概要をおさらい

TOB(株式公開買付け)とは?TOBとは、株式公開買付け(TakeoverBid)の略で、対象企業の経営権取得を目的に、株式の買付価格や期間、株式数などを公告し、取引所外で多くの株主から大量に買付ける手法を指します。一般的にTOBを仕掛ける買収側を「公開買付者」、実施される側を「対象者」と呼びます。東京証券取引所の市場再編やPBR(株価純資産倍率)改善要請を背景に、成長を意識した買収、上場企業への

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

経営・ビジネス
関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

関連会社に該当するかどうかは、議決権の割合によって定められています。本記事では関係会社や子会社との違いも含め、関連会社の概要についてご紹介します。関連会社とは?関連会社とは、親会社が議決権の20%以上を所有し「経営方針の決定に重要な影響を与えることができる会社」を指します。「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」で以下のように定義されています。~略~「関連会社」とは、会社等及び当該会社等

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。コングロマリットとはコングロマリット(conglomerate)とは、異なる業種や産業に属する複数の企業が経営統合を行い、1つの大きな企業グループを形成することを指します。コングロマリットは、さまざまな事業分野

新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

M&A全般
新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

業界経験豊富なM&Aのスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動きについて、プレスリリースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回はNTTドコモとマネックスグループ・マネックス証券のニュースを解説します。※本記事はYouTube動画の内容を抜粋・編集してご紹介します。日本M&Aセンターは上場企業、中堅・中小企業のM&A・企業戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。ご相談は無料、秘密厳

「買収・子会社」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。買い手が買収先を検討する流れ企業概要書をふまえ、さらに具体的に検討を進めるに一般的には「M&A仲介会社との提携仲介契約の締結」「個別詳細情報についての質疑応答」のステップがあります。買い手候補企業の

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。買収先の探し方①譲渡案件型お相手探しは大きく「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つにわかれます。譲渡案件型は、M&A仲介会社が保有する売り手企業(譲渡を希望する企業)の

買い手がM&Aを行う目的

買い手がM&Aを行う目的

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。【登録無料】買収をご検討の方は、希望条件(地域、業種など)を登録することで、条件に合致した譲渡案件のご提案や新着案件情報を受け取ることができます。まずは登録から始めてみませんか?買収希望条件の登録はこちらM&Aの目的①市場シェアの拡大企業は競合他社を買収することで、自社の市場シェアを拡大

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2021年4月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード