会社売却先シミュレーション

SCSK、サイバーセキュリティに係るセキュリティサービス開発・販売事業などを子会社のSCSKセキュリティに承継

更新日:

SCSK株式会社(9719) は本日開催の取締役会において、2024年4月1日を効力発生日(予定)として、サイバーセキュリティに係るセキュリティサービス開発・販売事業およびセキュリティ製品販売事業を会社分割(簡易吸収分割)により、完全子会社であるSCSKセキュリティ株式会社に承継させることを決議した。 SCSKを分割会社とし、SCSKセキュリティを承継会社とする簡易吸収分割。

SCSKは、ITコンサルティング、システム開発、検証サービス、ITインフラ構築、 ITマネジメント、ITハード・ソフト販売、BPO等のサービス提供を行う。

SCSKセキュリティは、セキュリティサービス開発・販売 (コンサルティング、脆弱性診断/ 評価、トレーニング等) セキュリティ製品販売を行う。

・会社分割の目的
昨今、企業や組織がデジタル化を進めるにつれて発生する新たなセキュリティリスクをコントロールすることが重要となってきている。一方で、巧妙かつ高度な手法を駆使した新たなサイバー攻撃が継続的に発生しており、企業や組織はサイバーセキュリティの専門人材が不足している中で、永続的かつ効率的なセキュリティ対策が求められている。

これまでSCSKはサイバーセキュリティに係る評価・分析・構築・運用・セキュリティコンサルティングなどの「セキュリティサービス開発・販売事業」、プロダクトベンダーの先進技術を活用した「セキュリティ製品販売事業」を長年提供してきた。このたびSCSKは、永続的かつ効率的なセキュリティ対策を必要とする企業や組織のセキュリティリスクを低減するとともに、投資効果を最大化させ安心・安全な社会を実現していくことを目的に、セキュリティ事業の専業化に向けた準備会社を2023年8月に設立、前述の両事業で培った知見を集約し、当該事業を、本会社分割により、SCSKセキュリティへ承継することとした。

・今後の予定
本会社分割の効力発生日  2024年4月1日

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A・事業承継の動向はこちら

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

SCSKに関連するM&Aニュース

SCSK、ネットワンシステムズへのTOBが成立 子会社化へ

SCSK株式会社(9719)による、ネットワンシステムズ株式会社(7518)の公開買付け(TOB)が、2024年12月18日をもって終了した。応募株券等の総数(63,304,886株)が買付予定数の下限(52,960,600株)以上となったため成立している。また、ネットワンシステムズは現在、東京証券取引所プライム市場に上場しているが、所定の手続を経て、上場廃止となる見込み。本公開買付けの結果、20

SCSK、ネットワンシステムズへTOB

SCSK株式会社(9719)は、ネットワンシステムズ株式会社(7518)の株式を、公開買付け(TOB)により取得すると発表した。ネットワンシステムズは、TOBに対して賛同を表明しており、TOB完了後は上場廃止となる見通し。SCSKは、法人向けにITインフラ・アプリケーション開発およびシステム販売等を行っている。ネットワンシステムズは、情報インフラ構築や関連サービスおよびICT利活用ノウハウの提供を

SCSK、システム運用事業を子会社のSCSKシステムマネジメントに承継

SCSK株式会社(9719)は、システム運用事業を会社分割(簡易吸収分割)により、完全子会社であるSCSKシステムマネジメント株式会社(東京都江東区)に承継させることを決定した。SCSKを分割会社とし、SCSKシステムマネジメントを承継会社とする簡易吸収分割方式。SCSKは、ITサービス業界おいて、基幹システムやその周辺システムを中心にシステム構築をはじめとするサービス提供している。SCSKシステ

トレードワークスとSCSKが資本業務提携へ

株式会社トレードワークス(3997)は、SCSK株式会社(9719)との資本業務提携と、SCSKに対する第三者割当を決定した。トレードワークスは、金融ソリューション事業、デジタルコマース事業、FXシステム事業(ワークステクノロジー)を行っている。SCSKは、ITサービス業界おいて、基幹システムやその周辺システムを中心にシステム構築をはじめとする様々なサービス提供している。本資本業務提携の目的トレー

SCSK、持分法適用関連会社のダイアモンドヘッドと子会社のSCSKプレッシェンドを吸収合併

SCSK株式会社(9719)は、持分法適用関連会社であるダイアモンドヘッド株式会社(東京都港区)を存続会社とし、連結子会社であるSCSKプレッシェンド株式会社(東京都江東区)を消滅会社とする吸収合併に係る基本方針を決定した。本合併により、ダイアモンドヘッドはSCSKの連結子会社となる予定。ダイアモンドヘッドは、ECサイトのデザイン制作、ECシステムの提供、EC周辺システムの開発/提供、フルフィルメ

この記事に関連するタグ

「会社分割・吸収分割」に関連するコラム

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。この記事のポイント買収は他企業の株式を取得し経営権を獲得する手法であり、迅速な事業展開が可能である。合併や子会社化と異なり、買収は株式の過半数以上を取得することで行われ、敵対的買収と友好的買収の2種類が存在する。買収の目的は売上拡大や事業多角

分社化するメリットとは?子会社化との違い、ポイントを詳しく解説

M&A全般
分社化するメリットとは?子会社化との違い、ポイントを詳しく解説

分社化とは?分社化とは、複数の事業を持つ企業が事業の一部を切り離し、独立した会社を作ることを指します。切り離された事業は、子会社や関連会社として運営されます。分社化する方法には会社分割(新設分割・吸収分割)や事業譲渡などの方法があります。分社化は企業の規模に関わらず、専門性の強化、迅速な事業展開などを目的に行われています。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化す

会社分割とは?事業譲渡との違い、種類やメリットについて解説

M&A全般
会社分割とは?事業譲渡との違い、種類やメリットについて解説

会社分割とは?会社分割とは、会社の一部または全ての事業を切り離し、別会社に移転するM&A手法です。多くの場合、第三者に事業を継承してもらい、企業再編を図るために用いられます。会社分割の対象となる事業が抱える義務や権利は、移転先の会社に全て引き継がれるのが特徴です。移転先は新設会社・既存会社の2つが考えられ、それぞれ名称が異なります。新設した会社に移転するのが「新設分割」、既存会社に事業を移転するの

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年1月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード