会社売却先シミュレーション

アドベンチャー、SIMカード・eSIM事業のマレーシアHELLO1010と通信事業のシンガポールUR COMMUNICATIONSを買収

更新日:

株式会社アドベンチャー(6030)は、2024年5月13日開催のアドベンチャー取締役会において、アドベンチャーの連結子会社であるAdventure APAC Pte. Ltd.(シンガポール、以下「APAC」)を増資し、当該子会社がHELLO1010 SDN. BHD(マレーシア、以下「HELLO」)及びUR COMMUNICATIONS PTE LTD.(シンガポール、以下「UR」)の2社の株式を取得することについて決議した。

アドベンチャーは、コンシューマ事業(航空券等販売サイト「skyticket」の運営)、 投資事業を行う。

APACは、旅行事業、投資事業、海外子会社管理を行う。

HELLOは、SIMカード/eSIM事業、主にマレーシア国内にて海外旅行者向けのSIMカード/eSIMの販売を行う。

URは、通信事業をメインに、ポケットWiFiのレンタル及び販売、SIMカードやeSIMの販売を行う。

子会社の増資及び株式取得の理由

アドベンチャーグループのアジア圏における旅行事業を強化するため。なお、本株式取得に当たっては、APACにSGD8百万を増資し、その後HELLO及びURの株式を取得する。

取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況

■HELLO (1)異動前の所有株式数:0株(議決権所有割合:0%) (2)取得株式数    :100,001株 (3)取得価額     :当該会社の普通株式 MRY10,000,000(328百万円)              アドバイザリー費用等(概算額)43百万円              合計(概算額) 371百万円 (4)異動後の所有株式数:100,001株(議決権所有割合:100.00%)

■UR (1)異動前の所有株式数:0株(議決権所有割合:0%) (2)取得株式数    :880,000株 (3)取得価額     :当該会社の普通株式 SGD3,000,000(345百万円)              アドバイザリー費用等(概算額)40百万円              合計(概算額) 385百万円 (4)異動後の所有株式数:880,000株(議決権所有割合:100.00%)

日程

(1)取締役会決議日:2024年5月13日 (2)契約締結日  :2024年5月13日(予定) (3)株式譲渡実行日:2024年7月1日(予定)

ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中

インターネット関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

インターネット関連サービス業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、インターネット関連サービス業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

アドベンチャーに関連するM&Aニュース

アドベンチャー孫会社のLALALA Plus、同じく子会社のQuesquを吸収合併へ

株式会社アドベンチャー(6030)は、孫会社である株式会社LALALAPlus(東京都渋谷区、以下「LALALA」)が、アドベンチャーの子会社である株式会社Quesqu(東京都渋谷区)を吸収合併することを決定した。LALALAを存続会社とし、Quesquを消滅会社とする吸収合併方式。LALALAは、オーストラリア、カナダを中心に各国へ正規・語学サービスを提供している。Quesquは、子会社管理等を

アドベンチャー、正規・語学留学サービス提供のLALALA Plusを傘下に持つQuesquを買収

株式会社アドベンチャー(6030)、2024年5月13日開催のアドベンチャー取締役会において、株式会社Quesqu(神奈川県横浜市)の株式を取得し、子会社化することについて決議した。なお、本株式取得に伴い、Quesquの完全子会社である株式会社LALALAPlus(東京都渋谷区、以下「LALALA」)は、アドベンチャーの孫会社となる。アドベンチャーは、コンシューマ事業(航空券等販売サイト「skyt

アドベンチャーのシンガポール子会社Adventure APAC、同国Silkway Travel Asiaを買収

株式会社アドベンチャー(6030)は、2024年3月28日開催の同社取締役会において、同社の連結子会社であるAdventureAPACPte.Ltd.(シンガポール、以下「APAC」)が、SilkwayTravelAsiaPteLtd.(シンガポール、以下「SWTA」)の株式を取得することについて決議した。APACは、旅行事業、投資事業、海外子会社管理を行う。SWTAは、旅行代理店およびツアーオペ

アドベンチャー、アヤベックスを子会社化へ

株式会社アドベンチャー(6030)は、アヤベックス株式会社(京都府綾部市)の株式を取得し、子会社化することを決定した。アドベンチャーは、総合旅行予約サイト「skyticket」等を中心に事業を運営している。アヤベックスは、インバウンドの手配や予約、パッケージツアーの提供等を行うランドオペレーター事業を行っている。アドベンチャーは、インバウンド需要の回復・拡大を見込み、両社間でのホテル仕入の相互補完

アドベンチャー、旅工房の第三者割当増資を引受け子会社化へ

株式会社アドベンチャー(6030)は、株式会社旅工房(6548)が実施する第三者割当増資の引受により同社株式を取得し、連結子会社とすることを決定した。アドベンチャーは、総合旅行予約サイト「skyticket」等を中心に事業を運営している。旅工房は、主に日本国内の個人顧客をターゲットにオンラインでの海外向けを中心とするパッケージ旅行の企画・販売、航空券の販売、宿泊手配、オプショナルツアーの手配等を行

この記事に関連するタグ

「買収・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

海外M&A
インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

こんにちは、ジャカルタの安丸です。2025年におけるインドネシアのマクロ的な展望につき、私見を交えて解説させていただきます。(今回のこのコラムは、2025年1月8日に作成しています。)2024年の振り返り最初に2024年にインドネシアで起こった重要なイベントを、簡単に振り返ってみたいと思います。2024年はインドネシアにとって、重要なイベントが目白押しの1年でした。新大統領の就任10年振りの大統領

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A全般
M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A業界の経験豊富な2人が、世の中の企業のM&Aニュースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は「2024年のM&Aニュースの振り返りと2025年のM&A動向の予測」をテーマに解説します。※本記事はYouTube動画の内容を編集してご紹介します。解説のポイント2024年のM&A市場は大きく変化し、特にTOBやMBO案件が目立つ年であった。特に「同意なき買収提案」が多く見られた。第一生

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

企業買収、組織再編、MBOのニュースで株式公開買付け(TOB)を目にする機会が急増しています。本記事ではTOBの概要、メリット・デメリット、事例についてご紹介します。この記事のポイントTOBは、対象企業の経営権取得を目的に、株主から株式を大量に買い付ける手法で、買付者が価格や期間を公告する。TOBのメリットは、買付者が計画的に買付けを行いやすく、株主は市場価格より高い価格で売却できる点がある。TO

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

「買収・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年5月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード