タスキHD、資産コンサルティング事業のオーラを買収
株式会社タスキホールディングス(166A)は、、2024年4月22日開催の取締役会において、資産コンサルティングベンチャーの株式会社オーラ(東京都港区)の株式を取得し、子会社化することを決定した。
なお、オーラ社の資本金の額がタスキホールディングスの資本金の額の10%以上となるため、オーラ社はタスキホールディングスの特定子会社となる。
タスキホールディングスは、Life Platform事業、SaaS事業、Finance Consulting事業を営むグループ会社の経営方針策定及び経営管理等を行う。
オーラ社は、提案力・営業力を強みとした資産コンサルティング事業、空き家情報プラットフォーム事業を行う。
株式取得の理由
タスキホールディングスは不動産業界のDX化を推進し、業界特化型のテクノロジー活用を強みとする株式会社タスキ(東京都港区)と、東京都を中心に、レジデンスや商業ビル・物流施設などを手がける総合不動産デベロッパーである株式会社新日本建物の経営統合により誕生した。タスキホールディングスグループは中長期的な成長戦略の主要戦略の一つに「インオーガニック戦略」を掲げ、ライフプラットフォーマーとしてのさらなる成長を目指す。
タスキホールディングスは、社会のニーズに応え資産に関する幅広い課題の解決に取り組んでいくにあたり、タスキホールディングスグループのサービスの一層の充実・成長を実現するためには、さらなる組織体制の強化が必要であると考えている。
タスキホールディングスグループがオーラ社とともにサービスの多角化と提供価値の向上に取り組むことによって、人々の資産活用を促進し、不動産の適切な価値流通に寄与することができる。また、オーラ社のコンサルティングのなかで、個人資産家および企業オーナー等の富裕層に特化した多様なニーズに対応できるウェルスアドバイザリーサービスへの事業展開が強化される。
日本国内の富裕層数が増加していくなかで、資産形成や相続税対策ニーズも増加し、個人の資産形成に資するさらなる付加価値の提供に取り組むことがタスキホールディングスグループの企業価値向上と持続的成長を追求することになるものと判断し、本件株式取得を決定した。
取得株式数及び取得前後の所有株式の状況
(1)異動前の所有株式数:0株(議決権所有割合:-%)
(2)取得株式数:4,265,000株(議決権所有割合:71.1%)
(3)取得価額:株式会社オーラの普通株式 2,345百万円
デューデリジェンス費用等(概算額) 2百万円
合計(概算額) 2,347百万円
(3)異動後の所有株式数:4,265,000株(議決権所有割合:71.1%)
日程
(1)取締役会決議日:2024年4月22日
(2)契約締結日: 2024年4月22日
(3)株式取得実行日:2024年4月22日