会社売却先シミュレーション

オプティマスグループ、オーストラリアの自動車総合物流会社 Autocare社を買収

更新日:

株式会社オプティマスグループ (9268) は、2024年2月1日開催の取締役会において、オーストラリアの自動車総合物流会社 Autocare Services Pty Ltd(オーストラリア・ビクトリア州、以下「Autocare社」)の株式100%を、100%子会社であるOptimus Group Australia Ply Ltdが取得する株式取得契約の締結について決議した。

オプティマスグループは、中古自動車の仕入から、清掃・整備、検査・検疫、通関、海上輸送、さらに現地での整備・車検にいたるまでの各プロセスを、グループのバリューチェーンで一貫して担う。

Optimus Group Australia Pty Ltd は、オプティマスグループのオーストラリア地域における子会社統括会社。

Autocare社は創業60年以上、メルボルンに本社を持つオーストラリア最大級の自動車総合物流企業。オーストラリアの全ての主要港地域に戦略的な事業拠点を展開し、大手自動車メーカーを含む輸入自動車の入港後の輸送や保管を行う。これらに加え、保管倉庫、清掃、検疫、通関手続き、納車前の整備・点検・メンテナンスなど、オーストラリア全土の自動車販売顧客への新車納車までの付帯サービスも幅広く手掛けている。

・株式取得の目的
オプティマスグループが本株式取得契約通りにAutocare社株式の取得が完了し、連結子会社化することにより、オーストラリアにおける事業領域の拡大と同市場に適したバリューチェーンの構築を図る。昨年買収した新車ディーラーのAUTOPACT社や中古自動車の輸入・販売をはじめとした既存事業との連携により、オーストラリアモデルの構築を加速することが可能となる。

オプティマスグループが持つ知見、ノウハウ、経営資源を活かしつつ、Autocare社とのシナジー効果を最大化するとともに、グループの経営効率を高めていく。また、オーストラリアにおける自動車市場のニーズの深化に応えるべく革新的なソリューションを提供し、長期的な価値の創造と事業の成長を目指す。

・今後の予定
株式取得日 2024年4月1日

オプティマスグループに関連するM&Aニュース

オプティマスグループ、ニュージーランド子会社のAuto Traderの株式を追加取得

株式会社オプティマスグループ(9268)は、100%子会社のOptimusGroupNewZealandLtd.を通じて、連結子会社のAutoTraderMediaGroupLtd(ニュージーランド、以下:AutoTrader)の株式を追加取得した。本取得は、2023年11月28日にAutoTraderを取得した際の株式取得契約に基づいて行われる。オプティマスグループは、中古自動車の仕入事業及び輸

オプティマスグループ、自動車販売会社のオーストラリアFerntree Gully Auto Salesを買収

株式会社オプティマスグループ(9268)は、オーストラリア子会社であるAutopactPtyLtd(オーストラリア、以下:Autopact)が、FerntreeGullyAutoSalesPtyLtd(オーストラリア・ヴィクトリア州、以下:CDMotorGroup)の株式100%を取得する株式取得契約の締結について発表した。Autopactは、オーストラリア東部3州でマルチブランドの新車を展開する

オプティマスグループ、オーストラリア子会社Autopactの株式を追加取得

株式会社オプティマスグループ(9268)は、オーストラリア子会社を通じて、オプティマスグループ連結子会社のAutopactPtyLtd(オーストラリア、以下:Autopact)の株式を追加取得した。本取得は、2023年11月24日にAutopactを取得した際に締結した株式取得契約に基づいて行われ、これにより、当社グループは、Autopactのほぼ100%の議決権を所有することになった。オプティマ

オプティマスグループ、豪州の自動車販売会社AUTOPACT PTY LTDの株式取得へ

株式会社オプティマスグループ(9268)は、オーストラリアにおける自動車販売会社AUTOPACTPTYLTD(オーストラリアクイーンズランド州、以下AUTOPACT社)の株式取得契約締結を決定した。オプティマスグループは、貿易事業、物流事業、サービス事業、検査事業を行うグループ会社の経営管理を行っている。AUTOPACT社は、オーストラリア東部3州で長期にわたり新車販売を展開する大手自動車ディーラ

オプティマスグループ、子会社を通じて豪Blue Flagの株式を追加取得、連結子会社化へ

株式会社オプティマスグループ(9268)は、BlueFlagPtyLtd(オーストラリア・メルボルン)の株式の20%を、オプティマスグループ完全子会社であるOptimusGroupAustraliaPtyLtd(オーストラリア・シドニー)が追加取得することを決定した。これにより、オプティマスグループのBlueFlagの株式保有割合は、40%から60%となる。BlueFlagは、オプティマスグループ

この記事に関連するタグ

「買収・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

企業買収、組織再編、MBOのニュースで株式公開買付け(TOB)を目にする機会が急増しています。本記事ではTOBの概要、メリット・デメリット、事例についてご紹介します。この記事のポイントTOBは、対象企業の経営権取得を目的に、株主から株式を大量に買い付ける手法で、買付者が価格や期間を公告する。TOBのメリットは、買付者が計画的に買付けを行いやすく、株主は市場価格より高い価格で売却できる点がある。TO

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。バイアウトとは?バイアウト(BuyOut)とは、経営再建による事業継続や収益向上を目的に、経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法を指します。一般的には、企業の経営陣や従業員が自身の資金や外部の投資

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

ベトナムの成長企業が日本の業界大手企業と戦略的資本提携を実施日本M&AセンターInOut推進部の河田です。報道にもありましたように、河村電器産業株式会社(愛知県瀬戸市、以下「河村電器産業」)が、DuyHungTechnologicalCommercialJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DH社」)およびDHIndustrialDistributionJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DHID社」)の株

「買収・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手がM&Aを行う目的

買い手がM&Aを行う目的

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年2月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
2526272829

月別M&Aニュース

注目ニュースワード