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ゼネテック、コンピューターソフトウェア設計開発のフラッシュシステムズを買収

更新日:

株式会社ゼネテック(4492)は、2024年4月22日開催の取締役会において、株式会社フラッシュシステムズ(愛知県弥富市)の全株式を取得し、子会社化することを決議した。

ゼネテックは、システムソリューション事業、エンジニアリングソリューション事業、災害時位置情報を自動通知する「ココダヨ」アプリの開発・販売を行う位置情報ソリューション事業を展開している。

フラッシュシステムズは、コンピューターソフトウェアの設計開発等を手掛ける。

株式取得の目的

ゼネテックは、車載・家電・半導体製造装置など、ソフトウェアとハードウェアの技術要素を融合し開発を行うシステムソリューション事業、製造・物流など広い分野で活用できる3次元シミュレーションソフトウェア「FlexSim」や、切削加工の現場で世界で最も多く利用されている3次元CAD/CAM ソフトウェア「Mastercam」などを販売するエンジニアリングソリューション事業、位置情報を活用した災害自動通知システム「ココダヨ」などで人々の安心・安全を提供するGPS事業の3つを事業の柱としている。

ゼネテックとしては、さらなる企業価値の向上と事業成長に向けて高付加価値なサービスの強化を進めており、2023年5月に発表した中期経営計画(2023~2025年度)では「ものづくり領域でのDXソリューション強化」を事業成長戦略の一つとして掲げ、高付加価値なPLM事業の推進をその重点施策としている。

2008年5月に設立されたフラッシュシステムズは、これまでに製造業向けの生産管理システムや制御システムなどのソフトウェア開発に携わってきており、とりわけゼネテックが推進しているPLMソフトウェアであるPTC 社「Windchill®」に知見および技術を保有している。

本株式取得は、PLM事業をゼネテックの成長ドライバーとする上で有用なものであり、システム開発における技術・ノウハウ共有およびゼネテックグループ内での人材交流等を通じて早期にシナジー効果を生み出せるものと考えている。

取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式数の状況

(1) 移動前の所有株式数:0 株(議決権の数:0 個)(議決権所有割合:0%)
(2) 取得株式数:200 株
(3) 取得価額:
  株式取得価格 355 百万円
  アドバイザリー費用等 29 百万円
  合計 384 百万円
  取得価額は、外部専門家による財務及び法務に関する適切なデュー・デリジェンスを行い、
  金額の公平性を期すため第三者算定機関による株式価値算定をもとに相手先と協議のうえ、
  決定している。
(4) 移動後の所有株式数:200 株(議決権の数:200 個)(議決権所有割合:100%)

日程

(1) 取締役会決議日:2024年4月22日
(2) 契約締結日:2024年4月22日
(3) 株式譲渡実行日:2024年4月23日(予定)

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