日揮ホールディングスの連結子会社、昭和電工マテリアルズのセラミックス事業を譲受けへ
日揮ホールディングス株式会社(1963)は、日揮ホールディングスの連結子会社で日揮HDグループの機能材製造事業会社である日本ファインセラミックス株式会社(宮城県仙台市)が昭和電工マテリアルズ株式会社(東京都千代田区)との間で、昭和電工マテリアルズのセラミックス事業の譲受に向けた協議を行う旨の基本合意書を締結した。
日揮HDは、グループ戦略立案および事業会社の統括管理などを行っている。
連結子会社の日本ファインセラミックスは、炭化ケイ素や窒化ケイ素などのファインセラミックス、独自の金属セラミックス複合材料(MMC)、および薄膜集積回路を形成したセラミックス基板の製造販売を行っている。
昭和電工マテリアルズは、機能材料および先端部品・システムの製造・加工および販売を行っている。
本件により、日揮HDは、日揮HDが保有する非酸化物系セラミックスの材料・加工技術に、昭和電工マテリアルズの量産技術・材料技術を融合させることにより、半導体や次世代自動車等の成長分野における新製品開発の実現性を高める。
・今後のスケジュール
最終契約締結 2021年9月