M&Aニュース

事業承継セミナー

東京ガス、米国の系統用蓄電池事業の取得、子会社設立

更新日:

東京瓦斯株式会社(9531) は、米国の系統用蓄電池開発事業者であるClean Capital Partners, LLC社(米国テキサス州)が米国テキサス州で開発を進めている最大出力174MWの系統用蓄電池事業「Longbow蓄電池事業」を取得することを決定した。
本事業の取得にあたり、米国における子会社(TG Longbow Holdings, LLC及びその傘下の子会社)を設立し、当該子会社を通じて本事業を保有する事業会社(Longbow BESS, LLC)を子会社化する。

Longbow BESS, LLC は、蓄電池事業の推進を行う。
Longbow BESS HoldCo, LLC は、子会社の管理を行う。

本事業の建設予定地である米国テキサス州は、近年の急激な再生可能エネルギーの増加に伴う供給不安定化から、電力市場の電力価格急騰が頻繁に発生しており、系統用蓄電池の今後の開発余地が大きいと見込まれる。東京瓦斯株は、昨今の市場情勢を受けて蓄電池事業への参画を検討しており、今回の意思決定に至った。

また、本事業を保有する事業会社の取得のため、TG Longbow Holdings, LLC及びその傘下子会社の設立を行う。

・今後の予定
子会社設立年月日 2023年12月23日
本事業取得にかかる契約締結日・クロージング日 2023年内

電気・ガス・水道業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電気・ガス・水道業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電気・ガス・水道業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

東京瓦斯に関連するM&Aニュース

東京ガス子会社の東京ガスリノベーション、塗装・防水工事のマルリョウ・あすなろ工房を買収

東京ガス株式会社(9531)100%出資子会社の東京ガスリノベーション株式会社(東京都品川区)は、株式会社マルリョウ(東京都昭島市)の発行済み株式の100%を取得し、マルリョウおよび株式会社あすなろ工房(埼玉県戸田市、マルリョウ100%出資子会社)の2社を東京ガスの連結子会社した。東京ガスは、都市ガス事業の最大手。都市ガスの製造・販売、LNG販売、電気の製造・供給・販売などを行っている。東京ガスリ

東京ガス、太陽光発電システム・設備施工・販売などのフルコーHDを子会社化

東京ガス株式会社(9531)は、株式会社フルコーホールディングス(埼玉県三郷市、以下「フルコーHD」)を子会社化した。東京ガスは、都市ガス事業の最大手。エネルギー・ソリューション(都市ガスの製造および販売、LNG販売等)、ネットワーク事業、海外における上流事業・中下流事業等、都市ビジネスを行う。フルコーHDは、家庭向けの太陽光発電システム・設備の施工、販売、保守、メンテナンス、建築工事、土木工事、

東京ガス、米アーム・エナジーホールディングスの新設子会社に出資

東京瓦斯株式会社(9531)は、北米におけるガスマーケティング・トレーディング(以下「M&T」)事業※の推進にあたり、100%出資子会社の東京ガスアメリカ社を通じて、米国における子会社2社(TGAMトレーディング社及びTGアーム・インベストメント社)を設立することを決定した。併せて、北米におけるエネルギーマーケティング・インフラ事業を展開するアーム・エナジー・ホールディングス社(米国テキサス州以下

東京ガス、子会社との吸収合併および吸収分割で組織再編へ

東京瓦斯株式会社(9531)は、2024年4月1日を効力発生日として、完全子会社である東京ガスリブソリューションズ株式会社(東京都港区、以下「TGリブソル」)および株式会社スミレナ(東京都港区、以下「スミレナ」)をそれぞれ吸収合併すること、ならびに株式会社ヒナタオエナジー(東京都港区、以下「ヒナタオ」)の太陽光エネルギーサービス事業に関わる資産、負債および本事業に関する権利義務を吸収分割により承継

東京ガス、子会社ニジオより液化天然ガス調達事業を承継

東京ガス株式会社(9531)は、完全子会社である株式会社ニジオ(東京都港区)が営む「プルートプロジェクトからの液化天然ガス調達事業」を、会社分割により承継する。東京ガスを承継会社とし、ニジオを分割会社とする吸収分割方式。東京ガスは、都市ガス事業の最大手。都市ガスの製造・販売、LNG販売、電気の製造・供給・販売などを行っている。ニジオは、天然ガス(液化天然ガスを含む)や電力の購入、および販売事業を行

この記事に関連するタグ

「買収・クロスボーダーM&A・子会社」に関連するコラム

キリンの海外事例から読み解く!M&Aポイント解説

海外M&A
キリンの海外事例から読み解く!M&Aポイント解説

国内外のM&Aに精通するDr.(ドクター)Mが、身近なM&A事例を用いて、独自の視点でポイントをわかりやすく解説する新企画「Dr.MのM&Aポイント解説」。第1回で取り上げる企業は「キリンホールディングス」。国内ビール業界の中でも海外展開を積極的に進めてきたキリンで、いま何が起きているのでしょうか。|*概要*||-------------------------------------------

タイにおける日本食市場の2024年最新動向

海外M&A
タイにおける日本食市場の2024年最新動向

コロナ禍から復活最新のタイの飲食店事情日本M&Aセンターは、2021年11月にタイにて駐在員事務所を開設し、2024年1月に現地法人を設立いたしました。現地法人化を通じて、M&Aを通じたタイへの進出・事業拡大を目指す日系企業様のご支援を強化しております。ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら私自身は、2度目のタイ駐

TOB(株式公開買付け)とは?わかりやすく事例を紹介

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?わかりやすく事例を紹介

東京証券取引所の市場再編やPBR(株価純資産倍率)改善要請を背景に、成長を意識した買収、上場企業へのTOB(株式公開買い付け)の動きが活発化しています。本記事ではTOBの概要や主な流れ、メリット、企業事例をご紹介します。日本M&Aセンターでは、中小企業の成長戦略にフォーカスしたセミナーを開催しております。中堅・中小企業の成長戦略としてM&Aが注目されている現在、日本M&Aセンターが支援するレバレッ

ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

今回ご紹介するプロジェクトTの調印式の様子(左から、ダイナパック株式会社代表取締役社長齊藤光次氏、VIETNAMTKTPLASTICPACKAGINGJOINTSTOCKCOMPANYCEOTranMinhVu氏)ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら私はベトナムの優良企業が日本の戦略的パートナーとのM&Aを通じて

シンガポールに代わる地域統括拠点 マレーシアという選択肢

海外M&A
シンガポールに代わる地域統括拠点 マレーシアという選択肢

ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら人件費、賃料、ビザ発行要件、すべてが「高い」シンガポールASEANのハブと言えば、皆さんが真っ先に想起するのはシンガポールではないでしょうか。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、シンガポールでは87社の統括機能拠点が確認されています。東南アジアおよび南西アジア地域最大の統括拠

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

「買収・クロスボーダーM&A・子会社」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年12月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31

月別M&Aニュース

注目ニュースワード