RPAホールディングス子会社のRPAテクノロジーズ、Tungsten Automation Japanから事業を譲受け
RPAホールディングス株式会社(6572)の子会社で、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)/Digital Labor(仮想知的労働者)のベーステクノロジーを提供するRPAテクノロジーズ株式会社(東京都港区)は、Tungsten Automation Japan株式会社(東京都千代田区)からの事業譲渡を受け、Tungsten TotalAgility(以下「TTA」)の日本国内での販売を開始する。
RPAテクノロジーズは、RPA、AIを活用した情報処理サービス業 、コンサルタント業務、BizRobo!を活用した新規事業開発・推進を行う。
Tungsten Automationは、40年の信頼を誇るインテリジェント ワークフロー自動化ソリューションの世界的リーダーであり、32 か国に 2,200 人の従業員のチームを擁し、25,000 以上の世界中の顧客にサービスを提供する。
事業譲渡の背景
RPAテクノロジーズは日本におけるRPA(Robotic Process Automation)ベンダーの先駆けとして、2008年10月よりKofax社(現:Tungsten Automation社)のRPA製品を日本国内向けに改良した「BizRobo!」を提供してきた。
導入規模やユーザー環境にあわせたライセンス展開、IT初心者でもロボット開発に安心して取り組めるe-ラーニングやユーザーコミュニティといったサポートコンテンツの充実、様々な業界・地域に精通したパートナーとの連携などが支持され、現在では2,700社以上の企業に「BizRobo!」シリーズが導入・活用されている。
このたび、上記のようなユーザー伴走型のテクニカル/ビジネスサポートを日本国内における「Tungsten RPA (旧:Kofax RPA)」ユーザーにも提供し、より迅速かつ効率的な支援を実現するため、Tungsten Automation Japanからの事業譲渡を受け、Tungsten RPAを含む、Tungsten Automation社のインテリジェントオートメーション関連製品のユーザーに対するライセンス提供および保守サポートの対応をRPAテクノロジーズへ引き継ぐことになった。
また本件に伴いRPAテクノロジーズでは、国内企業向けにTTAの取り扱いを開始する。BizRobo!とTTAを連携して使用することにより、ユーザーの皆様の業務・コスト削減に留まらず、収益拡大を支援するなど、RPAが担っていたタスクオートメーションから、業務プロセス全体のオートメーション基盤となることにより、さらなる価値提供を行う。