会社売却先シミュレーション

三菱製紙、グループ組織再編による子会社の統合へ

更新日:

紙・パルプ・写真感光材料の製造・加工・販売を行う三菱製紙株式会社(3864)は、グループ組織再編を行うことを決定した。

【組織再編の概要】

①三菱製紙及び北上サイト子会社の統合:
三菱製紙を存続会社、北上ハイテクペーパー株式会社(岩手県北上市)および北菱興業株式会社(岩手県北上市)を消滅会社とする吸収合併方式。

②販売子会社の統合:
三菱王子紙販売株式会社(東京都墨田区)を存続会社、ダイヤミック株式会社(東京都墨田区)を消滅会社とする吸収合併。

③八戸サイト子会社の統合:
エム・ピー・エム・オペレーション株式会社(青森県八戸市)を存続会社、八戸紙業株式会社(青森県八戸市)および八菱興業株式会社(青森県八戸市)を消滅会社とする吸収合併。

三菱製紙は、経営基盤の強化と新しい三菱製紙グループ創造の取り組みとして本件を行うことにより、組織合理化による固定費削減とコーポレートガバナンスの強化を進めていく。

・今後の予定
効力発生日 2023年4月1日

紙・パルプ・紙加工品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

紙・パルプ・紙加工品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、紙・パルプ・紙加工品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

三菱製紙に関連するM&Aニュース

三菱製紙、グループ組織再編により子会社4社を吸収合併へ

三菱製紙株式会社(3864)は、グループ組織再編を行うことを決定した。三菱製紙を吸収合併存続会社、新北菱林産株式会社(青森県八戸市)、京菱ケミカル株式会社(京都府長岡京市)、高砂紙業株式会社(兵庫県高砂市)、KJ特殊紙株式会社(静岡県富士市)を吸収合併消滅会社とする吸収合併方式。三菱製紙は、紙・パルプ・写真感光材料の製造・加工・販売を行っている。中期経営計画(2023年3月期-2025年3月期)に

ルネサンス、菱紙よりスポーツクラブを譲受へ

株式会社ルネサンス(2378)は、菱紙株式会社(東京都墨田区)より、同社のスポーツクラブ事業である「KSCwellnessフィットネスクラブ金町・金町スイミングクラブ(以下KSCwellness)」を譲り受けると発表した。関連する固定資産(不動産)の信託受益権は、ルネサンスの指定先が取得する。【譲受事業・譲受資産の概要】(1)名称KSCwellnessフィットネスクラブ金町・金町スイミングクラブ(

三井松島ホールディングス傘下のMOS、カツマタの感熱紙の加工販売事業を譲受へ

三井松島ホールディングス株式会社(1518)は、連結子会社のMOS株式会社(東京都港区)が三菱製紙株式会社(3864)の連結子会社(孫会社)である株式会社カツマタ(埼玉県朝霞市)の感熱紙の加工販売事業を譲り受けることを決定した。MOSは、感熱紙の加工販売、記録紙製造販売、ポリ硬貨巻加工販売、オフィス生活用品の販売を行う。カツマタは、感熱紙の加工・販売等を行う。三井松島ホールディングスは、本事業譲受

三菱製紙、プレスボードの生産を統合し、王子エフテックスに事業譲渡へ

三菱製紙株式会社(3864)は、王子エフテックス株式会社(東京都中央区)に未晒クラフトパルプを原料とする電気絶縁紙プレスボードの生産を統合し、王子エフテックスに事業を譲渡することを決定した。プレスボード(Aボード事業を除く)における営業権を譲渡する。尚、同じ白河事業所で生産する全芳香族ポリアミドを原料とする「Aボード」については、同事業所での生産を継続する。三菱製紙は、紙・パルプ・写真感光材料の製

王子HD(3861)及び三菱製紙(3864)、資本業務提携

王子ホールディングス(3861)と三菱製紙(3864)は、資本提携契約の締結及び第三者割当による王子HDに対する三菱製紙の新株式の発行を決定した。王子HDは、三菱製紙の総議決権数の33.00%にあたる株式を取得する予定。王子HDは、海外において、製造販売拠点の獲得を積極的に進めている。国内においては、印刷情報用紙の生産設備の削減を進める一方、家庭用紙や段ボールなど需要が安定推移している分野での収益

この記事に関連するタグ

「吸収合併・合併・子会社・グループ内再編」に関連するコラム

合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

M&A全般
合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

合併は企業の成長を加速させる手段として広く採用されていますが、そのプロセスにはリスクも潜んでいます。戦略的な選択が成功を左右する中、本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。合併は存続会社が権利義務を承継する「吸収合併」と、全ての法人格が消滅し新会社が設立される「新設合併」の2種類

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存続会社に消

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

子会社化のメリットとは?関連会社との違い、子会社の種類など解説

M&A全般
子会社化のメリットとは?関連会社との違い、子会社の種類など解説

子会社化は事業の成長・発展に向けた経営戦略として多くの企業で行われています。本記事では、子会社化するメリット・デメリット、子会社の種類について詳しく解説します。子会社化とは?子会社とは、経営の意思決定機関(株主総会)が特定の会社(親会社)に支配された状態にある会社を指します。株主総会では、決算承認・配当金額・役員報酬などさまざまな事項を決定します。こうした会社の経営に関する重要な事項を決定する権限

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。この記事のポイント買収は他企業の株式を取得し経営権を獲得する手法であり、迅速な事業展開が可能である。合併や子会社化と異なり、買収は株式の過半数以上を取得することで行われ、敵対的買収と友好的買収の2種類が存在する。買収の目的は売上拡大や事業多角

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2022年11月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード