富士通、半導体事業を統括する富士通セミコンダクターを吸収合併へ
富士通株式会社(6702)は、連結子会社である富士通セミコンダクター株式会社(神奈川県横浜市)の吸収合併を決定した。
富士通を存続会社とする吸収合併方式で、富士通セミコンダクターは解散する。
富士通は、コンピュータ機器や通信システム、情報処理システムなど手掛ける大手電機メーカー。
富士通セミコンダクターは、半導体事業を行うグループ会社の統括管理を行っている。
富士通は、コア事業であるテクノロジーソリューションへの経営資源の集中、非注力領域のカーブアウトを進めている。
半導体事業については富士通セミコンダクターを事業統括会社としたグループ構造にて事業展開を行なってきたが、2022年9月30日付で富士通セミコンダクターの子会社である富士通セミコンダクターメモリソリューションの株式を譲渡したことにより、富士通セミコンダクターグループにおける全ての事業のカーブアウトが完了していた。
今後の富士通グループとしての経営効率化のため、本吸収合併に至る。
・今後の予定
効力発生日 2023年4月1日