株価算定シミュレーション

JMDC、完全子会社リアルワールドデータを再編へ

更新日:

株式会社JMDC(4483)は、2023 年7月3日付で完全子会社のリアルワールドデータ株式会社(京都府京都市、以下現リアルワールドデータ社)の会社分割により株式会社リアルワールドデータ(以下新会社)を設立し事業を一部移管すること、および分割後の現リアルワールドデータ社をJMDCが吸収合併することを決めた。

JMDCを存続会社とする吸収合併方式で、現リアルワールドデータ社は解散する。

JMDCは、医療統計データサービスの提供を行っている。

現リアルワールドデータ社は、電子カルテ由来の匿名加工データベース事業と、医療機関での症例支援を行うリアルタイムデータ事業を展開している。

このうち匿名加工データベース事業について、JMDCにおけるデータセキュリティやプライバシー保護、データクレンジング・標準化といった匿名加工データマネジメントノウハウ、解析・データサイエンスといったデータ利活用の提案力を統合することで一層の事業強化が見込めることから、本合併を行うとした。

リアルタイムデータ事業は新会社に移管し、当該事業に特化した体制を構築する。

・今後の予定
分割効力発生日 2023年7月3日
合併効力発生日 2023年7月3日

医療関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

医療関連サービス業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、医療関連サービス業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

JMDCに関連するM&Aニュース

JMDC、子会社ハビタスケアを吸収合併

株式会社JMDC(4483)は、2024年2月21日の取締役会において、2024年4月1日を効力発生日として、完全子会社である株式会社ハビタスケア(東京都港区)を吸収合併することについて決議した。JMDCは、ヘルスビッグデータ事業を行う。ハビタスケアは、生活習慣病改善のソリューション/サービス開発・提供を行う。【吸収合併の目的】JMDCは、2020年よりハビタスケアを子会社化している。ハビタスケア

JMDC、国保向け特定健診事業のキャンサースキャンを買収

株式会社JMDC(4483)は、2023年12月28日の取締役会において、株式会社キャンサースキャン(東京都品川区)の株式を取得し、子会社化することについて決議した。JMDCは、医療統計データサービスを行う。キャンサースキャンは、国保向け特定健診事業(通知勧奨事業)等を行う。JMDCは本件株式取得によりキャンサースキャンを子会社化することで、キャンサースキャンが有する自治体における強固な顧客基盤を

オムロン、医療データを扱うJMDCにTOB

オムロン株式会社(6645)は、株式会社JMDC(4483)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。買付け等の価格は、普通株式1株につき5,700円。買付予定数は15,000,000株、買付予定数の下限は12,036,700株で、買付代金は最大で855億円を見込む。オムロンは、制御機器、ヘルスケア、社会システム、電子部品などを提供する電気機器メーカー。JMDCは、医療統計デー

EMシステムズ、JMDCからユニケソフトウェアリサーチ及び管理目的会社の全株式取得へ

株式会社EMシステムズ(4820)は、業務提携先である株式会社JMDC(4483)から株式会社ユニケソフトウェアリサーチ(東京都港区)およびその管理目的会社(以下ユニケ)の全株式を取得することを決定した。取得価格は、1,343百万円。EMシステムズは、医療、介護/福祉業界向けのシステム開発・販売・保守を行っている。JMDCは、医療統計データサービスの提供を行っている。2020年9月より、EMシステ

JMDC、診療情報等のデータベース構築事業を行うリアルワールドデータの株式取得、子会社化へ

株式会社JMDC(4483)は、リアルワールドデータ株式会社(京都市中京区)の株式を取得し、子会社化することを決定した。議決権所有割合は92.67%となる。JMDCは、医療統計データサービス事業を展開している。保険者支援サービス、健康情報プラットフォーム「PepUp」の運営、医療ビッグデータの提供などを行っている。リアルワールドデータは、診療情報、学校健診・乳幼児健診・妊婦健診情報などのデータベー

この記事に関連するタグ

「事業承継・会社分割・吸収合併・子会社・新設分割」に関連するコラム

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。この記事のポイント買収は他企業の株式を取得し経営権を獲得する手法であり、迅速な事業展開が可能である。合併や子会社化と異なり、買収は株式の過半数以上を取得することで行われ、敵対的買収と友好的買収の2種類が存在する。買収の目的は売上拡大や事業多角

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存続会社に消

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

M&A全般
合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

合併は企業の成長を加速させる手段として広く採用されていますが、そのプロセスにはリスクも潜んでいます。戦略的な選択が成功を左右する中、本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。合併は存続会社が権利義務を承継する「吸収合併」と、は全ての法人格が消滅し新会社が設立される「新設合併」の2種

中小企業がM&Aを行う背景や目的とは?手法や成功のポイントをわかりやすく解説

M&A全般
中小企業がM&Aを行う背景や目的とは?手法や成功のポイントをわかりやすく解説

急速に高齢化が進み、2025年問題が目前に迫る中、中小企業によるM&Aの件数は増加傾向にあります。本記事では、中小企業のM&Aの現状とその目的、用いられる手法、中小企業のM&Aを成功に導くポイントについて紹介します。この記事のポイント中小企業のM&Aが増加傾向にある背景として、経営者の高齢化による「後継者不在問題」と、人口減少による「縮小する国内市場への対応」が挙げられる。中小企業がM&Aを選択す

年商10億円以上の企業経営者200人に聞いた「引継ぎプラン」

年商10億円以上の企業経営者200人に聞いた「引継ぎプラン」

日本を支える中堅企業の経営者に一斉アンケートを実施国内の全企業の99%を占める「中小企業」。その中でも「中堅」規模の企業は、各地域経済をけん引する、あるいはその高いポテンシャルを秘めた存在です。日本M&Aセンターは、こうした中堅クラスの企業の経営者ご自身のこれからや、会社の今後についてのお考えをお聞きする、「経営者意識調査」を実施しました。経営や承継に関わる課題や、M&Aの活用等に関しての問いに選

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年5月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード