会社売却先シミュレーション

エムスリー、英国Remediumを買収し、国際間の医師転職支援事業を展開へ

更新日:

エムスリー株式会社(2413)は、欧州法人M3 Medical Holdingsを通じ、Remedium Holdings(英国 ロンドン、以下Remedium)を買収した。

エムスリーは、日本の医師の約9割にあたる31万人以上が登録する医療従事者専門サイト「m3.com」を運営している。製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供している。

Remediumは、成功報酬型の海外医師転職支援事業を行っている。海外で教育・訓練を受けた医師を英国に派遣する国際的な医師リクルーティング支援を展開している。

本件によりエムスリーは、英国NHSとの関係性を強化するとともに、アジア・アフリカ・中東における医師ネットワークを拡大する。

また、Remediumにおいては、エムスリーグループのグローバルな600万人の医師会員基盤や、医療機関向け従業員就業時間スケジュールソフトウェア「RotaMaster」をはじめとする、エムスリーグループ内事業との連携による事業拡大を図る。

インターネット関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

インターネット関連サービス業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、インターネット関連サービス業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

エムスリーに関連するM&Aニュース

エムスリー、エランへのTOB成立、連結子会社化へ

エムスリー株式会社(2413)による、株式会社エラン(6099)の公開買付け(TOB)が2024年10月21日をもって終了した。応募株券等の総数(45,172,994株)が買付予定数の上限(33,329,453株)を超えたため、その超える部分の全部又は一部の買付け等は行わないものとし、株券等の買付け等に係る受渡しその他の決済を行う。エランは、2024年10月21日(公開買付期間の末日)で、エムスリ

エムスリー、エランに1株1040円でTOBを実施

エムスリー株式会社(2413)は、株式会社エラン(6099)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。エランは、TOBに対して賛同を表明している。エランの上場は維持する予定である。エムスリーは、インターネットを利用した医療関連サービスの提供を行っている。エランは、介護医療関連事業を行っている。本公開買付けの目的エランをエムスリーの連結子会社とすることを目的とする。エムスリーは本

エムスリーグループのコスモテック、フランス医療機器企業Sensome SASと資本業務提携

エムスリー株式会社(2413)は、エムスリーグループのコスモテック株式会社(東京都文京区)を通じ、SensomeSAS(フランス・パリ、以下「Sensome」)と資本業務提携の契約を締結した。エムスリーは、医療従事者専門サイト「m3.com」を運営し、製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供している。コスモテックは、心臓血管外科・血管内治療・創傷領域で事業を展開し、国内外の

エムスリー、健康保険組合向け支援事業のミナケアを子会社化

エムスリー株式会社(2413)は、株式会社ミナケア(東京都千代田区)を子会社化した。また、ミナケアの代表取締役である山本雄士氏は、健康経営、投資型医療の実現に向け、チーフ・ヘルスケア・オフィサーとしてエムスリーに参画する。エムスリーは、医療従事者専門サイト「m3.com」を運営し、製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供している。ミナケアは、健康保険組合向け保健事業戦略コン

エムスリー、特定保健指導や禁煙外来サービス提供のメドケアを買収

エムスリー株式会社(2413)は、疾病の発症前の段階から健康状態を維持することを目的とした取り組み「ホワイト・ジャック・プロジェクト」を推進しており、その第6弾として、特定保健指導を中心とした生活習慣改善サービスを提供するメドケア株式会社(東京都豊島区)を子会社化した。エムスリーは、医療従事者専門サイト「m3.com」を運営し、製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供する。

この記事に関連するタグ

「買収・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A全般
M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

日本M&Aセンターの中でも業界経験が豊富な2人が、世の中の企業のM&Aニュースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は「2024年のM&Aニュースの振り返りと2025年のM&A動向の予測」をテーマに解説します。※本記事はYouTube動画の内容を編集してご紹介します。解説動画のポイント2024年のM&A市場は大きく変化し、特にTOBやMBO案件が目立つ年であった。特に「同意なき買収提案

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

企業買収、組織再編、MBOのニュースで株式公開買付け(TOB)を目にする機会が急増しています。本記事ではTOBの概要、メリット・デメリット、事例についてご紹介します。この記事のポイントTOBは、対象企業の経営権取得を目的に、株主から株式を大量に買い付ける手法で、買付者が価格や期間を公告する。TOBのメリットは、買付者が計画的に買付けを行いやすく、株主は市場価格より高い価格で売却できる点がある。TO

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。バイアウトとは?バイアウト(BuyOut)とは、経営再建による事業継続や収益向上を目的に、経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法を指します。一般的には、企業の経営陣や従業員が自身の資金や外部の投資

「買収・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手がM&Aを行う目的

買い手がM&Aを行う目的

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2022年12月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード