事業承継セミナー

ENEOS、特別目的会社を通じてNIPPOの株式を公開買付け(TOB)

更新日:

ENEOSホールディングス株式会社(5020、ENEOS)は、特別目的会社であるロードマップ・ホールディングス合同会社(東京都港区、ロードマップHD)を通じ、株式会社NIPPO(1881)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。

既にNIPPO株の57.01%を保有しているENEOSは、TOB成立後、ロードマップHDの議決権のうち50.10%を取得し、ゴールドマン・サックス・グループ・インク(ゴールドマン)が49.90%を取得、今回の買い付けでNIPPOを非公開化とする予定。

買付け等の価格は、普通株式1株につき、4,000円。
応募株券等の総数が買付予定数の下限(11,500,000 株)に満たない場合は、応募株券等の全部の買付けなどを行わず、買付予定数の上限は設定しない。

ロードマップHDは、NIPPOの株式を取得および所有することを主な目的として2021年8月6日に設立された合同会社。
NIPPOは、建設事業(舗装土木、一般土木、建築)、アスファルト合材、乳剤の製造・販売事業、不動産開発事業、その他の事業(建設機械等のリースなど)を行っている。

・今後のスケジュール
公開買付期間 2021年11月12日~2021年12月24日

石炭石油製品製造販売・資源開発業界のM&A・事業承継の動向はこちら

土木・舗装工事業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、土木・舗装工事業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

ENEOSホールディングス・NIPPOに関連するM&Aニュース

ENEOSホールディングス傘下のJX金属、タツタ電線へのTOB成立

ENEOSホールディングス株式会社(5020)の完全子会社であるJX金属株式会社(東京都港区)による、タツタ電線株式会社(5809)の公開買付け(TOB)が2024年8月19日をもって終了した。応募株券等の総数(31,404,640株)が買付予定数の下限(18,446,882株)以上となったため成立している。本公開買付けの結果、2024年8月26日(本公開買付けの決済の開始日)をもって、JX金属は

ENEOSホールディングス、タツタ電線へのTOB価格を780円に引き上げ、8月19日まで延長

ENEOSホールディングス株式会社(5020)の完全子会社であるJX金属株式会社(東京都港区)は、タツタ電線株式会社(5809)の普通株式に対する公開買付け(TOB)を2024年6月21日より実施しているが、本公開買付けにおける買付条件等の変更を発表した。【買付け等の概要に関する変更箇所:太字】(1)買付け等の期間、(2)本公開買付価格、(3)決済の開始日(1)買付け等の期間(変更前)2024年6

ENEOSホールディングス、タツタ電線へのTOB期間を8月2日まで延長

ENEOSホールディングス株式会社(5020)は、完全子会社であるJX金属株式会社(東京都港区)が、タツタ電線株式会社(5809)の普通株式に対する公開買付け(TOB)を実施すること決定し、2024年6月21日より実施しているが、本公開買付けにおける買付け等の期間を2024年7月19日から2024年8月2日まで延長した。【買付け等の概要に関する変更箇所:太字】(1)買付け等の期間(2)決済の開始日

ENEOSホールディングス、海運事業の一部を日本郵船に譲渡へ

ENEOSホールディングス株式会社(5020)は、同社グループの海運事業を手掛けるENEOSオーシャン株式会社(神奈川県横浜市)の原油タンカー事業以外のLPG船、ケミカルタンカー、プロダクトタンカーおよび貨物船等を中心とする海運事業(以下「対象事業」)を、吸収分割によりENEOSオーシャンが新たに設立する完全子会社(以下「新会社」)に承継させた上で、新会社株式の80%を日本郵船株式会社(9101)

ENEOSホールディングス傘下のJX金属、カセロネス銅鉱山運営会社のチリMLCC社の株式を追加譲渡

ENEOSホールディングス株式会社(5020)は、子会社のJX金属株式会社(東京都港区)が49%の株式を保有するSCMMineraLuminaCopperChile(チリ、以下「MLCC社」)の株式の19%を、LundinMiningCorporation(カナダ、以下「Lundin社」)の完全子会社であるLMCCaseronesSpA(以下「Lundin子会社」)へ譲渡することを発表した。JX金

この記事に関連するタグ

「TOB・買収」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的など概要をおさらい

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的など概要をおさらい

TOB(株式公開買付け)とは?TOBとは、株式公開買付け(TakeoverBid)の略で、対象企業の経営権取得を目的に、株式の買付価格や期間、株式数などを公告し、取引所外で多くの株主から大量に買付ける手法を指します。一般的にTOBを仕掛ける買収側を「公開買付者」、実施される側を「対象者」と呼びます。東京証券取引所の市場再編やPBR(株価純資産倍率)改善要請を背景に、成長を意識した買収、上場企業への

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

M&A全般
ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

上場企業の株主が経営陣と経営方針などを巡って対立した結果、会社の支配力を強める目的で株式を買い進める場合があります。これが、「敵対的買収」です。しかし、敵対的買収に対して経営陣も何もしないわけではありません。経営陣と敵対する株主の動きを防ぐため、敵対的買収に対する様々な防衛策を発動して対抗します。その買収防衛策のひとつがポイズンピルです。本記事では、ポイズンピルの概要、メリットやデメリット、実際に

MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

M&A全般
MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

経営状態が振るわない企業に、外部の専門家を送り込み経営の立て直しを行う方法をMBIと言います。本記事ではMBIのスキームやメリット・デメリットを紹介するとともに、似た名称であるMBOやTOB、LBOとの違いについても説明します。MBIとは?MBIとは、投資家・ファンド・金融機関等が企業を買収し、経営権を握った後に経営の専門家を送り込み、企業の立て直しや、企業価値向上を図る買収形態の一つです。企業価

日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

M&A全般
日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

日本M&Aセンターの中で特に業界での経験豊富な二人のスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動き、プレスリリースを中心に解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は前回に引き続き日立製作所による日立物流の売却をテーマに解説します。(本記事ではYouTube動画の概要をご紹介します。)日立製作所と日立物流が正式発表へ西川:前回(日立製作所が日立物流を売却へ!M&Aの狙いとは)につづき日立物流パート2

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。バイアウトとは?バイアウト(BuyOut)とは、経営再建による事業継続や収益向上を目的に、経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法を指します。一般的には、企業の経営陣や従業員が自身の資金や外部の投資

「TOB・買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。買い手が買収先を検討する流れ企業概要書をふまえ、さらに具体的に検討を進めるに一般的には「M&A仲介会社との提携仲介契約の締結」「個別詳細情報についての質疑応答」のステップがあります。買い手候補企業の

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。買収先の探し方①譲渡案件型お相手探しは大きく「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つにわかれます。譲渡案件型は、M&A仲介会社が保有する売り手企業(譲渡を希望する企業)の

買い手がM&Aを行う目的

買い手がM&Aを行う目的

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。【登録無料】買収をご検討の方は、希望条件(地域、業種など)を登録することで、条件に合致した譲渡案件のご提案や新着案件情報を受け取ることができます。まずは登録から始めてみませんか?買収希望条件の登録はこちらM&Aの目的①市場シェアの拡大企業は競合他社を買収することで、自社の市場シェアを拡大

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2021年11月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード