トヨタ自動車の子会社、自動運転モビリティのための高精度地図等の次世代道路情報解析を行うCARMERAを買収へ
トヨタ自動車株式会社(7203)の子会社であるウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社(東京都中央区)は、自動運転モビリティのための高精度地図を中心とした次世代道路情報解析を行っているCARMERA, Inc.(アメリカ・ニューヨーク州、CARMERA)の買収に合意した。
本件に伴い、CARMERAのチームはウーブン・プラネットの事業会社であるウーブン・アルファ株式会社の自動地図生成プラットフォーム(Automated Mapping Platform、AMP)チームと協働を予定。
トヨタ自動車は、自動車の生産・販売を主な事業としている。
子会社のウーブン・プラネットHDは、グループ全体に対する戦略的意思決定、パートナーとの協業拡大、新事業機会の創出および事業会社に対するシェアドサービスの提供を行っている。
CARMERAは、車両のクラウドソーシングとリモートセンシングを利用して、ストリートレベルの変化を世界的な広さと高解像度で捉えるサービスを提供する企業。自動運転モビリティのための高精度地図を中心とした次世代道路情報解析に強みをもっている。
本件M&Aにより、ウーブン・プラネットHDは、高精度地図の開発におけるトップクラスのエンジニアをチームに加え、研究開発から商業化への移行を加速させる。
また、ウーブン・プラネットHDは、今後CARMERAの知見を活かし、クラウドソース型のカメラから取得したデータを活用することで、従来の方法と比較してより低コストかつ迅速に変化点を抽出し、高精度地図の更新を行う。