会社売却先シミュレーション

BuySell Technologies、ブランド品・貴金属リユース事業のむすびを買収へ

更新日:

株式会社BuySell Technologies (7685 ) は、株式会社むすび(神奈川県横浜市)の株式を取得し、子会社化することを検討するため、むすび社との間で株式取得に関する基本合意書を締結することを決議した。

バイセルグループは、買取・販売の循環を実現する総合リユースサービスを提供する。出張訪問買取サービス「バイセル」のほか、買取店舗の「バイセル」の出店を強化している。

またM&Aにより、日本全国の百貨店内に「総合買取サロン タイムレス」を展開する株式会社タイムレス、FC店舗を中心に「Reuse Shop WAKABA」を運営する株式会社フォーナイン、高級ブランド品の買取・販売に強みを持つ「ブランドピース」を運営する株式会社日創がグループに加わり、グループ店舗数は273(2023年12月末現在)と急拡大をしている。

むすび社は、2017年に設立。ブランドバッグや時計、ジュエリー・貴金属など様々な商品の買取りを行う買取店舗「買取むすび」を全国に45店舗展開する(2023年10月現在)。大規模ショッピングモール等の商業施設への出店を中心とした店舗開発と充実した人材育成プログラムの効果によるリピート顧客の獲得等を強みとして業容を拡大してきた。

BuySell Technologiesは本株式取得を通じ、グループの買取チャネルの強化、グループ店舗の連携による展開エリアや店舗数の拡大に加えて当社によるマーケティング支援等により、むすび社の更なる規模拡大が期待できると判断し、基本合意書を締結のうえ、子会社化に向けた検討を開始することとした。

・今後の予定
株式譲渡契約締結日 2024年2月中旬
株式譲渡実行日   2024年3月中旬~下旬

その他小売業界のM&A・事業承継の動向はこちら

この企業に関連するM&Aニュース

バイセル、「買取 福ちゃん」運営などリユース7社を保有するレクストHDを子会社化

株式会社BuySellTechnologies(7685)は、レクストホールディングス株式会社(大阪府大阪市、以下「レクストHD社」)の発行済株式の一部を取得するとともに、BuySellTechnologiesを株式交換完全親会社、レクストHD社を株式交換完全子会社とする簡易株式交換を実施することを決定した。また、レクストHD社は、複数の事業子会社等を傘下に収める純粋持株会社であり、主要事業である

BuySell Technologies、日創を子会社化へ

株式会社BuySellTechnologies(7685)は、株式会社日創(大阪府大阪市)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。BuySellTechnologiesは、着物・ブランド品等リユース事業を行っている。出張訪問買取サービス「バイセル」等の買取事業、リユースセレクトショップを展開する販売事業等を展開している。日創は、「ブランドピース」のブランド名で大阪を中心に国内5店舗の運営や出

BuySell Technologies、ブランドバッグなどの買取店舗を展開するフォーナインを子会社化へ

株式会社BuySellTechnologies(7685)は、株式会社フォーナイン(東京都千代田区)の株式を取得し、子会社化することを決定した。BuySellTechnologiesは、買取・販売を行う総合リユースサービスを提供している。出張訪問買取サービス・買取店舗の「バイセル」、百貨店内では「総合買取サロンタイムレス」を展開している。フォーナインは、フランチャイズ事業、リユース事業を行っている

BuySell Technologies、ブランド品買取・販売とオークション事業を行うダイヤコーポレーションと株式交換、完全子会社化へ

株式会社BuySellTechnologies(7685)は、株式会社ダイヤコーポレーション(東京都渋谷区、ダイヤ社)の発行済株式の一部を取得するとともに、BuySellTechnologiesを株式交換完全親会社、ダイヤ社を株式交換完全子会社とする簡易株式交換を実施することを決定し、株式譲渡契約及び株式交換契約を締結した。ダイヤ社は、会社分割によりコスメ事業を切り離し、会社分割後のリユース事業を

この記事に関連するタグ

「買収」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

TOB(株式公開買付け)とは?TOB(Take-OverBid)は株式公開買付けのことで、買付け価格や期間などを公表して株主から株式を売却するよう呼びかけ、買付ける手法を指します。一般的に買付け価格や市場価格より高く設定され、株主は市場価格よりも高く株式を売却できる可能性があります。他の企業を買収、組織再編する場合や、MBO(経営陣による買収)で非上場化する場合などに用いられます。TOBを仕掛ける

ロングリストとは?M&Aにおける活用方法、ショートリストとの違いを解説

M&A実務
ロングリストとは?M&Aにおける活用方法、ショートリストとの違いを解説

M&Aの重要なプロセスの一つが、M&Aの対象候補となる企業の選定と絞り込みです。このプロセスにおいて、大切な役割を果たすのが今回紹介するロングリストです。本記事ではロングリストの概要や重要なポイントを解説します。ロングリストとは?ロングリストとは、M&Aの初期段階においてターゲット候補となる企業を一定の条件で絞り込みを行い、作成された候補企業リストです。M&Aの提案候補をなるべく広く検討するため、

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。まずは、買収の希望条件を登録してみませんか?法人の買収をご検討の方は、希望条件(地域、業種など)を登録することで、条件に合致した譲渡案件のご提案や新着案件情報を受け取ることができます。まずは登録から

個人も会社を買う時代。個人M&Aのメリット・注意点をわかりやすく解説

M&A全般
個人も会社を買う時代。個人M&Aのメリット・注意点をわかりやすく解説

法人だけでなく個人による買収の動きが活発化しています。本記事では個人、法人が会社を買うメリット、注意点についてご紹介します。まずは、買収の希望条件を登録してみませんか?法人の買収をご検討の方は、希望条件(地域、業種など)を登録することで、条件に合致した譲渡案件のご提案や新着案件情報を受け取ることができます。まずは登録から始めてみませんか?買収希望条件を登録してみる(無料)この記事のポイント個人M&

M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A全般
M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A業界の経験豊富な2人が、世の中の企業のM&Aニュースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は「2024年のM&Aニュースの振り返りと2025年のM&A動向の予測」をテーマに解説します。※本記事はYouTube動画の内容を編集してご紹介します。解説のポイント2024年のM&A市場は大きく変化し、特にTOBやMBO案件が目立つ年であった。特に「同意なき買収提案」が多く見られた。第一生

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。バイアウトとは?バイアウト(BuyOut)とは、経営再建による事業継続や収益向上を目的に、経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法を指します。一般的には、企業の経営陣や従業員が自身の資金や外部の投資

「買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年1月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード