株価算定シミュレーション

ダイセル、吸収分割によりポリプラスチックス及びダイセルミライズに事業承継へ

更新日:

株式会社ダイセル(4202)は、吸収分割により、長繊維樹脂事業をポリプラスチックス株式会社(東京都港区)へ承継、また、樹脂コンパウンド事業をダイセルミライズ株式会社(東京都港区)へ承継することを決定した。

ダイセルを分割会社、ポリプラスチックスを承継会社とする吸収分割方式。 ダイセルミライズの一般用途長繊維樹脂事業もポリプラスチックスへ移管し、長繊維樹脂事業をポリプラスチックスに集約させる予定。

ダイセルは、ヘルスケアSBU、エレクトロニクス、メディカル、コスメ・ヘルスケア、Everyday Life、環境・エネルギーなど事業を展開している。

ポリプラスチックスは、各種ポリマーおよびプラスチックなどの製造販売を行っている。

ダイセルミライズは、コーティング事業、レジン事業、WSP事業、ケミカル事業、ファーム事業、産業資材事業、ハウスホールド事業、DLAMP/熱接着フィルム事業を行っている。

ダイセルは、本件により、マーケティング活動におけるシナジー効果創出を目指すとともに、さらなる事業拡大を目指す。 また、ポリプラスチックスが持つエンジニアリングプラスチック市場でのテクニカルサービス、マーケティング力などの強みを活かし事業拡大を図る。

・今後のスケジュール
契約締結日 2021年7月15日
効力発生日 2021年10月1日

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A・事業承継の動向はこちら

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

ダイセルに関連するM&Aニュース

サイトロンジャパン、ダイセル子会社のダイセルパイロテクニクスを買収

株式会社サイトロンジャパン(東京都新宿区)は株式会社ダイセル(4202)と株式譲渡契約を締結し、2024年3月1日付にて、ダイセルの連結子会社であるダイセルパイロテクニクス株式会社(群馬県高崎市)のすべての株式を譲受け、子会社とした。サイトロンジャパンは、1961年の創業以来、双眼鏡やライフルスコープなどのスポーツオプティクス製品を世界の銃砲市場に供給してきた。また、2009年からはイタリアBER

ダイセル、米PharmaJetに出資、医療分野参入へ

株式会社ダイセル(4202)とPharmaJet,Inc.(米国コロラド州、PharmaJet社)は、戦略的な資本提携を行うことに合意したと発表した。ダイセルは、総合科学会社。PharmaJet社は、2005年に設立された無針注射器を扱う医療機器会社。ダイセルは、PharmaJet社との戦略的資本提携と、新会社ダイセルメディカル設立により、医療業界への本格参入を図る。

ダイセル、ヘルスケア通信販売事業をファーマフーズに譲渡へ

株式会社ダイセル(4202)は、株式会社ファーマフーズ(2929)と事業譲渡契約を締結し、2023年10月2日付けにてダイセルのヘルスケア通信販売事業を譲渡する。ダイセルは、セルロース・有機合成・キラル分離・合成樹脂・火工品をコア技術とし、化学製品・高機能材料等の開発を行う素材メーカー。ファーマフーズは、機能性食品素材の開発・販売、通信販売事業、バイオメディカル事業を行っている。主要製品は、ファー

ダイセル(4202)は、腸内フローラ検査「Mykinso」を展開するサイキンソーと資本業務提携

株式会社ダイセル(4202)は、株式会社サイキンソー(東京都渋谷区)と資本業務提携した。「腸活」業界の標準・規格化に向け、共同研究を実施する。ダイセルは、1919年に日本のセルロイド会社8社が合併して誕生。セルロース化学、有機合成化学、高分子化学、火薬工学をコア技術にして、化学製品、高機能材料、精密火工品システムなど、化学の枠を超えて、さまざまな分野でグローバルに事業を展開している。ヘルスケア領域

ダイセル(4202)と豊田合成(7282)、資本業務提携で関係強化

ダイセル(4202)と豊田合成(7282)は、資本提携を行うことで合意した。ダイセルと豊田合成の両社は、同等金額の普通株式を持ち合う予定。取得価格の総額は各々約10億円を目安に取得する。本件M&Aにより、ダイセル及び豊田合成は、安全性に関わる分野と合成樹脂材料における新素材の分野を中心に協力関係の強化を図り、製品力の向上を目指す。具体的にはエアバッグやフューエルキャップ、フューエルチューブ等の開発

この記事に関連するタグ

「吸収分割・シナジー効果・事業承継」に関連するコラム

【M&A成約式】 上場企業とのM&Aで生産力向上、メイドインジャパンの製品力で成長促進へ

広報室だより
【M&A成約式】 上場企業とのM&Aで生産力向上、メイドインジャパンの製品力で成長促進へ

「メイドインジャパンの製品を世界に発信したい」という思いが合致したM&Aとなりました。野菜調理器製造事業を行う株式会社ベンリナー(以下、ベンリナー、山口県岩国市)は、印刷品製造業を営む三光産業株式会社(以下、三光産業、東京都)と資本提携を結びました。両社は、2022年12月22日、広島県内のホテルにてM&A成約式を執り行いました。握手を交わす三光産業株式会社代表取締役社長執行役員石井正和氏(左)と

中小企業がM&Aを行う背景や目的とは?手法や成功のポイントをわかりやすく解説

M&A全般
中小企業がM&Aを行う背景や目的とは?手法や成功のポイントをわかりやすく解説

急速に高齢化が進み、2025年問題が目前に迫る中、中小企業によるM&Aの件数は増加傾向にあります。本記事では、中小企業のM&Aの現状とその目的、用いられる手法、中小企業のM&Aを成功に導くポイントについて紹介します。この記事のポイント中小企業のM&Aが増加傾向にある背景として、経営者の高齢化による「後継者不在問題」と、人口減少による「縮小する国内市場への対応」が挙げられる。中小企業がM&Aを選択す

年商10億円以上の企業経営者200人に聞いた「引継ぎプラン」

年商10億円以上の企業経営者200人に聞いた「引継ぎプラン」

日本を支える中堅企業の経営者に一斉アンケートを実施国内の全企業の99%を占める「中小企業」。その中でも「中堅」規模の企業は、各地域経済をけん引する、あるいはその高いポテンシャルを秘めた存在です。日本M&Aセンターは、こうした中堅クラスの企業の経営者ご自身のこれからや、会社の今後についてのお考えをお聞きする、「経営者意識調査」を実施しました。経営や承継に関わる課題や、M&Aの活用等に関しての問いに選

個人保証とは?メリットやデメリット、関連ガイドラインを解説

M&A全般
個人保証とは?メリットやデメリット、関連ガイドラインを解説

中小企業の経営者が金融機関から融資を受ける際、個人保証を求められることがあります。個人保証に応じると融資が受けやすくなる反面、資金難に陥った場合は、経営者の個人資産を切り崩すなどの必要が生じます。本記事では、個人保証の概要、メリットやデメリット、そして「経営者保証に関するガイドライン」について取り上げるほか、M&Aによる個人保証の解除についてもご紹介します。この記事のポイント個人保証は、企業が融資

会社相続のポイントとは?相続の流れ、注意点をわかりやすく解説

事業承継
会社相続のポイントとは?相続の流れ、注意点をわかりやすく解説

既存の会社を後継者が継ぐ方法として事業承継、相続が挙げられます。いずれも「会社を継ぐ」という点では同じですが、その手続きやメリット・デメリットなどが異なります。本記事では、会社の相続に焦点を当て、事業承継で会社を継ぐ場合とはどのような点で違うのかを整理したうえで、相続する際の流れや注意すべき点などについて解説します。会社の相続とは?会社の相続で具体的に何を相続するのかというと、会社が発行している「

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社売却が成長加速の選択肢として注目されている。会社売却の主なメリットは存続、経営者の負担

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2021年7月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード