M&Aニュース

成長戦略セミナー

トヨタ自動車の子会社、自動運転モビリティのための高精度地図等の次世代道路情報解析を行うCARMERAを買収へ

更新日:

トヨタ自動車株式会社(7203)の子会社であるウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社(東京都中央区)は、自動運転モビリティのための高精度地図を中心とした次世代道路情報解析を行っているCARMERA, Inc.(アメリカ・ニューヨーク州、CARMERA)の買収に合意した。

本件に伴い、CARMERAのチームはウーブン・プラネットの事業会社であるウーブン・アルファ株式会社の自動地図生成プラットフォーム(Automated Mapping Platform、AMP)チームと協働を予定。

トヨタ自動車は、自動車の生産・販売を主な事業としている。

子会社のウーブン・プラネットHDは、グループ全体に対する戦略的意思決定、パートナーとの協業拡大、新事業機会の創出および事業会社に対するシェアドサービスの提供を行っている。

CARMERAは、車両のクラウドソーシングとリモートセンシングを利用して、ストリートレベルの変化を世界的な広さと高解像度で捉えるサービスを提供する企業。自動運転モビリティのための高精度地図を中心とした次世代道路情報解析に強みをもっている。

本件M&Aにより、ウーブン・プラネットHDは、高精度地図の開発におけるトップクラスのエンジニアをチームに加え、研究開発から商業化への移行を加速させる。
また、ウーブン・プラネットHDは、今後CARMERAの知見を活かし、クラウドソース型のカメラから取得したデータを活用することで、従来の方法と比較してより低コストかつ迅速に変化点を抽出し、高精度地図の更新を行う。

輸送用機械・部品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

輸送用機械・部品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、輸送用機械・部品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

トヨタ自動車に関連するM&Aニュース

トヨタ・デンソー・豊田自動織機の3社がアイシン株を売却へ

トヨタ自動車株式会社(7203)、株式会社デンソー(6902)、株式会社豊田自動織機(6201)の3社は、2024年6月27日、トヨタグループの自動車部品大手の株式会社アイシン(7259)の株式を売却すると発表した。アイシン株の保有比率は、トヨタが24.8%から20.0%、デンソーは0%、豊田自動織機が7.7%から2.9%に下がる。政策保有株式を減らし、売却によって得られた資金を有効活用する狙い。

トヨタ自動車、プライムアースEVエナジーを完全子会社化へ

トヨタ自動車株式会社(7203、以下「トヨタ」)は、車載用電池の量産体制を強化するため、プライムアースEVエナジー株式会社(静岡県湖西市)を完全子会社化することを、パナソニックホールディングス株式会社(6752、以下「パナソニックHD」)と合意した。3月下旬の完全子会社化を予定している。プライムアースEVエナジーは、1996年12月にパナソニックEVエナジー(株)として設立(出資比率はトヨタ40%

トヨタ、デンソーの株式の一部を売却へ

トヨタ自動車株式会社(7203)は、トヨタが保有する株式会社デンソー(6902)の株式の一部を売却することを決定した。売却予定株式数は、124,868,100株(予定)。デンソー株式の保有率(※)は売却前の24.2%から、売却後20.0%を予定している。※直近の発行済株式総数(自己株式除く)(2,995,373,516株)に対するトヨタ自動車の保有株式数の割合トヨタはモビリティ・カンパニーへの変革

トヨタ自動車、ウーブン・バイ・トヨタを完全子会社化へ

トヨタ自動車株式会社(7203、以下トヨタ)は、ウーブン・バイ・トヨタ株式会社(東京都中央区)を完全子会社化することを決定した。トヨタは、大手自動車メーカー。乗用車、商用車、バスの製造・販売や、環境対策技術を活用し、ハイブリッド車や燃料電池車などエコカー開発などの事業を展開している。ウーブン・バイ・トヨタは、トヨタのモビリティ技術を開発する子会社。本年4月より、両社は株式会社デンソーを含めたグルー

トヨタ自動車が新会社を設立し、富士スピードウェイを新会社の傘下へ

トヨタ自動車株式会社(7203)は、「富士モータースポーツフォレスト株式会社(静岡県駿東郡)」を4月3日付で設立し、三菱地所株式会社ならびに大成建設株式会社が保有する「富士スピードウェイ株式会社(静岡県駿東郡)」の一部株式を譲り受けたうえ、新会社の完全子会社とする。トヨタ自動車は、大手自動車メーカー。乗用車、商用車、バスの製造・販売や、環境対策技術を活用し、ハイブリッド車や燃料電池車などエコカー開

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・子会社・買収」に関連するコラム

キリンの海外事例から読み解く!M&Aポイント解説

海外M&A
キリンの海外事例から読み解く!M&Aポイント解説

国内外のM&Aに精通するDr.(ドクター)Mが、身近なM&A事例を用いて、独自の視点でポイントをわかりやすく解説する新企画「Dr.MのM&Aポイント解説」。第1回で取り上げる企業は「キリンホールディングス」。国内ビール業界の中でも海外展開を積極的に進めてきたキリンで、いま何が起きているのでしょうか。|*概要*||-------------------------------------------

タイにおける日本食市場の2024年最新動向

海外M&A
タイにおける日本食市場の2024年最新動向

コロナ禍から復活最新のタイの飲食店事情日本M&Aセンターは、2021年11月にタイにて駐在員事務所を開設し、2024年1月に現地法人を設立いたしました。現地法人化を通じて、M&Aを通じたタイへの進出・事業拡大を目指す日系企業様のご支援を強化しております。ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら私自身は、2度目のタイ駐

TOB(株式公開買付け)とは?わかりやすく事例を紹介

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?わかりやすく事例を紹介

東京証券取引所の市場再編やPBR(株価純資産倍率)改善要請を背景に、成長を意識した買収、上場企業へのTOB(株式公開買い付け)の動きが活発化しています。本記事ではTOBの概要や主な流れ、メリット、企業事例をご紹介します。日本M&Aセンターでは、中小企業の成長戦略にフォーカスしたセミナーを開催しております。中堅・中小企業の成長戦略としてM&Aが注目されている現在、日本M&Aセンターが支援するレバレッ

ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

今回ご紹介するプロジェクトTの調印式の様子(左から、ダイナパック株式会社代表取締役社長齊藤光次氏、VIETNAMTKTPLASTICPACKAGINGJOINTSTOCKCOMPANYCEOTranMinhVu氏)ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら私はベトナムの優良企業が日本の戦略的パートナーとのM&Aを通じて

シンガポールに代わる地域統括拠点 マレーシアという選択肢

海外M&A
シンガポールに代わる地域統括拠点 マレーシアという選択肢

ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら人件費、賃料、ビザ発行要件、すべてが「高い」シンガポールASEANのハブと言えば、皆さんが真っ先に想起するのはシンガポールではないでしょうか。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、シンガポールでは87社の統括機能拠点が確認されています。東南アジアおよび南西アジア地域最大の統括拠

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

「クロスボーダーM&A・子会社・買収」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2021年7月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード