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三菱電機と三菱重工業、発電機分野での事業統合へ

更新日:

三菱電機株式会社(6503)と三菱重工業株式会社(7011)は、両社の発電機事業を、会社分割その他の方法により、両社を出資者とする合弁会社(兵庫県神戸市)に承継させる。

【本統合の方式】
三菱電機が100%子会社として設立した準備会社を吸収分割承継会社とし、三菱電機および三菱重工を吸収分割会社とする吸収分割方式。
当該準備会社は、三菱電機からの分割および三菱重工からの分割に対して普通株式を発行し、その全てを三菱電機および三菱重工にそれぞれ割当交付する予定。
効力発生日における統合会社の出資比率は、三菱電機が 51%、三菱重工が 49%となるよう調整予定。

三菱電機は、三菱グループの総合電機メーカー。発電機などの重電システムや、産業機器・FA機器の開発や製造、販売を行っている。

三菱重工業は、三菱グループの重工業メーカー。エネルギーや航空、宇宙開発に関連する製品などの製造・裾付・卸売などを行っている。

両社は、発電機事業を統合し、両社が持つ技術・資産を結集することで、一層の市場競争力強化を図る。
本統合を契機に、従来以上のパートナーシップを構築し、発電機事業をよりグローバルに拡大させ、カーボンニュートラルの実現に貢献していく。

・今後の予定
吸収分割契約締結日 2023年12月末
効力発生日     2024年4月1日

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