事業承継セミナー

JMDC、子会社ハビタスケアを吸収合併

更新日:

株式会社JMDC(4483)は、2024年2月21日の取締役会において、2024年4月1日を効力発生日として、完全子会社である株式会社ハビタスケア(東京都港区)を吸収合併することについて決議した。

JMDCは、ヘルスビッグデータ事業を行う。
ハビタスケアは、生活習慣病改善のソリューション/サービス開発・提供を行う。

【吸収合併の目的】
JMDCは、2020年よりハビタスケアを子会社化している。ハビタスケアは、多くのアカデミアとの協力体制を基盤に、生活習慣病改善のソリューション/サービスの開発・提供を行っており、グループ参画後も「2型糖尿病重症化予防に向けたオンライン主体の教育・体験型プログラム」をアカデミアと共同開発する等の実績を有する。

JMDCは、ハビタスケアの有する知見を活用したソリューション/サービスを、企業や健康保険組合、自治体等の多様な事業領域へとより一層提供を加速させるべく、吸収合併を行うこととした。

【今後の予定】
合併効力発生日  2024年4月1日

医療関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

医療関連サービス業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、医療関連サービス業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

JMDCに関連するM&Aニュース

JMDC、国保向け特定健診事業のキャンサースキャンを買収

株式会社JMDC(4483)は、2023年12月28日の取締役会において、株式会社キャンサースキャン(東京都品川区)の株式を取得し、子会社化することについて決議した。JMDCは、医療統計データサービスを行う。キャンサースキャンは、国保向け特定健診事業(通知勧奨事業)等を行う。JMDCは本件株式取得によりキャンサースキャンを子会社化することで、キャンサースキャンが有する自治体における強固な顧客基盤を

オムロン、医療データを扱うJMDCにTOB

オムロン株式会社(6645)は、株式会社JMDC(4483)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。買付け等の価格は、普通株式1株につき5,700円。買付予定数は15,000,000株、買付予定数の下限は12,036,700株で、買付代金は最大で855億円を見込む。オムロンは、制御機器、ヘルスケア、社会システム、電子部品などを提供する電気機器メーカー。JMDCは、医療統計デー

EMシステムズ、JMDCからユニケソフトウェアリサーチ及び管理目的会社の全株式取得へ

株式会社EMシステムズ(4820)は、業務提携先である株式会社JMDC(4483)から株式会社ユニケソフトウェアリサーチ(東京都港区)およびその管理目的会社(以下ユニケ)の全株式を取得することを決定した。取得価格は、1,343百万円。EMシステムズは、医療、介護/福祉業界向けのシステム開発・販売・保守を行っている。JMDCは、医療統計データサービスの提供を行っている。2020年9月より、EMシステ

JMDC、完全子会社リアルワールドデータを再編へ

株式会社JMDC(4483)は、2023年7月3日付で完全子会社のリアルワールドデータ株式会社(京都府京都市、以下現リアルワールドデータ社)の会社分割により株式会社リアルワールドデータ(以下新会社)を設立し事業を一部移管すること、および分割後の現リアルワールドデータ社をJMDCが吸収合併することを決めた。JMDCを存続会社とする吸収合併方式で、現リアルワールドデータ社は解散する。JMDCは、医療統

JMDC、診療情報等のデータベース構築事業を行うリアルワールドデータの株式取得、子会社化へ

株式会社JMDC(4483)は、リアルワールドデータ株式会社(京都市中京区)の株式を取得し、子会社化することを決定した。議決権所有割合は92.67%となる。JMDCは、医療統計データサービス事業を展開している。保険者支援サービス、健康情報プラットフォーム「PepUp」の運営、医療ビッグデータの提供などを行っている。リアルワールドデータは、診療情報、学校健診・乳幼児健診・妊婦健診情報などのデータベー

この記事に関連するタグ

「吸収合併・合併」に関連するコラム

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。吸収合併とは?吸収合併は、存続会社に消滅会社のすべての権利義務を包括的に承継させる合併手法の1つです。より効率的な経営を目指し、シナジー効果を創出することを目的に行われます。具体的には資産・負債や、取引先や従業員などが、消滅会社から存続会社へ包括的に承継されます。「包括的に承継される」とは、相続のように個々の承継手続きをとることなく、一

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。新設合併とは?新設合併とは、複数の組織や企業が合併し、新たな組織や企業を設立する合併手法です。一般的には、グループ内の企業を統合させることによるコスト削減や生産性の向上、事業規模の拡大などを目的に行われます。合併する複数の会社の法人格は消滅し

合併とは?買収との違い、種類やメリット・デメリット、事例を解説

M&A全般
合併とは?買収との違い、種類やメリット・デメリット、事例を解説

M&A(MergersandAcquisitions)は企業の合併・買収のことであり、「Mergers」が今回ご紹介する合併を指します。本記事では合併の概要や買収との違い、メリット・デメリット、必要な手続きなどについてご紹介します。合併とは合併とは、複数の組織や会社が法的に1つになることを指します。他のM&A手法と同様に、企業の成長力を高める目的で行われます。実務的には完全子会社化した後、一定の時

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。買収とは「買収」とは、他の企業の株式取得を通じて、経営権を獲得することを指します。新たに自社で事業を立ち上げる場合に比べて、既にその事業分野で実績のある企業を取得するため、スピーディーに展開できる点が特徴です。買収をご検討の方は、希望条件(地

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。コングロマリットとはコングロマリット(conglomerate)とは、異なる業種や産業に属する複数の企業が経営統合を行い、1つの大きな企業グループを形成することを指します。コングロマリットは、さまざまな事業分野

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年2月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
2526272829

月別M&Aニュース

注目ニュースワード