事業承継セミナー

エムスリー、米国法人及び英国法人を通じ、英Kantarのヘルスケア調査関連事業を譲受へ

更新日:

エムスリー株式会社(2413)は、米国法人M3 USA Corporationおよび英国法人M3 Medical Holdings Ltdを通じ、Kantar Group(英国 ロンドン、以下Kantar)との間に、Kantarが持つ以下2つのヘルスケア調査関連事業の譲受に関する最終合意書を締結した。

【該当事業】
1)Kantar Profiles ― Health (以下KPH)
2)Kantar Media Healthcare Research (以下KMHR)

エムスリーは、医療従事者専門サイト「m3.com」を運営し、製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支援サービス等の提供を行っている。

Kantarは、グローバルにマーケティングインサイトやアナリティクスサービスの提供を行っている。

KPHは、Kantarがグローバルに保有する医師調査パネルで、医師・医療従事者の調査パネル事業を提供している。特に米国・ドイツ・英国・フランス・イタリア・スペインの6カ国におけるカバレッジに強みを持つ。
KMHRは、米国で展開する事業であり、患者や医療従事者の消費行動やメディア利用動向などの情報を収集、調査レポートやデータとして販売している。

今回の事業譲受により、エムスリーの持つ世界最大の医療従事者パネルの質・量をさらに拡大し、ヘルスケア市場調査サービスのラインナップを強化・拡充する。

また、KPH、KMHRの2事業においても、エムスリーグループが持つグローバル600万人の医師会員基盤や、グループ内のアウトソーシング部門の活用などにより、さらなる成長と業務効率化を見込む。

・今後の予定
クロージング予定時期 2023年7月上旬

インターネット関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

インターネット関連サービス業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、インターネット関連サービス業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

エムスリーに関連するM&Aニュース

エムスリー、エランへのTOB成立、連結子会社化へ

エムスリー株式会社(2413)による、株式会社エラン(6099)の公開買付け(TOB)が2024年10月21日をもって終了した。応募株券等の総数(45,172,994株)が買付予定数の上限(33,329,453株)を超えたため、その超える部分の全部又は一部の買付け等は行わないものとし、株券等の買付け等に係る受渡しその他の決済を行う。エランは、2024年10月21日(公開買付期間の末日)で、エムスリ

エムスリー、エランに1株1040円でTOBを実施

エムスリー株式会社(2413)は、株式会社エラン(6099)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。エランは、TOBに対して賛同を表明している。エランの上場は維持する予定である。エムスリーは、インターネットを利用した医療関連サービスの提供を行っている。エランは、介護医療関連事業を行っている。本公開買付けの目的エランをエムスリーの連結子会社とすることを目的とする。エムスリーは本

エムスリーグループのコスモテック、フランス医療機器企業Sensome SASと資本業務提携

エムスリー株式会社(2413)は、エムスリーグループのコスモテック株式会社(東京都文京区)を通じ、SensomeSAS(フランス・パリ、以下「Sensome」)と資本業務提携の契約を締結した。エムスリーは、医療従事者専門サイト「m3.com」を運営し、製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供している。コスモテックは、心臓血管外科・血管内治療・創傷領域で事業を展開し、国内外の

エムスリー、健康保険組合向け支援事業のミナケアを子会社化

エムスリー株式会社(2413)は、株式会社ミナケア(東京都千代田区)を子会社化した。また、ミナケアの代表取締役である山本雄士氏は、健康経営、投資型医療の実現に向け、チーフ・ヘルスケア・オフィサーとしてエムスリーに参画する。エムスリーは、医療従事者専門サイト「m3.com」を運営し、製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供している。ミナケアは、健康保険組合向け保健事業戦略コン

エムスリー、特定保健指導や禁煙外来サービス提供のメドケアを買収

エムスリー株式会社(2413)は、疾病の発症前の段階から健康状態を維持することを目的とした取り組み「ホワイト・ジャック・プロジェクト」を推進しており、その第6弾として、特定保健指導を中心とした生活習慣改善サービスを提供するメドケア株式会社(東京都豊島区)を子会社化した。エムスリーは、医療従事者専門サイト「m3.com」を運営し、製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供する。

この記事に関連するタグ

「事業譲渡」に関連するコラム

事業譲渡とは?メリットやデメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
事業譲渡とは?メリットやデメリット、手続きをわかりやすく解説

事業譲渡とは事業譲渡とは、企業が事業の一部または全部の事業を他社に売却する取引を指します。事業譲渡はM&Aスキームの1つであり、企業の戦略や目標に応じて検討されます。売り手の経営権はそのままに、対象事業の所有権を買い手に移転し、買い手は譲渡された事業を引き継ぎます。似た言葉として「事業売却」がありますが、一般的に事業譲渡と同義とされています。(会社法などでは、事業の一部を売買する行為を「事業譲渡」

事業売却とは?会社売却との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
事業売却とは?会社売却との違い、メリット・デメリットを解説

企業が不採算部門を整理し、主力事業へ経営資源を集中するなど、事業戦略の見直しを行う場面で活用されるのが、事業売却です。本記事では、事業売却の概要、メリット・デメリットなどをご紹介します。事業売却とは?事業売却は、企業が所有している特定の事業部門や資産を他の企業に売却することです。売却する対象には資産、それにともなう負債だけでなく、商品などのブランドや流通販路、働く従業員なども含まれます。不採算部門

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。事業承継を断念する前に、会社を売却し事業を存続させる方法について話を聞いてみませんか?数々の事業承継をご支援してきたコンサルタントが、M&Aによる取引価額、売却先候補についてご案内致します。お問合せ

会社売却後の役員退職金、従業員退職金はどうなる?

M&A全般
会社売却後の役員退職金、従業員退職金はどうなる?

会社売却後に退職する場合、退職金はもともとの規定が引き継がれるのでしょうか。支払われる金額や方法、時期などに変化が生じるのでしょうか。本記事では、会社売却にともない退職者が出た場合の従業員や役員の退職金、注意すべきポイントについて解説します。@sitelink退職金とは退職金とは、従業員の退職時に雇用主である会社が支払う金銭のことで、通常の給与や賞与とは別に支給されるものです。退職金制度の導入は法

会社売却後どうなる?会社、社長、社員への影響を解説

M&A全般
会社売却後どうなる?会社、社長、社員への影響を解説

中小企業のオーナー経営者が会社売却を検討する際「売却した後、関係者に与える影響が一番気がかり」と考える人は少なくありません。本記事では、中小企業が会社売却をおこなう際、会社関係者、取引先などそれぞれのステークホルダーに与える影響、メリット、注意点についてご紹介します。この記事のポイント中小企業が会社売却を検討する際、売却後の関係者への影響が懸念される。売却後、会社は存続し、オーナー経営者は引き続き

PEファンドを活用した事業承継とは?事例を交えて解説

M&A全般
PEファンドを活用した事業承継とは?事例を交えて解説

日本M&AセンターではPEファンドとのパートナー戦略をサポートする専門チームを社内に組成し、高度なコンサルティングサービスを提供しています。本記事では、過去に好評を博したセミナーの中から、ファンドへの譲渡(社長・経営陣が継続して関わる場合)に関する内容を抜粋してご紹介します。日本M&Aセンターではファンドと提携した専門チームが高度なコンサルティングサービスを提供しております。詳細ページより、専門チ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年6月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード