会社売却先シミュレーション

セコム、米国のEagle Eye Networks社およびBrivo社へ出資

更新日:

セコム株式会社(9735)は、Eagle Eye Networks, Inc.(米国 テキサス州、以下Eagle Eye Networks社)およびBrivo, Inc.(米国 メリーランド州、以下Brivo社)の第三者割当増資を引受けに合意した。

セコムは、セキュリティシステムや警備・災害支援サービス、医療・保険など、各種セキュリティ商品・サービスの提供を行っている。

Eagle Eye Networks社とBrivo社は、セキュリティ市場に関わる成長領域であるVSaaS※1及びACaaSの米国の代表的な企業。

セコムは、両社への出資を通じ、米国やその他の海外市場において、新たな事業ポートフォリオの構築や、中長期的なシナジーの実現、グローバル事業の拡大を進める。

また、グローバルな事業提携を通して、両社の持つ先端テクノロジーや独自ソリューションを活用し、セコムのサービスやシステムを進化させる。

※1:VSaaS(Video Surveillance as a Service)
監視カメラ映像を、クラウド上からアクセス・管理・解析するサービス

※2:ACaaS(Access Control as a Service)
物件のアクセスコントロール端末を、クラウド上から制御・管理するサービス

警備業界のM&A・事業承継の動向はこちら

セコムに関連するM&Aニュース

セコムと伊藤忠商事、パスコに対し共同でTOBを実施へ

セコム株式会社(9735)および伊藤忠商事株式会社(8001)は、共同公開買付契約し、測量サービスを手がける株式会社パスコ(9232)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。買い付け価格は1株につき2,140円で、総額は約87億円。TOB完了後、パスコは上場廃止となる見通し。買付け期間は、2024年9月6日(金)から2024年10月22日(火)までの30営業日。セコムの保有率

丸紅とセコム、共同でアルテリア・ネットワークスへTOB

丸紅株式会社(8002)およびセコム株式会社(9735)は、共同してアルテリア・ネットワークス株式会社(東京都港区)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。買付等の価格は、普通株式1株につき1,980円。買付代金(予定)は、49,382百万円(買付予定数24,940,358株に1株当たりの買付価格を乗じた金額)。買付予定数の下限は、8,293,500株(所有割合16.61%)

セコム、総合セキュリティ企業セノンの株式取得、子会社化へ

セコム株式会社(9735)は、株式会社セノン(東京都新宿区)の発行済普通株式を取得し、子会社化することを決定した。議決権所有割合は55.1%。取得価格は、アドバイザリー費用等も含め約27,059百万円。セコムは、セキュリティ事業を中心に、防災事業、メディカル事業、保険事業、地理空間情報サービス事業、BPO・ICT事業を展開している。セノンは、総合セキュリティ企業として事業を展開している。常駐警備業

穴吹興産、セコムホームライフの全株式取得、子会社化へ

穴吹興産株式会社(8928)は、セコム株式会社(9735)のセコムホームライフ株式会社(東京都渋谷区)の発行済全株式を取得し、子会社化することを決定した。これに伴い、セコムホームライフの100%子会社であるホームライフ管理株式会社(東京都渋谷区)も子会社(孫会社)となる。穴吹興産は、不動産の開発をはじめ、注文住宅請負、建売分譲、アパート請負、不動産流通、不動産ソリューション、ホテル&テナントビル運

この記事に関連するタグ

「資金調達・第三者割当増資」に関連するコラム

資金調達とは?経営者が知っておくべき方法、メリットやポイントを解説

経営・ビジネス
資金調達とは?経営者が知っておくべき方法、メリットやポイントを解説

資金調達とは?資金調達とは、企業経営に必要な資金を様々な方法で調達することを指します。各調達方法の種類、特長を経営者が把握し、いざという時に判断できるようにしておくことは不可欠です。資金調達は運転資金のほか、事業の立ち上げや拡大、投資、リスク管理など、事業の安定と成長を実現するための重要な手段です。この記事のポイント主な資金調達方法には自己資金、融資、出資、資産の現金化、補助金、クラウドファンディ

第三者割当増資とは?目的やメリットをわかりやすく解説

M&A全般
第三者割当増資とは?目的やメリットをわかりやすく解説

第三者割当増資は、企業が新たな株式を発行し、外部の投資家や他の企業に割り当てる資金調達方法の1つです。本記事では、第三者割当増資の概要、メリットや注意点などについてご紹介します。第三者割当増資とは第三者割当増資は、企業が新たな株式を発行し、外部の投資家や他の企業に割り当てる資金調達方法の1つです。通常、既存の株主に対しては優先的な割当権が与えられますが、第三者割当増資では、新たな投資家や企業にも株

ベンチャーキャピタル(VC)とは?種類、メリット・デメリットを解説

経営・ビジネス
ベンチャーキャピタル(VC)とは?種類、メリット・デメリットを解説

ベンチャーキャピタル(VC)とはベンチャーキャピタル(VentureCapital:VC)は、成長段階にある新興企業やベンチャー企業に対して出資する組織を指します。多くの新興企業は、事業を立ち上げる初期段階で資金が十分ではないケースが多くあります。ベンチャーキャピタルは、これらの企業が成長し、新しいアイデアやサービスを市場に持ち込むための資金調達や経営支援を通じて企業の成長を支援し、その成果によっ

資金繰りとは?悪化する原因、改善策をわかりやすく解説

経営・ビジネス
資金繰りとは?悪化する原因、改善策をわかりやすく解説

資金繰りとは資金繰りとは、会社の収支を管理し、事業を円滑に行うために「資金」の過不足を調整することを指します。ここでいう資金は「現金」や「預金」などすぐに支払いに使えるものを指します。一方、売掛金や貸付金、不動産などはすぐ支払いに使えないため資産ではありますが、資金にはなりません。企業経営では、売掛金のように手元にお金が入ってくるまでに時間を要する場合があります。資金繰りによって適切に資金が管理さ

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

投資と融資、出資の違いとは?それぞれの特徴、メリットや注意点を比較して解説

経営・ビジネス
投資と融資、出資の違いとは?それぞれの特徴、メリットや注意点を比較して解説

様々な資金活用の方法資金活用の手法は様々ありますが、投資、融資、出資はそれぞれ異なる特徴を持ち、その違いを理解することが重要です。本記事では、投資、融資、出資それぞれの違いやメリット、デメリットについてご紹介します。この記事のポイント資金調達には、投資、融資、出資があり、それぞれ異なる目的と条件がある。融資は返済義務があり、出資は返済義務がないが、出資者が経営に影響を持つ可能性がある。資金調達をス

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年5月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード