東急バス、完全子会社である東急トランセを吸収合併へ
東急バス株式会社(東京都目黒区)は、完全子会社である株式会社東急トランセ(東京都目黒区)を吸収合併することとし、合併契約を締結した。
東急バスを存続会社、東急トランセを消滅会社とする吸収合併方式。
東急バスは、自動車運送事業・不動産賃貸業、旅行業法に基づく旅行業を行う。
東急トランセは、自動車運送事業、運輸業の運行受託を行う。小型車両を用いた渋谷~代官山地域を循環する路線バスをはじめ、東急バスの路線バスの運行受託、空港高速バス、貸切バス事業にて東急バスと一体となった事業展開を行っていた。
バス輸送業界の乗務員の採用環境悪化と共に、2024年4月1日改正予定の「バス運転者の改善基準告示」による人手不足が拡大し、現在の輸送力の維持が困難と予想。これらに対応するため、東急バスは、本合併にて組織を一本化することにより乗務員採用活動の強化、および柔軟な乗務員配置等のバス輸送運営ならびに事業運営全体の効率化に寄与する狙い。
・今後の予定
合併効力発生日 2024年4月1日