成長戦略セミナー

米投資ファンドのカーライル・グループ、「NewsPicks」運営のユーザベースの株式を公開買付け(TOB)により取得へ

更新日:

米投資ファンドのカーライル・グループは、株式会社THE SHAPER(東京都千代田)を通じて、株式会社ユーザベース(3966)の株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。

ユーザベースは、経済メディア「NewsPicks」や、経済情報サービス「SPEEDA」などを運営している。

TOBが成立すれば、ユーザベースの上場は廃止となる予定。
買付け価格は、普通株式1株につき1,500円。買付予定数の下限は26,023,700株(所有割合:66.67%)。株式全ての取得による非公開化を目的としているため、買付予定数の上限は設定していない。

本件は、NewsPicks事業が有する独自の事業基盤を生かしながら、SaaS事業のさらなる強化、国内市場を牽引するSaaS企業とすることを目的として行われる。

ユーザベースは、本件TOBに賛同している。

日本M&Aセンターではファンドと提携した専門チームが、高度なコンサルティングサービスを提供しております。 貴社の戦略や経営課題をお伺いし、最適な選択肢を提示いたしますのでお気軽にお尋ねください。

インターネット関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

インターネット関連サービス業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、インターネット関連サービス業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

ユーザベースに関連するM&Aニュース

ユーザベース、完全子会社ニューズピックスを吸収合併へ

株式会社ユーザベース(東京都千代田区)は、完全子会社である株式会社ニューズピックス(東京都千代田区)を2023年7月1日付けで吸収合併すると発表した。ユーザベースは、企業・業界の分析プラットフォームや、ソーシャルメディア運営を行っている。ニューズピックスは、BtoCのソーシャル経済メディア「NewsPicks」の運営・開発を担っている。「NewsPicks」は、2013年にユーザベースの1事業とし

ユーザベース(3966)、世界中の専門家から集めた信頼性の高い情報を提供する GlobalWonks と資本業務提携契約、基本合意締結

株式会社ユーザベース(3966)は、GlobalWonks,Inc.(アメリカ・ワシントン州)と資本業務提携契約を締結した。また、本提携では、GlobalWonksと経済情報プラットフォーム「SPEEDA」において、日本市場への展開に向けた基本合意を決定した。ユーザベースは、SPEEDAやNEWSPICKS、QUARTZ、FORCAS等の経済情報プラットフォームやニュースメディアを日本のみならず世

三菱地所(8802)、経済情報「NewsPicks」「SPEEDA」などを運営するユーザベース(3966)と資本業務提携

三菱地所株式会社(8802)は、株式会社ユーザベース(3966)と、同社が実施する第三者割当増資を引き受け、出資を行う資本業務提携を合意した。出資額は約10億円で、保有割合は約1.9%となる。三菱地所は、1990年代の旧丸ビル建替え発表以降、『丸の内再構築』に取り組み、丸の内エリアを中心に時代の変化を先取りした先進的なまちづくりを推進している。ユーザベースは、経済ニュースメディアの「NewsPic

ユーザベース(3966)、東京放送ホールディングスと業務提携契約締結および第三者割当増資

ユーザベース(3966)は、株式会社東京放送ホールディングス(東京都港区)との間において業務提携契約を締結すること、また、本業務提携契約に基づき、第三者割当の方法により割当予定先に対して、普通株式を発行することを決定した。調達資金の額は、1,999,925,700円の予定。ユーザベースは、ソーシャル経済メディア「NewsPicks」を運営の株式会社ニューズピックス(NP社)を子会社に、また5G時代

ユーザベース(3966)、アルファドライブを完全子会社化、第三者割当新株式発行

ユーザベース(3966)は、株式会社アルファドライブ(東京都千代田区)の全株式を取得し、同社を子会社化することを決定した。また、本件株式取得の対価の一部とするために、第三者割当による新株式発行を決定した。取得価額は500百万円。ユーザベースの調達資金は差引手取概算額で375,859,000円。ユーザベースは、子会社の株式会社ニューズピックス(東京都世田谷区)において、ソーシャル経済メディア「New

この記事に関連するタグ

「TOB・子会社・ファンド・PEファンド」に関連するコラム

事業承継ファンドとは?仕組みや活用のメリット、事例について紹介

事業承継
事業承継ファンドとは?仕組みや活用のメリット、事例について紹介

かつて中小企業における事業承継では、社長の子供など親族に引き継ぐ親族内承継が広く行われていました。しかし近年は後継者不在問題を背景に、親族内承継から、従業員等への社内承継や、社外の第三者へ引き継ぐ第三者承継にシフトしつつあります。「社外の第三者」について、一般の事業会社をイメージされる人が多いかもしれません。実際は事業会社のほかに、ファンドもその当事者として名乗りを上げるケースが増えています。本記

逆境に負けないお菓子メーカー「フジバンビ」のチャレンジ

広報室だより
逆境に負けないお菓子メーカー「フジバンビ」のチャレンジ

九州・熊本のお土産菓子として有名な「黒糖ドーナツ棒」。百貨店やスーパーマーケットなどで開かれる九州フェアや物産展で目にした方も多くいるはずです。外はサックリ、中はしっとりな食感と優しい黒糖の甘みが特徴で、熊本市に本社を構える菓子メーカー「株式会社フジバンビ」の主力商品です。創業70年を超える老舗は2018年、PEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)である日本投資ファンド(J-FUN)と資

当社初のファンド関連書籍が12月17日発売『事例で学ぶPEファンドを活用した中小企業のM&A』著者代表インタビュー

M&A全般
当社初のファンド関連書籍が12月17日発売『事例で学ぶPEファンドを活用した中小企業のM&A』著者代表インタビュー

日本M&Aセンターは、PEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)とのM&A仲介の専門家集団として2014年にファンド部を起ち上げました。PEファンドとのM&Aにおいては国内随一の実績を持つファンド部が今回、当社初のファンド関連書籍『事例で学ぶPEファンドを活用した中小企業のM&A』を発売しました。著者代表としてファンド部部長の能登雄太、宮森智基、萩原駿也に読みどころを聞きしました。(写真左

PEファンドとは?VCとの違い、仕組み、中小M&Aでの活用を紹介

M&A全般
PEファンドとは?VCとの違い、仕組み、中小M&Aでの活用を紹介

事業承継をM&Aで行う場合は、自社株を譲受企業に譲渡しなければなりません。その結果、譲受企業は親会社となり、自社は譲受企業の子会社として新たに事業を継続していくことになります。しかし自社株の売却先は譲受企業だけではありません。譲受企業以外にも、ファンドに売却することによって事業承継を成立させることもできます。この事業承継で活用できるファンドとして、PEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)

中堅企業M&Aマーケットで存在感を増すプライベート・エクイティ・ファンド

M&A全般
中堅企業M&Aマーケットで存在感を増すプライベート・エクイティ・ファンド

ファンドへの譲渡案件が増加M&Aの相手先としてPEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)(以下、ファンド)を選択する経営者が増えている。日本M&Aセンターにおいても、ファンドを買手とした案件数は成約ベース、検討ベースともに年々増加している。下記グラフをご覧いただきたい。ファンドの関与案件は、取引金額ベースでは2008年のリーマンショックをピークに減少しているが、案件数ベースではむしろ増加傾

ファンドによる事業承継の法的特色

M&A法務
ファンドによる事業承継の法的特色

プライベート・エクイティ・ファンドとその役割オーナー経営者が親族等以外の第三者への事業承継を検討する場合、取引先を始めとする事業会社に加え、ファンドも有力な選択肢となる。第三者への事業承継とは、株式譲渡あるいは事業譲渡の形式を取り、事業を有機的・一体的にに譲ることを意味する。「ファンド」と一括りに記載したが、現在では多種多様なファンドが活躍しており、ここでは事業承継時の受け皿として機能するPEファ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2022年11月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード