東京精密、子会社APSの充放電試験装置の開発・製造・販売事業を譲受へ
株式会社東京精密(7729)は、連結子会社である株式会社アクレーテク・パワトロシステム(福島県石川郡、以下APS)の、充放電試験装置の開発・製造・販売事業の譲受に関する契約を締結した。
併せて、同じく東京精密の連結子会社である株式会社東精エンジニアリング(茨城県土浦市、以下TSE)が、APSのサービス事業の譲受に関する契約を締結した。
東京精密は、半導体製造装置と精密計測機器の製造販売を行っている。
グループにて、2022年度から2024年度までの中期経営計画で、二次電池の性能や信頼性を評価する充放電試験装置事業のさらなる強化を掲げている。
APSは、二次電池用充放電試験装置の開発・製造・販売・保守サービス、電池評価受託サービス、パワーエレクトロニクス機器の開発・製造・販売・サービスを行う。
TSEは、自動計測機器、精密測定機器や半導体製造装置の開発・製造とサービスサポートの提供を行う。
東京精密は、本事業譲受により、顧客が安心して製品・サービスを利用できる環境を提供していく。また、グループの製品開発力、サービス・品質・受託測定などのノウハウを活用した二次電池の研究開発支援や普及加速支援を通じ、持続可能な社会の実現に貢献すると同時に、事業拡大を図り、中長期的な成長に繋げる狙い。